存在のすべてを

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存在のすべてをの評価:

4.31/5点 レビュー 104件。 B ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 81〜100 5/6ページ
No.25
(2pt)

ミステリかヒューマンドラマかどっちつかず

2児同時誘拐ってどんなミステリになるんだろうと期待したら、片方は単なる囮ってことで結局1人誘拐されたのと何ら変わらなかった。
それでもいつかは2つの事件が絡み合うのだろうと読み進め、片方の被害者が大人になって、誘拐犯と共謀して詐欺を働いていたという意外な事実が出たときに、これで面白くなると思ったが結局それっきり。あのエピソードは何だったんだろうか…

ヒューマンドラマとしても、現在の如月脩にあるだろう陰の部分の情報が決定的に不足していて、過去の誘拐事件が今の彼にどう影響したのかというところに全く興味が湧いてこない。そのため3人の生活の場面は、単に絵が上手くなった種明かしを読んでいるよう。全体の文章も写実がテーマだからか情景の描写が過剰で読んでいて疲れてくる。ガンプラや乳歯の唐突でピンと来ない感じ、ストーカーや画家の選挙戦などのサブエピソードも長くてテンポを殺しており、全体にぼやけた印象を受けてしまった。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.24
(2pt)

ミステリかヒューマンドラマかどっちつかず

2児同時誘拐ってどんなミステリなんだろうと思ったら、片方は単なる囮ってことで結局1人誘拐されたのと何ら変わらなかった。
それでもいつかは2つの事件が絡み合うのだろうと読み進め、片方の被害者が大人になって誘拐犯と共謀して詐欺を行っていたという意外な事実が出たとき、これで面白くなると思ったが結局それっきり。あのエピソードは何だったんだろうか…

ヒューマンドラマとしても、現在の如月脩にあるだろう陰の部分が決定的に情報不足のため、過去の誘拐事件が今の彼にどう影響したのかというところまで全く興味が湧かない。3人の生活の場面は、ただ絵のうまくなった理由を読んでいるよう。全体の文章も写実がテーマだからか情景の描写が過剰で読んでいて疲れてくる。ガンプラや乳歯の唐突な感じ、ストーカーや画家の選挙などなどの長いエピソードもテンポを殺しており、全体にぼやけた印象を受けてしまった。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.23
(4pt)

様々な生き様について

絵の事はわかりませんが、面白かった。
映画化されそうな気がします。
派手さはないけど、しっかりと最後まで読ませてくれた良作です。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.22
(5pt)

ミステリーを超えた哲学書

素晴らしい写実画を観ると「まるで写真のよう」と感じ 
素晴らしい写真を観ると「まるで絵画のよう」と
感じる
いったい 求める存在って何なんだろう?
金銭欲・名誉欲 それを否定する芸術観 でも
結局は 支援者なしには成り立たない現実 
不安な時代は 写実画が受けるそうだ
でもやっぱり 
電動イーゼルのほうがいい絵が描けるのかなぁ?
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4022519320
No.21
(5pt)

じわじわと心に沁みる

最初描写や情報が多すぎて読みづらく感じました。でも、すご〜く良かったです。ネタバレになるといけないのでこれ以上は書きません!!
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4022519320
No.20
(5pt)

Longing/Love

存在のすべてを。
このタイトルでしか、本作品は受け止めきれないだろう。
美しくて、美しくて、美しい作品。
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4022519320
No.19
(5pt)

喜んでもらえた

母が欲しがっていたので購入しました。
母の喫茶店友達で回し読みしているらしく、面白い!と喜んでもらってます
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4022519320
No.18
(1pt)

アイディア倒れ

人情噺としてはよくできている、というかかなりレベルが高い。が、ミステリーとしては荒唐無稽すぎないか?

著者はインタビューで、誘拐事件を書くなら「何かしら新しいアイデアが必要」といっていて、確かに二児同時誘拐は面白いアイディア。

だけれども、「なぜ、誘拐された子供がちゃんと育てられて帰ってきたのか」はアイディア倒れ。一番肝心なところがありえなくない?大の大人が4人も絡んで、このままじゃ小学校にも行かせられない、と予想できないの?

予想できないのも非現実的だけど、もし本当に「予想できない人たち」ということであれば、かなり特殊な人たち。いくら人情噺としてよくできていても感情移入はできない。
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4022519320
No.17
(4pt)

書評

同い年、大学同窓の贔屓目を差し引いても、心に沁みた。プロットや人物像がよく練られていて、写実絵画という題材も本質を見失いがちな現代へのあえての楔として効果的。
あとは大家の様に文章や展開にもう少し重みが出てくると…等というのは同世代故の生意気な注文です。
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4022519320
No.16
(5pt)

素敵な本に出合いました。

心揺さぶられる本に出合いました、ラストは思わず落涙しました。
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4022519320
No.15
(5pt)

素晴らしい小説です。

罪の声以上の作品だと思いました。人物や出来事に深みがあり、じっくり描かれているので色んな偶然の重なりも全て運命と捉えられました。
読み耽りながら、最後が終わってしまうのが残念に成りました。写実絵も鑑賞してみたいと思います。
映像化されそうな作品ですが、じっくり描いて欲しいなあ。Netflixとかで。人気俳優とかに拘らず、いい映像化になりますように。
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4022519320
No.14
(5pt)

愛すること

いろいろな人の愛に溢れていました。
静かに、圧倒的に、真っ直ぐに伝わりました。
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4022519320
No.13
(5pt)

他者のさじ加減で翻弄される世の中で、本当に信じられるものは何かを問う物語

1991年12月11日、神奈川県で発生した二児同時誘拐事件。

一方の人質は解放されたが、もう一方の4歳の男児の内藤亮くんは行方不明のまま。人質の安全を最優先にした結果、身代金を受け取りに来た犯人を見失ってしまった警察の失態。

ところが、三年後の1994年12月14日、人質だった男児が7歳になって突然帰ってくる。

誘拐事件の真相と、空白の三年間の秘密、それを追い続けてきた刑事と記者の執念、そして誘拐事件の被害者となった亮の葛藤、亮の同級生の想いなど、読み応えが満載で最後まで目が離せなかった。

「今、何が知りたくて取材しているのか?」

先輩記者から聞かれた門田自身にも答えが見つけられない中、お世話になった刑事や事件関係者たちの力を借りながら懸命に真実に迫っていく。

「情熱と非効率は親和性が高い」という自身の言葉はその通りで、大事にしたいことこそ、非効率でも手間と時間をかけて見つけ出していく取材は見事だった。

他者のさじ加減で翻弄される世の中で、本当に信じられるものは何か。

たんに「犯罪者」「誘拐犯」という先入観だけではなく、空白の三年にあった事情、そして、目の前の実在を大事にしてきた画家の野本とその妻の優美の想いに胸が熱くなった。
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4022519320
No.12
(3pt)

浅い・・・。

翻訳物を読むことが多いのですが、レビューの評価が高いので読んでみました。
ざっくりいうとタイトル通り。
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4022519320
No.11
(5pt)

とんでもない本を読んでしまった。

この本を読み自分の中に湧いていた感情を言葉にするとこうだった。
心の奥底に「ある」、確かに「存在」する何かが溢れ出てくることを抑えることが出来なかった。
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4022519320
No.10
(5pt)

おみそれしました

神奈川県で発生した、二児同時誘拐事件。最初の被害児童は、無事に保護されるが、2人目の子供は、身代金が落とし物として届けられるという幕切れののちも、安否がわからぬままとなっていた。それから3年後、祖父母の家に、誘拐された子供が帰ってきた…

当時捜査を担当した刑事と、ひょんなことで信頼を得た新聞記者が、その刑事の葬儀をきっかけに、3年間の空白を探し始める。

単なる誘拐事件の犯人探しより、3年間に何があったのか。

いやはや。おそれいりました。
まさかの真相でした。

ひさしぶりに、一気によんでしまいたいような、読み終わるのが寂しくなるような、そんな作品でした。
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4022519320
No.9
(5pt)

罪の声を上回る傑作

これほど詳細に、しかし全く過度さや意味無い言葉は無く読ませる本に久しぶりに出会いました。罪の声で凄い作家と思いつつ、その後イマイチの作品もありましたが、これは傑作です。星1つのレビューの方が偶然ばかりと書いてますが、偶然の無い小説を教えてください。
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4022519320
No.8
(5pt)

事実に徹底しながら、人間の存在は何か、真の家族は何かを問う秀作

新聞記者の門田と、亮の同級生里穂の視線で交差しながら書かれている。まるで写真のように生々しい写実画を通し、亮が誘拐された3年間の空白を追跡するやり方が特別だ。
門田記者のパートはルポライターのようにかたく、里穂のパートでは初恋が切実に描かれ、感性を補充する。
人間の存在とは、家族とは何かを考えられる大切な時間になった。
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4022519320
No.7
(5pt)

その存在を聞いてほしい。

写実は存在を語る。
誘拐事件は緊迫極まる。
それから事件の真相を追い続けること30年余り。
春霞の情景。
ジョージ・ウィンストン「Longing/Love」の旋律は奏でる。
真の愛を求めて。
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4022519320
No.6
(1pt)

帯の文言はいかがなものかと。

歳をとったせいもあり、結構まあまあ泣きがちなのに、これは泣けない。
小説の重要な筋にあれも偶然、これも偶然、それも偶然、と重なるとなんだかなぁ、と興醒めしてくる。直木賞候補でも見据えて煽ってたのかな。

偶然のない小説を教えてほしい、とありますが、そういう意味ではなく、ストーリーのうえで都合の良い偶然が何度も重なると気持ちが冷める、という事です。そんな偶然は現実にはない、ただ虚構なので、それもありでしょう。しかし、その虚構に入り込めない、という事です、偶然が何度も続くと。

一穂ミチの「光の〜」なんかに感動したのなら、手にするのもありかもしれないが、
津村喜久子の「水車小屋〜」とか、「われら闇より〜」とかとは、レベルが違う。ラストがみえてくる「ザリガニの〜」よりも感動がない。

写実、に対する文章表現は分かるのだが、それが上手くても感動はしない。センスかなぁ。何というか空気感とか雰囲気に特別な魔法がない。芸術や子供の環境の答えがありきたりだし。書かない背景もすぐ想像できるし、何より切なさ、刹那さがないとは言わないが少ない。

本音を言えば、あーまた帯にだまされちゃった、という感じです。
あくまでも個人の感想ですが。
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4022519320