寄残花恋
- 時代小説 (398)
- 酔いどれ小籐次留書シリーズ (21)
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主人公は矮躯で美男とは言い難い面相、その上初老(当時としては)で外見は全くもてる要素なし。身分も元は小藩の厩番の家系。その男が目も覚めるような見事な剣技でバッタバッタと敵を斃してゆく。 敵は葉隠れを国是とする佐賀藩。紆余曲折あって幕府要人の密偵の美女と行動を共にしたり、秘かに想いをかける女性に頼られたりと、忙しい。その間にも敵の刺客は容赦なく襲い掛かる。 小藤次は大酒飲み。ところどころ出てくる酒を飲む場面の小藤次が可愛い。実に美味しそうに飲む。思わず飲みたくなるくらい。 読み進めていくと敵は葉隠れを言いたてて襲ってくるが、小藤次こそが葉隠れを体現した生き方をしているのだと思う。 | ||||
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すんげえ。悪者がばたばたと殺されていく。5行で3人くらいのペースで 斬られていく。紙芝居だからとわかってはいても、彼らの基本的人権はどう なっているんだ。死体の後始末はどうするんだろう。警察は誰もこれらの 殺人事件を調査しないのかと思ってしまう。わずか200年まえの物語だから。 でもこれでいいのだ。悪い奴は悪いんだから。 この巻では小藤次は三つの事件に関わるが、いづれも、魅力あふれる美女の 危難を快刀乱麻の活躍で救うというお決まりのパターンである。 おしん (幕府の隠密) おさき (料理茶屋の女将) おりょう(旗本水野家の女中) とりわけ今回は想い人のおりょう様からの依頼もあり、小藤次は張り切る。 寄残花恋(のこりはな よするこい)という歌舞伎の外題のようなタイトルは 西行法師の和歌: 葉隠れに 散りとどまれる 花のみぞ 忍びし人に 逢ふ心地する (くさむらに隠れてひっそり咲く花をみれば、わたしが密かに慕っている あなたのようです。) から来ているらしい。この和歌はおりょう様への小藤次の恋慕の気持ちを表わして いるとともに、小藤次をつけねらう佐賀藩の葉隠れ精神をもあらわしている。 | ||||
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夫に頼まれて購入しました。 このシリーズが大好きで読み続けています。 | ||||
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大きな文字で読みやすいです。シリーズ読破中です 竹中直人主演のドラマとあわせてみるとより面白いです | ||||
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本作、本シリーズに限らず佐伯氏の著作は時代考証や時間に間違いが多々みられる。 本作では、元々厩番だった小藤次が敵から奪った馬に乗り「はいよー」と征する。 はいよーって(爆笑)。佐伯さん、思春期にテレビで見た西部劇の「ローン・レンジャー」 のシーンが脳に刷り込まれてますな。 佐伯さん、相変わらずだなぁ(笑) 最早、突っ込みを入れつつ変な個所も飲み込んでの佐伯ワールド。「細かい事はいいんだよ!」 で読まないとね。 ・・・・・・・自分も大人になったもんだ。 | ||||
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