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南極点のピアピア動画
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南極点のピアピア動画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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本作は以下の4編からなる連作小説です。 『南極点のピアピア動画』 『コンビニエンスなピアピア動画』 『歌う潜水艦とピアピア動画』 『星間文明とピアピア動画』 私は二コ動にもボーカロイドにもさして興味がありませんので、 正直『南極点の~』とか『コンビニエンスな~』はあまり面白いとは思えませんでした。 「なんだこれ、ほとんど趣味で書いてるだろ(笑)」★★★って感じです。 しかし『歌う潜水艦と~』で一気に面白くなり、 それぞれの話が絡みあって結末へ向かう『星間文明と~』で気持ち良く読了してしまいました。 「なンだこれ、面白いじゃないか!!」★★★★★に変更です。 初音ミクが実体化して、しかも増殖して世界にあふれる! 初音ミク大好き人間の夢想する未来はなんてHAPPYでバラ色なんでしょう!! 作中に『ふわふわの泉』と『涼宮ハルヒ』が出てきます。 『ふわふわ』読んでない方は読んでみましょう。 『ハルヒは』アニメ見てればOK、原作1巻読んでればOK、Wikiで調べてもOKレベルです。 | ||||
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著者の作品には等身大の身近な人物が主人公となり、活躍するストーリーが多い。いつの日にかこんな 時代が来るのだろうか、来たらいいのに・・・と思わせます。ほのぼのとした雰囲気と美しく青い透明 感のある宇宙が読む者の心を包む。清々しさをも覚える物語です。 | ||||
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表紙のライトノベル感を警戒してこれまで読みませんでしたが、大失敗でした。 読んでみると、いささかご都合主義的な面もありますが、アイデア満載のSFを楽しむことができました。 核となるアイデア(設定)を突き詰めて、科学/技術上の変革を想像する、まさに王道SFのひとつの典型例を示してくれていると思います。 | ||||
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タイトルに惹かれなかったので今まで敬遠してたけど、読み始めたら止まらないほどだった。 読む前:ピアピアってなんやねん!表紙の女の子は初音ミクのパクりか!? 読んだ後:まじ・・・天使・・・ | ||||
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お話にすぐ引き込まれました。ハードSF的な部分とちょっといい感じのラブストーリーにネットの皆さん。海外赴任中なので、祝日の前の夜に一気に読んでしまいました。ストーリーを思い出しながら寝ると楽しい夢が見られそうです。 | ||||
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南極、コンビニ、潜水艦ときて、最後の星間文明で話が繋がり一気に畳み掛ける感じが最高に気持ちがいい。 久々に胸踊る夢のある話だった。 | ||||
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世の中の役にたたなさそうなことを全力でやり遂げる。不真面目な感じはするが、それを有人宇宙飛行から宇宙エレベーター、そして星間生命体とのファーストコンタクトまで、SFの世界で真面目に取り組んだのが本作品である。馬鹿馬鹿しい突飛な物語である。しかし、冷静に考えると、どれも現実に起こりそうな世界を物語っているようにも感じる。登場人物や世界の空気が多少うまく行きすぎな感じはあるものの、そんな世界の方が楽しいよなとも思わせてくれる。読んでいて気分が楽になる作品だ。とはいえ、物語の舞台の背景を知らない人は、何が面白いのか理解できない人もいるかもしれない。そこが読者を選んでしまうのではないかと感じた。まあでも、初音ミクとニコニコ動画を名前だけでも知っている人なら楽しめると思う。 | ||||
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タイトルから察するとおり、ニコニコ動画を点としてつながるストーリー。 個人的にSFが好きなジャンルというのもあるけど、いいテンションで読んでいける一冊。 みんなのコメントが世界を救う。 | ||||
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ネットスラングが活字化されるというのは 同類の人間から見るときついものがある。 本書を未読でネット初期から触れている人には 電車男を書籍で読むときのような感覚といえば 共感いただけるだろうか。 文中で使われるネットスラングを多用した会話を目にして そういう感覚が湧き上がってくるあたり、本作品の柱となる ニコニコ動画やネットに深く通じている作者ならではの筆力だと思う。 またニコニコ動画の良い点のみを抽出して構成されているため 登場人物はアクティブな『リア充』オタクばかりになり あれよあれよとライトスタッフが集まりプラスの方向にのみ話が発展していく。 私のように同サービスあまり良い印象を持っていない人にとっては 薄ら寒く感じる部分も多々ある。 だがニコニコ動画のアピール小説であると理解すれば 本書はいつもの野尻作品で、設定にぐいぐいと引き込まれ いつまでも読んでいたい居心地のいい感覚になる。 ラストに心を動かされるのはロボットアニメ好きなら理解していただけるものと思う。 今ニコニコ動画にはまっている人には(SF要素は別として) コンテンツのひとつのサクセスストーリーとして 十分ありえる話としてもちろんお勧めであるが そうでない方にも良質のライトSFとして読んでいただきたいと思う。 | ||||
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いろいろツッコミたくなるが、気にせずに読み進めるといい。面白いから。 | ||||
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いや、恐れ入りました。 ・南極点のピアピア動画(SFマガジン 2008年4月号〜5月号) ・コンビニエンスなピアピア動画(SFマガジン 2010年2月号) ・歌う潜水艦とピアピア動画(SFマガジン 2011年8月号) ・星間文明とピアピア動画(書き下ろし) 初音ミクとニコニコ動画を題材にした短編集だと思ってたんだよね。 かつ、題材からして、ハードSFから離れた作品だと思い込んでました、読む前は。 ハードSFの王道を歩む野尻さんが、そこから離れた小説を書いたらどんなんだろうと興味があったんだけど・・・・ ハイ、紛う事なきハードSF!!! そして、見事な短編連作!!! 短編連作というと、伊坂幸太郎が好きなのだが、まぁ、負けてません。 ボクは、短編連作って、凄く好きなんだよね。 Amazonの評価が高くないレビューだと、"ニコ動、初音ミクファンであることが”前提”な小説と書いてる人も居るけど、ボクはニコ動のファンでも初音ミクのファンでも無い。(詳しくも無い) が、十二分に楽しめました。^^ | ||||
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若い頃はSFをよく読んでいたのですか、久々のSFでした。 既に他の方が良いレビューを書かれているので、星を付ける為だけにレビューします。 | ||||
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繋がるはずのない身近なものが壮大な物語に繋がっていく感覚 これぞ、センス・オブ・ワンダーと自分的には大満足だった。 そんなの古いよ今どきのSFじゃないよ突っ込まれるかもしれ ないが、やはり良いものはいい、何よりも読んでいて心地良いの である。 お試し版でもいいから、まず読んでみて欲しいなあ | ||||
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慣れない理系言葉が多くて難しいな、と思いつつ読んでいたら、いつの間にか引き込まれていました。ピアピアは、どうみてもニコニコのことですが、しょーもないことにここまで皆で精一杯になったら、様々な面白いことが可能になるんだな、と感心しました。途中、データがおかしくてページがとんでたり、何度も同じページが続く等バグのような現象が見られました。でも、話は面白かったです。購入前に他の人のコメントを見て気になっていたのですが、本当にハードなSFでした。 | ||||
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文章技術の確かさ故安心して購入できる作家だが、内容も、オーソドックスでちょっとヲタ入ってて気持ちいい。 こんな未来になれば楽しいだろうなあ。 | ||||
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終わりに近づくにつれてその感覚が高まりました。 SFは大好きで、映画も多く見ていますが、この作品は技術面でも人類の未来を予言する面でも、また人間臭い面でも、秀逸です。 | ||||
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近所に出来た本屋のブックカバー入手用に買った。 ロケットガールや沈黙のフライバイで実績があるので安心して読めた。 女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) 沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA) 1冊に4つ(4話は3話の続編なので正確には3つ)のストーリーからなるが直接の繋がりはない 初音ミクとニコニコ動画をモデルにしたと明らかにわかる 小隅レイとピアピア動画(ピアピア技術部)を使って壮大なことをする話。 個人的にツボだったのは3話の鯨との会話とその後の素数テストの下り。 未知との遭遇は見てないが知的生物とのファーストコンタクトはそんなかんじになるんだろう。 ネタ元のニコニコ動画に作者尻P自身が関係した動画をアップし、 その後多数の関連動画が他人制作でアップされてるのは ニコ厨ども(敬意)の最高の褒め言葉だろう。 読んだあとは「また御社か」に代表されるニコニコ技術部の動画をたくさん見たくなる不思議。 もしも続編があるなら大量に増殖し、それが当たり前の風景になった●●が (悪用されるとかなどで)地球上から姿を消した世界とかも見てみたい。 タイトルとあらすじを見たときには 「亡くなった彼女の遺灰をまくBGMにピアピア動画を使用」と思い込んでたんだが、見事に違った。 ロケットガール完結しないかなー(# ゚Д゚) | ||||
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レビューがちょうど39件だったので投稿を控えていたが、40件を超えたので投稿することにした。 先週、たまたまニコニコ動画のMMD制作講座番組を視聴していた際に「【第10回MMD杯本選】その旅立ちとピアピア動画(sm20124648)」が流れていた。 動画を見た時は「なんだろこれ?」と言うのが正直な感想だったが、「南極点のピアピア動画」なる本(当作品)の存在を知り、内容も知らないまま早速購入し、数時間で読了後、改めてこの動画を見たらオープニングから涙が止まらなかった(主要なシーンが描かれているので)。 各編が次の編に連鎖していく様は創造の連鎖そのものであり、読んでいてワクワク感が止まらなかった。 つまらない事は放っておいても勝手に山積していくものだが、面白い事は求めて探さなければ得られないものだという事をこの作品に出会えた事で改めて認識させて貰えた。 この幸福な偶然に導いてくれたことをニコ動に関わる全ての方(もちろんユーザーの方々も)と作者の野尻さんに感謝したい。 ネバーエンディングストーリーに出てくる「虚無」が語ったように「夢」を失くした世界が破滅に向かうのだとすれば、好奇心と面白さを追求する心がある限り、これからも姿や形を変えたプラットフォームが出現し続け、文明は非線形領域へ飛躍し、星間文明からご招待を受ける日も遠くないのだろうなと夢想している。 | ||||
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本作の欠点、構造的な欠点と言えば、ネットを過信し過ぎな点でしょうか。 名無寄せ集めのCGMによる技術なんて所詮きちんとした研究所、企業には敵わないわけですよ。 たまにそういう出自の技術が大きなニュースになるのは、逆に言うとそのようなことは滅多に起こらないからということで。 まあ、最近は企業も基礎研究費を減らしたりしてるので今後どうなるかはわかったものじゃありませんがね。 そういうどうでもいい点を抜かせばわりと面白い作品でした。 一見無関係なストーリーがどんどん繋がっていく、こういう形式の作品は大好物ですわ。 鯨のあたりはちょっと無理矢理過ぎる気もしますが。 | ||||
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題名と表紙のイラストをみるとちょっと路線が違うように思えるが、内容は本当にハードなSFでした。久しぶりに夢中になるSFを読みました。 | ||||
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