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秋葉断層



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【この小説が収録されている参考書籍】
秋葉断層

秋葉断層の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

とても綺麗でした

ありがとうございます
秋葉断層Amazon書評・レビュー:秋葉断層より
4163919201
No.2:
(5pt)

まるでその事件現場にいる感覚

特命捜査対策室水戸部シリーズ三作目。
今回の舞台は秋葉原、以前の電気街を知って者なら、作者の文章がその景色が立体化します。秋葉原を知らなくても、巻頭の地図と合わせることで、その場所にいるような感覚になるはずです。
本作を一読後、前二作、地層捜査、代官山コールドケースを再読し、あらためて作者に魅了されています。
再捜査ものとして「時間」という壁があり、その壁を別の形で明らかにできるのでは、と思わせるエンディングにも、さすがと感じました。
秋葉断層Amazon書評・レビュー:秋葉断層より
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No.1:
(3pt)

地味で堅実な捜査の果てに

佐々木譲の著作を読むのは「北海道警察 11 警官の酒場」(2024/2月)以来になります。
 <特命捜査対策室>シリーズとしては「地層捜査」(2014/7月)がありましたが、シリーズ2作目?
 舞台は、秋葉原、万世橋署圏内。二十七年前に起こった轢き逃げ事件。当時三十八歳だった男性が死亡していました。単なる轢き逃げ事件であれば交通捜査課の担当のはずですが、被害者の姉からそれは単純な交通事故ではなく、強盗事件だったのではないか?との相談を受けることになります。<コールド・ケース>なのか?主人公、特命捜査対策室の水戸部は万世橋署の捜査員と共に話を聞きながら該当事案なのかどうか判断してほしいと依頼されます。
 果たして、それは本当に強盗事件なのかどうか?水戸部は、万世橋署交通課交通捜査係の巡査部長、柿本と共に捜査を開始します。
 タイトル通り、秋葉原界隈の街としての過去と現在が交錯しつつ、主に神田川から北のエリアがこのスリラーの主役と言ってもいい。時代も状況も異なりますが、「抵抗都市」で描写された東京も頭を掠めながら、しかしこのシリーズは本当に地味で堅実な捜査の果てに或る真相に辿り着くことになります。今回はかなり特異なエンディングだと思います。<コールド・ケース>と言えば、マイクル・コナリーのハリー・ボッシュ・シリーズを真っ先に想起してしまいますが、この国の一九九七年の事案であれば、これも致し方ないと思えるような終わり方と言えるのかもしれません。
 □「秋葉断層 特命捜査対策室」(佐々木譲 文藝春秋) 2024/11/25。
秋葉断層Amazon書評・レビュー:秋葉断層より
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