薫風鯉幟
- 時代小説 (398)
- 酔いどれ小籐次留書シリーズ (21)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
薫風鯉幟の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
毎朝平井村から深川まで小舟を操って野菜を売りにくる百姓娘うづ。 小藤次の商売上の師匠でもあり、朋輩でもある。そのうづが二度目の 受難である。一度目はやくざの親分だったが、今度は成金のマザコン息子。 うづは小藤次にかくまわれてなんとか危機を乗り切る。その過程で うづの初恋らしきものも垣間見える。 久しぶりに「ちゃんとした」チャンバラのシーンが楽しめる。 この巻の付録で佐伯の剣戟の描写は若い頃に写真家として追っかけた 「闘牛」の、闘牛士と牛の息詰まる闘いからきていることを知った。 佐伯の文章のなかによく出てくる「後の先」「先々の先」。 いままではわけもわからず読み飛ばしていたが、その意味するところも よく理解できた。 読売屋の空蔵(ほら蔵)も活躍。いまでいうと週刊新潮や週刊文春の 記者といったところか。いろんな制約のなかでお上と折り合いをつけながら、 やぶをつついて悪をあぶりだすという手法はこの頃からあったんだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズのはじめから読んでおり、たまに中弛みかなと思うこともあるが、たいていは期待以上の作品です。この巻も楽しく読ませてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小藤次の急性アル中即死コースの大酒呑みと品を替え手を替えて御鑓拝借と13人斬りの諄い紹介、 刺客や悪人の剣術家を倒した際に剣技の名を語る行、いつの間にか武器となってしまった竹とんぼ、 等々にうんざりしながらも何とか10巻まで読みました。 何故ここまで読めたのか振り返ってみました。 小藤次が解決する事件はご都合主義ではあるのですが、これは小説全体の筋書きのアクセントであって、 小藤次と町民達が関わり合いながら生きる姿と絡めてメリハリの利いた作品に仕上がっていると思います。 また、読者にストレスを与えず逆に安心感を持たせる構成展開に終始している点も良いのではないでしょうか? だからと言ってハラハラドキドキ感が全くないかというとそうでもありません。 加えて市井で貧しいながらも力強く真っ直ぐに生きる町民達の姿や江戸の街並みが目に浮かぶような行が多く、 その町民達と小藤次の日々の会話や交流が実に清々しく描いてあると思います。 小藤次が貧乏爺様浪人姿のまま行灯の新作を作るために吉原に行き花魁清琴に知恵を借りる行や、 そのお礼に清琴に特別に行灯を渡す際の小藤次と清琴との言葉の遣り取りを描いた行などが個人的には好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天空に鯉幟の舞う姿、壮観さを感じます。 この地の鯉幟、実感しました。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|