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歪つ火
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歪つ火の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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大好物である山の怪異とソロキャンプのマリアージュを期待して購入しましたが、どちらかというと、謎解き要素多めのヒト系ホラーでちょっとガッカリ。 しかし、これはこれで楽しめました。普段あまり本を読まない人でも混乱せず読めるような、丁寧に説明もあり。 不自然な台詞まわし(〜しているよとか文語体な感じ)はたしかに気になったけれど、徐々に慣れた笑 ヒントがわかりやすく散りばめられているので(スマホの機種の話とか)、割と序盤で最期のネタバレは想像つく。 トラウマになるような怖いシーンは一切ないし、大きな盛りあがりがないままヌルっとストーリーは終わるけれど、ラストがいいです。クールで好き。 諦めたような、力の抜けたようなストーリー展開は、主人公の女性の性格とマッチしていて、案外心地よい。 主人公の女性はメンタル強者だし、他キャラも個性が光ってて覚えやすいし、ストーリーが進むにつれてキャラへの愛着が湧きます。アニメとか実写とか、映像化に向いていそう。 | ||||
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評価点 ・読みやすい。リーダビリティが高くスラスラ読める。当たり前のように感じるが大切なこと ・登場人物がわかりやすい。ぼちぼちの数の登場人物が出てくるが一発でキャラクターがつかめる。特徴的で想像しやすい。こいつ誰だっけ…?がまずないと思う。ここに作者の力量を感じた。センスがいい ・各登場人物の背景が共感度高い。しょーもない作品だと「なにいってんだこいつ」みたいな共感性が低い作者都合のキャラがガンガン出てくるがこの作品にはない。それぞれの登場人物の物語が共感度が高く、物語への感情移入を阻害しない。丁寧な仕事がわかる。ちゃんと気合いれて書いてる。頑張ってる 残念だった点 ・導入が長いのに、ネタバレが早い 導入が結構長くて「これからおもしろくなるはずだから…」で頑張って我慢して読んでも、物語のネタバレが早く、それ自体も大したことないので思いっきり肩透かしを食らう。富士急の傑作ジェットコースターフジヤマくらいゆっくり長く登って、肝心のファーストドロップで全く落ちず、「あれ?もう終わったん?」って感じ。盛り上げるだけ盛り上げてうーん…って感じ ・刺激が足りない 多分作者は心優しい人だと思う。そう伺えるような展開が続く。そういう物語が好きな人もいるだろうが、ホラー小説買ってまで読むぜ!みたいな層は求めていないと思う。我々が求めているのは圧倒的な「刺激」。黒い家のような…方舟のような…残穢のような…殺人鬼のような…少女庭国のような… 「うぉぉぉおおおおおおおおおお!?」みたいな頭ぶん殴られたような読書体験を忘れられずに私たちは趣味の悪い本の虫となっている。もっと「ぶっ殺してやるよ!!!!!!!」みたいなテンションのホラー小説が読みたい 総評 丁寧に書かれているし、片手間でやられてない。好感触。しかし刺激が足りなすぎる。もっと読者を追いつめて欲しいし、苦しめて欲しい。熱量が上がり切らなかった | ||||
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山登りでキャンプをする人間は、これをよんでしまったらもう、山に行く事をためらうようになる。読まないほうがよかった。 | ||||
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序盤で先が読めてしまいます。 カカシの正体とか。 それと敢えてそうしているのかもしれませんが、登場人物同士の会話の口調が不自然過ぎて、それが気になってスムーズに読めません。 「うん。わかっているよ」「〜だと思っていたよ」みたいに「い」が入っている。 もちろんそれが正しい日本語なのでしょうが、小説の会話シーンにそれを入れられると不自然過ぎて。 この作家さんの作品を読むのは2作目ですが、やはり合わない。 | ||||
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キャンプ場で読むと、怖さが増します | ||||
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ソロキャンで山の中で読もうと思い購入。 前半は普通のソロキャンプをしているキャンパーの物語。淡々と進みます。後半からは話がスピード感を持って進んでいくので一気に読めました。 怖くもあり物悲しくもある物語です。 | ||||
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練られた設定とかも特にないので、かるーく読める感じです。 可もなく不可もなく。 | ||||
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舞台が「キャンプ場」というだけで、もう王道ホラーのど定番(海外スラッシャー映画っぽいイメージですが)なのに、そこには不気味な「案山子」が何体も立っているというからたまりません。 おまけに翌朝には、そこから出られないという「脱出」ものと、他のキャンプ客の記憶がリセットされて初対面のように振る舞われるという「ループ」もの要素まで加わってくる贅沢さ。 かといって、ごちゃごちゃした印象にもならず、しっかりとそれらの要素が組み合わさったストーリーが展開されるので満足度も高いです。 唯一、ちょっと引っかかったのは、「え、これって、○○まで対象になるの?」という、大枠となる設定部分の力が強力過ぎるところでしょうか。 こんなことができるって、それはもはや単なる△△の域を超えているような…… まあ、こういうホラーでそこを気にするのは野暮なんですけどね。 カクヨムへの投稿の改稿作品だそうで、そちらで元の方も読めるようなので、気になった人はまず試し読みをしてみるのもいいと思います。 | ||||
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怖いというよりはちょっと切ないお話でした。 | ||||
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拝読しました。 キャンプ場の美しい自然描写から始まり、最後まで勢いの止むことがないキャンプホラーを満喫しました。 後ろ向きな主人公が、キャンプ場で会う人々。 彼らとの、束の間の団らんは麗しいものですが、そこに怪異が待ち受けています。 近年のキャンプブームでは、女性のソロキャンプ問題が話題になっておりましたが、そんな意味でも話題性の高い作品といえるでしょう。 一番注目したのは、なんといっても、人間ドラマ。 登場人物たちが囚われる現実が明かされ、共感を生みつつも、しっかりホラーになっています。 また、情景を思い描くのに適した、読みやすい文章で、難読漢字などもなくスラスラと入り込めました。 今までにホラーにあまり親しんだことがない、といわれる方にも、そこまでグロテスクな描写もなく、オススメできる作品です。 夢中になって読書ができた時間は、幸せそのものでした。ありがとうございました。 | ||||
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