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5時30分の目撃者
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【この小説が収録されている参考書籍】
5時30分の目撃者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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本レビューはTVドラマの「魔術師の幻想」に対するもののみである事を最初にお断りしておきます。「5時30分の目撃者」に関しましては、別途、レビューを書いておりますし、"落とし"のテクニックが大胆なものである事を保証しておきます。 子供の頃観た中でひときわ印象に残ったコロンボ・シリーズ中の一作。本来、マジックとミステリは相性が悪い(論理的推理をマジックが邪魔する)ものだが、本作は丁寧な創りでそんな不安を吹き飛ばしている。ゲスト・スターは本シリーズではお馴染みのジャック・キャシディで、大マジシャン役を貫録タップリに演じている。作中、ジャック・キャシディとコロンボが意味深のアイ・コンタクトを取るシーンが何度もあり、本作のムードを盛り上げている。また、ジャック・キャシディが、カメラ演出の助けがあったとは言え、マジックの練習を相当に積んだ事も良く窺える。 犯行計画は、犯人の舞台マジックの進行に沿ったもので、ここの描写を疎かにすると、上述の通り、相性の悪さが出てしまうのだが、非常に丁寧な説明(マジックのタネをここまで明かしてしまって良いのだろうかと子供心に映ったくらい)で、後半のコロンボの推理過程を視聴者が理解するのを手助けしている。この犯行シーンの描写の長さは通常の作品の数倍はあるだろう。被害者の部屋の新型の錠前(破り)に基づいたコロンボの"気付き"のキッカケも良く、これを逆手に取って、コロンボが警察の新型の手錠を使って舞台でジャック・キャシディに錠前破りを強要するシーンは中々のもの(ここで両者のアイ・コンタクトが見られる)。 コロンボの相棒として登場するウィルソン刑事(ボブ・ディッシー)もイイ味を出している。科学的捜査を研修したという設定のウィルソン刑事は、コロンボにとってはマト外れのアイデアを出す引き立て役なのだが、「悪の温室」と同様、本作では肝心要の動機究明の点において"思わぬ"貢献をするという愉快な創りになっている。ラストの、コロンボやウィルソン刑事が次々と(手品の様に)封書を出すシーンにも驚かされた記憶がある。マジックとミステリ劇とを良い意味で融合させた秀作だと思う。 | ||||
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本レビューはTVドラマに対するものである事を最初にお断りしておきます。 低調さのみが際立つコロンボ・シリーズ中の一作。ゲスト・スターはジョージ・ハミルトンで、精神科医でありながら、神経質かつ衝動的な犯人役を演じている。本シリーズの特長は犯人の綿密な犯行計画を、コロンボが些細な疑問をキッカケに、徐々に解き明かして、犯人を追いつめて行く過程にあると思うのだが、本作は冒頭からこの期待を裏切っている。 まず、衝動殺人という点がお粗末。更に、犯人のアリバイは被害者の妻であり、犯人の患者でもある精神不安定の女性の証言のみに依存しているのだから、心許ない事この上ない。更に、タイヤの跡やライターのカケラ等、犯人に関する疑惑だらけで、コロンボならずとも、簡単に犯人を検挙出来るであろう。最初の殺人に続いて、この共犯の女性を殺してしまうという点も、本シリーズで時々見られる愚行で、やはり頂けない。 もう一つの見所の"落とし"のテクニックも、冒頭から本作を観ていれば容易に類推できるもので、こちらも感心しなかった(演出はハデだが)。残念ながら、私の好みとは程遠い内容の作品だった。 | ||||
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前からほしかったので良かったです。他のシリーズも購入しようとおもいました | ||||
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今回は原題より邦題の方がぴったりだと思う。「容疑者」が「目撃者」という意外性がミソなのだから。 映像でマーク役をやったのはジョージ・ハミルトンだったが、なぜ彼だったのか良く判った。「黒い髪、端麗な容貌、スポーツ選手のように引き締まった体」本に書いてある通りだったのには驚いた。一方のコロンボ、ここでは「短足なブ男」これ、かわいそう。 | ||||
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コロンボがテレビでこの頃見れないので、本にはまっています。 文章構成は殺人事件が起き、コロンボが証拠を探し回り、犯人に一泡吹かせて事件解決。いつも同じであるが、なぜか惹かれてしまう何かがある。 殺人課の刑事なのに銃も持たず、警察なのにだらしない印象を持つコロンボ。 今回は兄弟がキーワードだと思います。相変わらず、『うちのかみさんは、、、』『あの~』で良い味出していました。 | ||||
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