■スポンサードリンク
エミリの小さな包丁
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
エミリの小さな包丁の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 41~60 3/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終えて思ったことは、「自分を応援してくれる本」だと感じた。 後半には作者お得意の周囲の人々の心優しさなどが紹介されている。 読み終えて気持ちよさが残る印象。 お勧めの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほっこり、じんわり。 心が芯から温まりました。 これからも大切にしたい一冊です。 ただ、夜中に読むとお腹が空くので注意です(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語の後半、おじいちゃんをはじめとする登場人物たちの言葉ひとつひとつが心にしみました。冒頭の「私には武器がある」という一文、その武器とは…人生、立ち止まってしまったからこそ得るものがあるのですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思うところがあり、苦手な自己啓発本を読み漁ってたここ数ヶ月。 良い本にも出逢えましたが、やっぱりまだまだ苦手…心がしんどくなってしまいました。 そんな時にこの本に出逢い、何となく読み始めました。 物語の後半から終盤にかけては泣きそうになるのを堪えながらバスの中で読んでいました。 とにかく素敵な物語で何度でも読み返したくなる本です。 自分の生き方や考え方に迷っている方や、なんだか心が疲れてしまった方には 是非とも読んで欲しい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海辺に田舎に住むおじいちゃんのところに孫が転がり込む話なんだけど 田舎暮らしと料理を本当に魅力的に画いてる。 食べてみたいって思う料理がたくさん出てきて良いし、 田舎の風景をとてもキレイな言葉で描いてる。 主人公は大人なのでビターで読んでで切ないなって思う部分もあるんだけど、 基本は優しく真夏に風鈴を揺らす爽やかな風のような作品でした。 車の中で読み上げ機能使って聴いてたんだけど得意先につく頃がちょうどラストくらいで泣きそうになって困ったw 良いです。超おすすめ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Kindle unlimited のおすすめででてきて、 表紙がかわいく、タイトルも気に入ったので読みましたが、思いがけずステキな作品で大切な一冊になりました。 きれいな日本語の表現が使われているところも本らしくて気に入りました。人生で迷った時に心に響く言葉が要所要所にあり、読後は強くしなやかに生きていきたい、と思いました。 派手さはなくともこういうのが幸せなんだな、とつくづく思い、心の温まる一冊です。 涙もろい私は最後の方は涙涙で、電車の中で読んでいたため、1ページづつしか進めませんでした。料理は人と人をつないでくれる、そしてこころを開かせてくれる力をこの作品を通じても感じてうれしくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出て来た料理が全部美味しそうで、丁寧に作られていて、ゆっくり味わって食べたくなる。もしかしたら母親が作った料理にまったく手をつけない事もあったんだろうな。子供の時は嫌だな思う食べ物が多かったし、無理に食べさせられた記憶もあって、今とは食事に対するイメージが違った。母親はきっと体が弱かった事も考えて、どうにか食べて欲しかったんだろうけど。自分は親にはなってないから、親の気持ちは分かってないんだろうと思う。 大切な事ほど言い辛いし、ペラペラしゃべるものでもないし、実際照れるし、なかなか分からなくて思いが伝わらない事の方が多いのかも。 伝わって来ないのに信じるのは難しい。ある程度の時間一緒にいたら、少しは信じる事が出来るかもしれないけど。一緒に料理をして食べる事は、その時間を短くして信用度も増すんだろうか。 最近少し落ち込んでいて、自分の仕事とプライベートと、全てが周りの人よりも何だか寂しくて大切に扱えないような、優しくなれない気分だった。だから今の私がこの言葉に会うためにこれを読んだのかもしれない。 自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃいけない。 また大切な言葉に出会えた。 森沢明夫さん、ありがとう。 また別の作品を読んでみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
優しさと思いやりに満ちた登場人物たちのやり取りに癒されました。冬に読みましたがまた夏に読み返したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
優しいお話です。 すっと読めます。 ゆるりとしたい方はぜひどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友達に勧められて読みました。 読み始めから読み終わりまで、風や光に、自然の音まで行間から溢れるように、感じられて清々しい気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっぴり寂しく、ちょっぴり可愛らしく、ちょっぴり綺麗で、ちょっぴり優しく、ちょっぴり過去を引きずりながら悲しく、でも前向きに生きていく女の子のまるで宮崎駿のアニメの映画を見ている気になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本はいつも私に伴走してくれる存在だ。 人生の節目であってり、壁にぶつかったり。 そんな時には決まって、まるでヒントをくれるような本に出会うのである。 今回は、丁寧に生きることと、自分の人生をしかと自身で舵を取ることを再認識させてもらえた。 時に苦しいくらいに温かい何かに身体全体をふんわり抱きしめられたような感覚があった。 そして、久しぶりにぬか床に手を入れ、いただいたカブの皮をむき、半分に切り少し塩をしてそっとぬかにもぐらせた。 そんな事をやってみるか、と思わせてくれる作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
田舎でのおじいちゃんとの生活を主人公エミリは淡々と過ごすわけだが、なんの変哲もない、側から見れば貧しい暮らしが、こんなにも豊かに彩られる。 この小説全体がとある一文に込められてるんだろうな。 人間ってままならない。そんでままならないまま大人になってくけど、それでいいんだろうなと元気が出ました。 小説に散りばめられたおじいさんの言葉は、どれも名言級。 そばに置いておきたい小説です。 個人的に、エミリには戻ってきて快活な彼と生活を共にして欲しいと思ってます。私の中の彼らはそんな感じで生き続ける。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
各場面ね景色が頭に浮かびます。人の優しさ、故郷の優しさを感じる小説でした。 同じような、海辺の町に行きたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんな癒しの場所があったら。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エピローグが無粋かと。 無理くりな大円団で折角の余韻と気持ちが削がれました。 そこら辺は読者に委ねていただきたかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良い言葉が多々ある作品で、それを登場人物の経験と思いに沿って自然と描画されていて、心にしみました。 具体的には、以下の3つです。 1.世の中の物は全て絶え間なく変化し続けている。「諸行無常」聞き慣れた言葉ですが、この作品で意味の深さを認識しました。 2.失敗に学ばない人よりも、失敗に呪縛されたまま生きる方がアホ。 3.自分の存在価値と人生の価値は、他人に評価させず、自分で判断する。 相談された時に良いとも悪いとも言わず、ただ聞き、本人に自分の価値を気づかせる。おじいちゃんの対応は新たな気づきでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※若干、随所に森沢さんの小説の書き方で描かれてます手法と照らし合わせた感じでの雑感 まず長所と感じました箇所 ・こなれている風景や情景描写 風景や背景を美しく描写されてます。 シンプルに、美しく。 若干綺麗に描きすぎかなとも思うのですが、 「取材をポリシーの一環とされているらしい」 作者の事、実際に似た風景を見たことがあるのやもしれません。 ・リアリティのある、料理場面や、風鈴作成描写 巻末の参考文献に魚料理関係の書籍が並んでますことや、 あとがきで著者が実際に風鈴体験取材に行かれた事が書かれてる通り、 当該箇所のリアリティはさすが。 がっつり取材にいってる作者さんの行動力は尊敬します。 ・喪失と再生というテーマ 王道のカタルシスへ向けての物語なので、奇をてらったようなどんでん返しや、 カタルシスに冷や水かけるような展開はないので安心して読めます。 ・著者が小説の書き方で書かれてましたある手法の体現 ラストシーンを冒頭につなげる、という手法を作者が小説の書き方、という作品で紹介されてまして、 本書でも・・・・・・ 小説書き方本を既読の方は、特に参考になるかと。 ここまでは長所。 以下は若干苦言です。 ・作中に登場する「悪役」の描写が類型的 主人公に不人情なことをする、ある男と女がいます。 前者は、主人公が本作の舞台となる場所にくるきっかけをつくり、 後者は、主人公が抱えていた想いをある人に話す、という、 結果論でしかないとはいえ、悪党とはいえ、 比較的重要ポジションにいるのに、 彼や彼女の人間性は、結局 「ただのいやなやつ」レベルの描写で終わってしまってたのが、 若干ベタ。 ・主人公の祖父が、自分の娘を表現する際のセリフにもやっとする 主人公の祖父が、酒が入っていたとはいえ、前後の文脈や、後半の会話場面などから、 決してそこまで悪い意味で言ったのではなく、むしろ逆説的にいい意味での不器用さとして、 自分の娘を表現したのかもしれない、と読みとれるくらいには、私も読書量や人生経験をしとります。 だからこそ、 自分が当時片親だったことを言い訳にしたり、そんな自分の力不足からきた結果としての、 彼女の母の生き方のある種の不器用性を、ちゃんと、哀愁をともなう、いい意味での不器用さとして、 (個人的に、私は不器用という言葉は、いい意味で使います。余人に長所を理解されがたき哀愁的な意味で) それとわかるようなセリフ表現にしたり、祖父自身が、まずもっと、己の責任や力不足を反省してるようなメソッドがもっと強く前面にでているとよかった。 あたかも、娘さん(主人公の母)自身に、自己責任的責められるべき資質があるとでも言わんばかりにも受け止められかねない、(そしてその場合の責任は祖父自身にもあるので) そういうニュアンスさえあったので。 最後に総括します。 ・まとめ 風景や情景描写は過不足なく表現されており、 参考文献や取材のたまものか、要所でのリアリティや雑学は読みごたえも。 普遍的なテーマにカタルシスの王道性も相性が良いかと。 ほんのりドラマ化願望が作品の全体的な印象としてただよってきますが、 小説も商売ですから、ドラマ化してもらえるなら、してもらった方が作者のモチベにもなりますしね。 星3・5四捨五入して星4です。 ・最後に、森沢さんの小説の書き方でのW理論という手法と本作をからめたうえでの雑感 (ここからは、若干、物語の概要をネタバレしてますので、気になる方は本書を読んでから、 お読みください) ・ ・ ・ 森沢先生の「小説の書き方」にW理論という手法がでてきます。 ぶっちゃけますと、 主人公をノーマルな状態から不幸にする→そこから回復させて幸せにする→また不幸にする →その後、さらに上昇率高めの幸せにする みたいな、少々乱暴に要約するとこんな感じです。 主人公は過去の不幸で落ちるも、本作の舞台の祖父や島の友人たちのおかげでいったん回復、 その後あるトラブルメーカーのせいで再びおちるも、変わらず接してくれる祖父や、 島の友人や、野菜のばあさん等のおかげでまた復活し、 さらには、今まで向き合うことをさけてきた、あの人とも向き合えるまでに・・・・・・ と、前述のW理論と細かい差異はあるかもですが、 基本的にはしっかりW理論を使っており、小説家の書き方を読んだ方々は特に、 いろいろ参考になるのではないでしょうか。 私には武器がある、で始まる冒頭の部分と、メイン本編開始時の、私には武器がない、との対比のさせ方もうまいですね。 小説としてどうこうというより、小説の書き方という、ある種の教科書の、オプション教科書として、 興味深く読ませていただきました。 アマゾンで参考になったが一つの区切りと言えるくらいまで、一定数頂けたので、 いつもより少し、気合入れて感想書きました。 長文読んでくださった方々、有難うございます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おじいちゃんとエミリの静かに心が近づいていく感じが心が温かくなります。 何気ない海辺での会話や台所での姿に感動しました。 エミリがまた頑張れる心になる為の休息の田舎暮らしには人間にとって何が大切か、どんな心でいれば幸せに感じられるかなどおじいちゃんの言葉から学ぶ素敵なものが詰まっていました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
毎日の食事を通してつづる大切な時間 家族くとの事に当てはめて、改めて 幸せをかんがえました。 おじいちゃん大好きです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!