チーム・バチスタの栄光

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評判

チーム・バチスタの栄光の評価:

3.85/5点 レビュー 327件。 A ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

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全267件 181〜200 10/14ページ
No.87
(5pt)

あわや乗り過ごすことに

久しぶりに「面白い」と思える小説に出会いました。
通勤電車の中で読んでいてあわや乗り過ごしそうになった、というめったにできない経験をしたほど文章に力がありました。
主人公の脳内で”ゴキブリ”に例えられる登場人物のある種の傍若無人ぶりや、ゴキちゃんと繊細な天才外科医ブラザーズの対決(これは下巻での話です)など、エンドマークへ向かっての走り具合がまた絶妙です。
是非、上下巻を買い揃えてから、またできれば2冊とも手元に置いてから読み始めることをお勧めします。下巻だけ買い忘れて在庫切れなどの憂き目にあうと後悔しますし、私のように通勤の往路で上巻を読み終わってしまうと、一日イライラします。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.86
(4pt)

少しは自分の頭で考えなよ

大学病院のバチスタ手術で、あるときから患者の死が続く。
執刀は気鋭の天才外科医のバチスタ手術チーム。
不運なのか、自己なのか、あるいは殺人なのか、
それを見極めるために、万年講師の田口と「ロジカル・モンスター」白鳥が動き出す。
ミステリーとしても良かったですし、
大学病院という組織政治などもリアルに表現されているところも秀逸だと思います。
個人的には、白鳥が田口に言う、「少しは自分の頭で考えなよ」という台詞がつらかった。
自分を田口に重ねて読み進める中で、
田口の思った疑問(私も疑問に思うことも多い訳で)に対してこの台詞。
白鳥のロジック展開を見ていくだけでも引き込まれてしまう小説でした。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.85
(4pt)

宝島社のおいしい買い物

宝島社の「このミス」の大賞賞金は1200万円である。
映画の版権などの諸権利はすべて宝島社にあるそうだ。
それにしてもいい買い物をしたものだ。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
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No.84
(5pt)

説得力ある構成

上巻ではわからぬ謎ときが、下巻で、徐々に、絞りこまれ、明かされていく。明かされた内容は、確かに上巻で、伏線がはられ、そう解釈できるヒントがちりばめられている。説得力のある構成だ。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.83
(4pt)

本当に殺人なのか?

宝島の第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。
このミスでは「四日間の奇跡」で騙されたのでもう読むまい・・・と思ってたのですが、映画のCMを見てたら読みたくなりました(^^;)
病院の手術室という密室、しかもその様子は録画もされるし沢山の人の目がある。
でもこの作品のミステリーは、本当に殺人なのか?そして殺人なら何の為に?というところでしょう。
作者が現役の医師だそうで、臨場感はたっぷりありました。
あとは、途中で出てくる白鳥のアクの強さったら。
途中、あまりに難しすぎてダレてしまうところもあります。
それと最後が尻すぼみだったかな。
でも面白い作品だと思います。
続編もあるみたいなので読んでみたいと思います。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.82
(4pt)

いまひとつしっくりこない

「なんだかなー」である。
いまひとつしっくりこない。
白鳥という人間像がイメージできない。
また、動機もいまひとつしっくりこないのである。
物語としては面白いし、読みやすい文体。
上巻のイメージを引っ張って星4つとしたけど、
しっくりこないなー。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.81
(5pt)

医療問題もさりげなく描く傑作

医療界を舞台にし、実際に現場で働く人ならではの観点で描かれた傑作ミステリーだと思う。
さりげなく現代の日本における医療問題も描かれており、そこが作品に更なる深みを与えている。
ただ強いて言うと、白鳥というキャラがいかにも作られた感じがしたのが惜しい点というところだろうか。
続編も楽しみになった作品である。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
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No.80
(5pt)

一見軟らかいが、内容は硬派

文章は軟らかいが、内容は新本格派真っ青。
非常に面白く、ぐいぐいと小説世界に引き込まれていく。
電車とかの空いた時間に読んでいるが、すぐに小説の世界に入っていける本ということでは、バッテリー以来。
医療の専門用語なんかも気にせず読める。
これらは、物語に余分なところはスパッと切り取っているからだろう。
これから下巻だが、どうなるか楽しみである。
今のところ、褒め言葉しか浮かんでこない。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.79
(5pt)

海堂ワールドの最初の扉

「チームバチスタの栄光」から、海堂ワールドに引きずりこまれ、そして「ブラックペアン1988」まで“読まされた人”は僕以外にも沢山居るのではと思います。
それくらいこの「チームバチスタの栄光」には、人をひきつける力があります。
後書きか、どこかのレビューか、どこかの掲示板か、どこに書いてあったかは、忘れてしまったのですが、“犯人”という意味での、どんでん返しや、ミステリー性はほとんどないです。
ただ、この作品は犯人を見つけるまでの過程に醍醐味があると言えると思います。
作中で使われる言葉も(医療用語を除く)結構難しい言葉が多かったりして、
普段、本と向き合うことが少ない人には少し理解し難い部分があるかもしれませんが、
辞書を片手に持ってでも読んだ方が良いと、自信を持って言える作品です。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
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No.78
(5pt)

今年のNo.1。白鳥のキャラの濃さたるや!ほんとすばらしい。

下巻の白鳥の出現から、一挙に物語は、展開スピードを上げていきます。
2人の掛け合いがおもしろいし、徐々に整理されていく人間関係も、
非常に興味深く、あれよあれよという間に読み進んじゃいます。
そして、明らかになっていく意外な真実。
医療現場のとても専門的なことが随所にちりばめられていたり、
大病院の問題やお役所と病院のグレーな関係など、社会的な問題を語る側面もあり、
単に「たのしい」だけではなく、作品の奥深さも感じます。
ミステリー大賞を受賞したのも納得です。
他の作品も読みたくなりました。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.77
(5pt)

今年のNo.1。おもしろいの一言につきます。

医療関係の知識もなく、もちろんバチスタも「バリスタの話?」かと思うくらいの私でしたが、
ほんと一言で言って「おもしろい!」
登場人物が結構多いが、ひとりひとりが個性的で印象深く、
だれだっけ?なんて、前半ページを振り返ることが全くない!
著者がお医者さんだからか、手術中に死亡してしまう話であるが、
淡々と扱われているので、いい意味で悲しくならない。
そして、推理小説としても、最後まで犯人が全く分からない。
ほんとにおもしろい作品です。今年No.1だなぁ。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.76
(5pt)

白鳥の登場で急展開

 この下巻では、厚生労働省からやってきた白鳥の登場で一気に結末まで目が離せない内容になっています。 この白鳥はロジカルモンスター(論理怪獣)と異名を持つ人物だけあって、少々変わり者ですがこの事件を最後には解決してしまいます。その筋道は実際読んで確かめてみてください。きっと白鳥の頭の良さ、行動力に感動すら覚えるはずです。
 このミスシリーズではナンバー1だと思います。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.75
(5pt)

チームバチスタ

 単刀直入に結論から述べるならば面白い.登場人物が多いのにもかかわらず,彼らが記号化されてはいない.人物描写が掘り下げられていていることで,深みある話となっている.皆生きているのだ.また話も概ね対話に終始しているのだが,それでいて飽きさせない.時折出てくる手術シーンは迫力満点.全体に対するいいスパイスとなっている.
 シリーズ化されているようなので,機会を見つけて全部よんでみたい.もっとも文庫化されてからになるだろうけど・・・
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.74
(5pt)

物語に引き込まれました

 バチスタの意味も本著を読むまで知らなかった私ですが、物語の中に引き込まれました。この上巻ではバチスタ手術で連続して3件起こった術死事件の真相を確かめるために病院長から調査を依頼された主人公・田口がチームバチスタの関係者を聞き取り調査行いその後手術に立会い実際に術死事件が起こってしまうところまでが収められています。チームバチスタのメンバーはどの人も個性的でこの術死事件の結末が気になって仕方ありません。ということで、下巻へ読み進めたいと思います。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.73
(5pt)

強烈なインパクトのある作品

強烈なインパクトのある作品で、一気に読んでしました。
キャラクター、ストーリー、そして、そこにある緊迫感、リアリティと、どれを取っても最上級の作品でした。おまけに、現代医療の抱えている闇の部分をも表面化してゆくというテーマの面でも素晴らしい作品でした。
この本を読む上で先ず印象に残るのが、探偵役の白鳥圭輔である。一見常識はずれな言動を見せながら、“ロジック・モンスター”ぶりを発揮して、緻密な推理を組み立てて行きます。その相棒であるワトソン役の田口公平との凸凹コンビの組み合わせも魅力的です。
内容的にも、度重なる術中死が事故なのか、故意なのかという、その真実を求めて隠されたベールを一枚一枚剥がして行く手際のよさが、読み手を一層虜にしてゆきます。「手術室」という「密室」に近い状況の中で起こる「死」の真実は、読み進むものの興奮を誘います。
今年読んだミステリーの最高傑作の一つです。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.72
(4pt)

テンポいいし、キャラたってるし ^^

上下巻のこの本を1日で一気に読んでしまった。
それくらい最後までスリリングな一冊だったと思う。
医療過誤というテーマの設定と新しい意味での
密室の殺意。
そして、一人一人際立った個性の主張。
だいたいストーリーが、面接(尋問?)の形を
とっていて、そこで各個性を発揮するという
手法を取っている。
結末を迎え、そのテーマの社会性を問うと共に
かっこよく消える現代のごきぶりホームズ。
そして、ワトスン。
シリーズにもなりそうな余韻を残す一冊でした。
姫宮さん(あだ名”氷姫”)なんていう
名前だけ出てきて登場していないキャラもいるし・・ (笑)
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.71
(5pt)

出色のコンビ、怒涛の下巻

夢中で読んでいたので、下巻を開くまで忘れていました。この物語がコンビものであったことを・・・ 「俺=田口」の相棒・白鳥登場、彼こそが事件の闇に過激に切り込むホームズ役でした。ロジカルモンスターと呼ばれる白鳥、その超個性的キャラのすさまじさたるや、彼にお目にかかれるだけでも本書を読む価値あり、と記したいほどです(蛇足ですが、コンビものであることを忘れて白鳥の出現に不意打ちを食らった分、予期せぬ贈り物をもらったような得した気分になりました)。
しかし、白鳥が現れたからといって、田口(ワトソン役ですね)の影が薄くなるわけではありません(このあたりにも新人離れしたうまさ、バランスのよさを感じます)。下巻でやっとホームズ登場、ふつうなら遅いじゃないの!と思うこともありましょうが、違う。外科オンチにして窓際講師の田口になぜか「バチスタ術中死」の内部調査という大役が回ってくる。どうして自分に白羽の矢が立ったのかと首をかしげながらも調査に乗り出していく上巻で、大学病院の内部事情、バチスタ手術とはいかなるものか、これに関わる人間たちは・・・等々を丹念に伝えます。同時に一見いい加減な田口の内にたぎる熱意や誠実さが自然に浮かび上がってきて、実にいいのです。そうした上巻は、スリリングでありながら、「動」か「静」かと言えば後者。そこへとんでもない男が登場して状況が急展開、田口とともに読者は呆気にとられ、真相解明に向かう奔流にのみこまれていく・・・そこにはまさに読書の愉楽と呼べるものが存在すると思います。このコンビが素っ頓狂なかけあいをしながら信頼関係を深めつつ、事件の核心に迫っていくさま、ぜひぜひ読んでいただきたいです。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.70
(4pt)

人物描写にすぐれている

どのような作品をミステリーと定義するのか、自分でもよく分からないが、この本は、一読の価値はあるだろう。一昔前にはやったこてこてのミステリーではないので、純粋な犯人探しを楽しむ本ではないし、ハラハラ、ドキドキするような本でもない。読んでいくうちに、犯人はだいたい分かってしまう。むしろこの小説で楽しみたいのは、田口・白鳥を筆頭とした登場人物達のキャラクターであろう。この二人を中心に展開されていくストーリーは、十分なエンターテイメント性を備えている。これは、映画化される作品であるが、映画「トリック」でコミカルな役を演じた阿部寛が白鳥というのは、なかなかのハマリ役であると思う。本作品とあわせて、映画も楽しみたいところである。
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4796650792
No.69
(5pt)

評判どおりのおもしろさ!おすすめです

超話題の本を文庫になるまで読まず、今さらおすすめするのも気が引けますが、未読のかたにぜひプッシュしたくて投稿します。もう、書き尽くされたことでしょうけど・・・
★純粋に、おもしろい!!
★キャラクターが魅力。強烈キャラ、端正なヒーロー、クセのある面々・・・メインから脇役に至るまでよく書けている。
★知らない世界にトリップできるのが読書の醍醐味。病院の内側が堪能できる。手術にまつわるあれこれ、医療問題、大学病院の政治的内幕などなどが、リアルに、実にわかりやく綴られている。
★新人離れした安定感のある文章と、スリリングで一時も飽きさせないストーリー展開。ものすごく文章がいい、というのとは違うけれど、読みやすく、素直で好ましい。
★エンターテイメントとして楽しめるのはもちろん、医療問題や、人の命、人の心といったテーマ、著者のメッセージも盛り込まれていて読み応えがある。何より人の命と真摯に向き合う「誠実さ」のようなものが全編に行き渡っており(俺=田口の人物造形の影響も大きい)、この点に好感がもてた。だから生々しい物語ながら、読後感がよいのだと思う。
評判だけは目にしていましたが、著者の出現がエンターテイメント界公募新人賞における事件だったこと・・・だいぶ遅れて実感しました! おすすめです!
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
4796661611
No.68
(4pt)

実にフェアなミステリー

地の文で嘘をつかない、伏線はちゃんと拾う、というミステリーの基本をある意味拡大して(というかより厳しくして)、専門的な件(=一般の読者には嘘か本当か判断がつかないところ)でも嘘をついていないので、きちんと謎解きができます。しかも親切なヒントはいっぱいなので、ちゃんと読んでいけば唯一の結論にしかたどりつけないようになっていることに読後に気づきました。勘が良ければもっと早く犯人はわかるかな。ちゃんと頭を使いながら読めばよかった。
ミステリーとしてだけではなく、日本の医療界の矛盾をきちんと書き出している点も秀逸。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
4796650792