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(短編集)

五郎治殿御始末



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五郎治殿御始末の評価: 4.15/5点 レビュー 68件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 21~40 2/4ページ
No.48:
(3pt)

初めて

明治維新という時代の垣根をのり越えんとし、のり越えた名もなき侍の生きざまをえがいた短編集です。
時代小説はめったに目を通しませんが、非常に読みやすく、スラスラ進みます。
「函館証文」「西を向く侍」「遠い砲音」映画は感傷的であまり好きでないが「柘榴坂の仇討ち」がそこそこ良かったです。
お涙ちょうだいの「椿寺まで」美談にすぎる表題作「五郎治殿御始末」はダメでした。初めての浅田文学、こんなもんかという印象です。

※画像・プロフィールは無視してください
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.47:
(5pt)

期待以上

題材が通常の時代小説と違って、話の展開が早く、内容が期待以上でとても楽しめました。
五郎治殿御始末 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (中公文庫)より
4122059585
No.46:
(4pt)

優れた短編集

この文庫に収録された「柘榴坂の仇討」は映画にもなりましたが、小説の方が読者の想像力を掻き立てて、ますます良かったです。
時代にほんろうされるサムライのレクイエムとして堪能しました。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.45:
(5pt)

泣きました

幕末のいろんな事を血の涙を流しながら生きぬいた、本当に見事な御始末です。洟も涙もズルズルでしたが、心は晴やかでした。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.44:
(4pt)

取り残された元侍の生き様

長年続いた武士の世から、幕末と維新を経て、明治の世となる。
激動の時代のなか、劇的に運命を変えられた侍に焦点を当てた6つの短編。

主人公はだいたいが無名で下級かつ架空の武士。
侍の意地、苦悩、悲哀など、さまざまな生き様が描れている。

描かれた時代は明治初期がほとんどだが、
その内容はいつの時代でも共感できるものが多く
著者の筆力は見事というほかない。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.43:
(3pt)

幕末から明治への激動期に翻弄された武士たち。

時代が変わったからといって簡単に変えられるものではない。

だけど時代は流れてるんだから変わっていかなければならない。

幕末を生きた武士が明治に時代が変わってもそれぞれの生き方や信念を貫く物語の全6篇。
短編集だけに内容が物足りない部分や納得いかない部分もあるがまあまあ楽しめた。

政治家のお偉いさんは簡単に物事変えたりするけどそれに迷惑するのはいつの時代だも一般人。
五郎治殿御始末 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (中公文庫)より
4122059585
No.42:
(2pt)

なんとなく中途半端な印象の短編集です。

「蒼穹の昴」・「壬生義士伝」等の歴史小説の面白さには、誠に圧倒されました。しかし、この短編集は少々期待外れでした。いずれも明治初期のまだ、幕末の雰囲気の残る時代に、武士としての気概を失うまいとした男たちとその周囲を描いた6つからなる作品集ですが、「椿寺」と「柘榴坂の仇討ち」の2つ以外はなんとなく尻切れトンボというか、中途半端な内容のようにしか感じられません。説明不足というより、小説ですから描写が足りないとでも言えば良いのでしょうか・・・・やはりこの作家は長編小説でその本領が発揮出来るように思われます。
五郎治殿御始末 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (中公文庫)より
4122059585
No.41:
(1pt)

ありえないでしょう

柘榴坂の仇討、映画もつまらなかったがこの本もあり得ない駄作でした。
五郎治殿御始末 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (中公文庫)より
4122059585
No.40:
(5pt)

江戸時代の名残を残す明治初期の物語

明治時代の初期、パラダイムシフトを迫られた人々が新旧入り混じる価値観を抱きながら生き抜いた様を描いた作品。
現在の私たちの感覚につながるような、つながらないような、不思議な時代があった事が実感できる。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.39:
(4pt)

良かった

面白かった、あまり時代物は好きじゃないのだけど、最初柘榴坂の仇討ち短編を買って読んだら、ハマっちゃったので
この本を購入、短編集なので読みやすかったし面白かった。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.38:
(3pt)

浅田イズム健在

短編の妙味絶妙ながら、いま少し加筆があれば良いのでは・・・と若干消化不良感が残る。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.37:
(5pt)

明治は遠い?

明治は遠くなりにけり・・そんなこと言ってないで、今こそ明治時代の人々の気概を学ばねば。現代のこんなへなちょこ日本から見たら、明治の人々は尊敬に値する。明治維新は無血革命なんて言われているけど、明治時代の人の質の高さがあったからこそ、なしえた変革だった事に気付く一冊でした。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.36:
(4pt)

映画の原作なので

短編が映画化されるので読んで見ました。柘榴坂の仇討です。映画の脚本も良く出来ていたと思いますが、原作の色合いも良く出ています。良い本です。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.35:
(3pt)

少しものなりない

著者の作品集の中ではイマイチだが、柘榴坂の決闘は面白い、後吉右衛門と著者の対談も、面白くよめた。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.34:
(4pt)

思わず一気に読んでしまった

武士の時代物は当時の生活の様子や信条がとても良く
書かれていて物語の展開に引き込まれます。短編集で
大変読みやすかった。文章も時代を伺わせ味がある
表現でとてもl好感が持てます。難しい漢字もルビがあり
成程こうゆう漢字かあ~と納得しながら一気に読みました
程よい文庫本でした。他の時代劇物も読みたくなる気持ちに
させてくれました。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.33:
(4pt)

明治の御一新における不器用な武士たちの矜持

江戸から明治に代わる御一新において、劇的に環境が変わったのは武士だといわれる。特に、廃藩置県を中心とした、西欧化への大きな
流れの中で武士は信じられないくらいに多くの物を失った。自分自身も変わるように社会や周りが要求するが、変われない武士たち、何か
変えてはいけないものもあるのではないかと自問しながら、時代の流れに杭さすように立ち尽くす不器用な男たち。そういった武士たちの姿
を描いた短編集だ。
表題作の「五郎冶殿御始末」は、藩や、家族、そして自分自身の始末ばかりしてきた老武士が、孫を殺めて自分も死のうとしたときに商人の
老人に諌められ、その後立派に「始末」をつける話。老武士の運なき人生とその潔さに泣かされる。そして、映画化もされて注目されている
作品が「柘榴坂の仇討」。桜田門外の変で殿である井伊大老を殺害された武士が相手を探し、「仇討禁止令」が出た後に相手に出会う話
だが、仇討という自分の気持ちの整理のために妻や、色々なものを犠牲にした武士が取った道は。やはりこういった作品を書かせると浅田
次郎は超一級であることを見せつけた作品集である。
五郎治殿御始末 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (中公文庫)より
4122059585
No.32:
(5pt)

一生懸命に生きること

潔く、真っ直ぐに前を向いて生きていく心が、ひとをつないで行くことに気づかされた。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.31:
(5pt)

苦難の武士

180度替わった幕末維新の激動期に武士として終えたのはわずかで殆どの武士は荒波にのまれてしまった有様が
悲しく綴られていて、先人の努力が今日の日本を育てたのであると感謝する。
五郎治殿御始末 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (中公文庫)より
4122059585
No.30:
(5pt)

浅田次郎はやはりうまい。

どんな物語でも泣かせ所を入れ込む事ができる。啖呵を切らせるとこの人の右に出る人いないですね。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258
No.29:
(5pt)

言い様のない感動

幕末から明治維新にかけての動乱期を、人々はこのように過ごしたのかと考えさせられる短編小説です。人間の誇りや、優しさ、生きていくことのおもしろさやおかしさなどが混じりあって、現代にいきる私たちも見習わなければと感じることが多かったです。自分の出身地であるからかもしれませんが、彦根藩士と水戸藩士の仇討ちのくだりが、いちばん面白かったです。
五郎治殿御始末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:五郎治殿御始末 (新潮文庫)より
4101019258

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