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御鑓拝借
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【この小説が収録されている参考書籍】
御鑓拝借の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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主人公を始め登場人物の人間描写が今一つ。親しみを覚えるところまで行っていない。剣豪小説かと思 ったが、小籐次には強いというイメージがないし、また居眠り磐音や古着屋総兵衛の様に魅力ある脇役が 主人公を盛り上げる構成でもない。もう著者の作品を購読するのは止めよう。 | ||||
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一巻だけしか読んでないが、つまらなかった。山場もなかった。最後に期待したが、ただ文字が終わっただけ。 二巻目に期待はない。居眠り磐音は何となく全巻読んだが、読み終わってみると心に残るものが何もない。 空疎な絵空事。心を虜にされることがなかったせいかな。ちょっと辛口ですみません。 | ||||
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この作者の日本語使いのおかしさや、文章の拙さについては他でも書いたので割愛します。 この主人公がやったことは、主人の意趣返しとはいえ、立派な強盗殺人です。大藩に対して初老の武士が一人でけんかを売ったのだから、庶民は喝 采するかもしれませんが、参勤交代の大名行列を襲い、行列の供をしている相手の藩士を斬っておいてお咎めなしなどということがあるわけがありま せん。これは、江戸の庶民から喝采を受けた(と言われる)赤穂浪士の一件を見ても明らかです。確かに、赤穂浪士の場合は御府内(江戸市中)で騒 ぎを起こしたということもあるでしょう。しかし、いくら主君の遺恨を晴らすためであっても、正規の手続きを経ない行為は(いくら市民が支持したとしても) 犯罪として裁かれるということなのです。当然、小藤次がやったこともれっきとした犯罪であって、お咎めなしなどということはあり得ないでしょう。 旧主に対して、彼を愚弄したお歴々が謝罪する。それを見届けて小藤次は腹を切るというのが、当たり前の成り行きです。最初からシリーズ化したかった からこういう結末にしたのでしょうが、あまりにお粗末です。 それから、江戸時代に庶民相手の刃物研ぎが商売になったとは思えませんし、小説中で小藤次が披露したような研ぎの技術は本阿弥家で修行しなけ れば身につかないはずなんですがね。そういう設定もお粗末だと思います。 | ||||
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小なりとは言え、大名相手に孤軍奮闘する初老の武士というシチュエーションは確かに面白い。ですが、まず登場人物達の言葉遣いが 変。話の筋の前にそちらが気になってしまいます。この作者の時代小説はほかにも何冊か読みましたが、やっぱり言葉遣いが変です。 例えばこの作者が描く剣戟シーンでよく出てくる、「剣を抜き差した」という表現。前後を読む限りでは剣を抜き打ったということのようなの ですが、これでは剣を抜いたのか差したのか意味不明です。極めつけがこの本の最後の方に出てくる元主君の手紙です。これが現代文 とも古文ともつかないへんてこりんな日本語で頭が痛くなりそうでした。 話の筋について言えば、主人公の処遇が腑に落ちません。これだけの騒ぎを起こし、何人もの人を斬り殺しておいてお咎めなしというの はいくら何でも現実味がなさすぎるのでは?当然のことながら斬り殺した相手の子供たちからは仇として狙われるわけですし(主君同士 の遺恨と仇討ちは別問題のはず)。 佐伯ファンの方には申し訳ないですが、この作者の作品はもう読まなくてもいいかな。 | ||||
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