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玄い女神
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玄い女神の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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読んでいる最中、米澤穂信の「王とサーカス」を思い出していました。舞台は日本ですが、なぜかインドの地にいた読後感です。 作者も明言しているように、本作は建築より人物がメインでした。ページ数も講談社ノベルス版で300前後と読みやすいです。 ミステリにおいてはトリックや犯人当てより、物語そのものを楽しみたい私にとっては、面白い作品でした。 | ||||
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読み終えてみると、色々とネタを仕込んでおり中々面白くしようと努力した形跡が見られるが、 いかんせん裏の裏をかくような展開を狙ったせいか空回りしてしまっている感があった あの手のネタを仕込んでおいて、でも犯人ではありませんとは何とも片手落ち 恒河館などと名前を付けておきながらただの普通の家というのも淋しい 探偵役の桜井も根暗なにーちゃんという感じで何とも魅力がない感じになってしまっている トリックはトリックといっていいのかというしょぼいもので、これを期待して買うレベルではない 総じてこのシリーズを集めている人以外にはかなりきつい内容だろう それでもまあ前作よりは読める内容かもしれない・・・・ | ||||
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そしてインドから来た美少年。これで一気に読む気が失せた人も多いだろう。 ちょっとBLが入っている。表紙を少女漫画風にしたなら、若い読者も 増えそうな気配はある。しかしながら、それだけではない。内田康夫の 旅情ミステリと綾辻行人の館ものを水で1/3に薄めて混ぜ合わせ、 渡辺典子が出てくるような角川ミステリにそそいだのが本作だ。 本格っぽいのだが、ある程度先が読めるのでトリックでそれほど悩むことはない。 多くの人が、やはりそうかと思うのではないだろうか。 ややゲイっぽい雰囲気と思い込みの激しそうな文章、登場する女性は ちょっとひどい描かれ方なので、それが鼻につかなければ楽しめるだろう。 それから文庫版は新書版あとがきも一緒についているので、ちょっぴりお得 かもしれない。 | ||||
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狩野都が建てた「恒河館」のオープニングパーティーに招かれた京介と、それに無理やりくっついて来た蒼。 だが都はそこで、京介を探偵役に、10年前インドで不審な死を遂げた恋人、橋場亜希人の死の真相を暴こうとしていて…… シリーズ2作目にして「異色作」と銘打たれている本編には、今回ほとんど建築は出てきません。 レギュラー陣もかなり欠席しており、出ているのは京介と蒼のみ。 それを楽しみに読んでいると、少し拍子抜けするかなあ、と思います。 あと、ちょっと前置きが長かったです。 変わり果てたカリの姿や、過去インドでなにが起こったか、などの描写がとても丁寧で、それはそれで不思議な雰囲気を醸し出してはいるのですが、結局どこに主軸を置いて読めばいいんだよ、というのがなかなか定まらず、入り込みにくかったです。 登場人物たちのカラーがころころ変わるのも少し痛かった。 ただ物語が進み始める後半戦になるとおもしろかったと思います。 それほど意表をついたラストではないですが、土砂降りの山中、という現在の時間と、10年前の灼熱のインド、という舞台が重なり合って幻想的でした。 細かい部分を気にしなければ楽しめると思います。 | ||||
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