存在のすべてを

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評判

存在のすべてをの評価:

4.31/5点 レビュー 104件。 B ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 21〜40 2/6ページ
No.85
(4pt)

感想

終わりが唐突すぎる、もう少し回収してほしかった
でも、描写は素晴らしい
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.84
(5pt)

写実画に興味がある方にお勧め

とてもおもしろい。登場人物が多いことや、時代が現在から何年も前にいったりきたりするので、内容を把握するのが難しいが、写実画に興味がある自分にとっては、後半8章ぐらいからはとても感動した。
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4022519320
No.83
(4pt)

親子の絆

前半は事件にかかわる小さな「点」を少しづつ繋げていくストーリー展開で、この辺は人気作家ならではの巧みさを感じました。
ただ、状況説明が繰り返し出てくるのでなんでかなあ、と思ったらこの話は書下ろしじゃなくて週刊誌に連載していたのですね。単行本で一気読みするにはちょっと丁寧すぎる感じがしました。
後半は「親子」の絆にグッとくる展開
大変良い作品です
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4022519320
No.82
(5pt)

題名に相応しい物語

誘拐事件から始まる物語ですが、登場人物それぞれの生き方を通して人の存在意味を語っていく題名に相応しい出来栄えと感じました。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.81
(5pt)

人の想いが交わる物語。

没入して読み切ってしまいました。物語の展開や関係する人たちの細かな描写。久しぶりに良書に巡り会えました。
「誘拐」と聞くと、卑劣な犯罪でしかないですが、実はその背景にはさまざまな人の想いがある。表にでているだけが全てではなく、あくまで第三者がかいたものでしかないということ。
幸せの形はさまざまで、何が幸せかを決めるのはやはり本人でしかないということ。
それを支える周りの人たちとのつながり。
さまざまなことに考えを巡らせずにはいられない作品でした。
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4022519320
No.80
(5pt)

「泣けるミステリーと写実絵画」

泣けるミステリーである。私は本でも映画でもほとんど泣かない人間だが、この作品では泣いた。サスペンスとミステリーと純文学の要素があって、種類の異なる食材が組み合わさって絶妙な食感を生み出す料理のようだった。最初はひりひりする緊迫感ただよう誘拐事件の場面から30年後に話は飛ぶ。その後の地道なジャーナリストの取材の話。そして過去の種明かし的な話。ミステリーの要素は秘められた心情と切なさを生み出す舞台装置となっていて、それが読者を泣かせる。女性の心理描写がうまい。
 著者はおそらく写実絵画が好きなのだろうと思う。そして写実絵画の精神とストーリーを絡めようとしたのだと思うが、かならずしもうまく噛み合っていない。むしろ地道に真実を追求するジャーナリズムのあり方と写実絵画のリアリズムの姿勢に相通じるものを感じた。
 おそらく本書をとおして写実絵画に関心をもつ人が多いのではないか?実際私は日本の写実絵画の代表者野田弘志の画集を買ってしまった。本書の表紙絵も野田弘志のリアリズム作品。一本の張られたロープを描いたものだが味わい深い。存在の深みを感じる。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.79
(2pt)

途中で止めたくなった人、その通りです

出だしの数十ページを読んで面白そうだったので読みましたがものの見事に裏切られました^^; 出だしの面白さは次の章からがらっと変わり、途端つまらなくなります。それが延々と400ページくらい続きます(T^T)途中何度、「もう勘弁して」と言ったことか。本筋に関係ない細かい描写が多く、絵の写実主義を小説に適用してるのでしょうか…。そのおかげで400ページ読むのに2週間かかり、そこにある伏線やら登場人物は忘れてしまいます^^;最後の20ページくらいで収束にはいるので、途中止めたくなった方は会話だけばらっと読まれて最後まで進まれれば良いと思います。まあとはいえそれほどのではないので止めてもよいかも^^;
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.78
(5pt)

芸術と家族の存在を誘拐事件を通じて写実的に語る

二児同時誘拐の被害者の一人である内藤亮。彼は誘拐されてから三年後に祖父母の元に帰ってくる。その空白の三年間であるが、きちんと育てられ絵の才能も開花していた。誘拐という犯罪の裏にある親子(偽りかもしれないが)の絵でつながるストーリーがしびれる。亮の家族で暮らしたいという望みは、一部で実現したが貴彦の行方が気になる。同級生の里穂との関係も気になるところであり、続編を読みたくなってくる。でも、芸術は永遠に未完成であり、家族がどう存在する(させる)のかも永遠に未完成(成長させる)で、決着しないのがいいのかもしれない。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.77
(1pt)

失敗作品の失敗リメイク

うんざりするほど退屈で、何度も断念しそうになったが
「最後まで読む価値がある」というレビューを信じて読み続け
結果、騙されたというのが率直な感想。

これから読もうとしている人や、今まさに読んでいて退屈さに苦しんでいる人がいるなら、
途中部分をすべてスキップして、最初と最後だけ読むことを強くおすすめする。
この小説は大きく事件、捜査、真相の3部構成になっているので、捜査の部分を飛ばして読んだほうが良い。
なぜならその部分は退屈で長すぎるだけでなく、そもそも読まなくても問題ないからだ。
要点を知りたいなら、ネタバレサイトなどであらすじを読むので問題ない。
これは「タイムパフォーマンス」の話というよりは、むしろつまらない部分を読むことで読書体験が損なわれるという理由からである。

この小説が『砂の器』を元ネタにしているのは明らかである。
パロディやオマージュというよりは翻案や本歌取りというほうが適切だろうか。
大まかな構造をそのまま模倣し、細かい設定などを換骨奪胎しているのだが
真似るべきでない部分を真似て、変えた部分に変なアレンジが混ざっている。

例えば、題材を時効で未解決になった誘拐事件にしている点。
犯人は捕まっていないが、身代金は奪われておらず、人質も無事で、死人が出たりしたわけでもない。
率直に言って小説の題材としてインパクトが弱すぎる。
また、捜査する人間も警察ではなく新聞記者で、重大な手がかりを持っているわけでも、個人的な事情を抱えているわけでもなく、何故この人物が主人公なのかよくわからないし、感情移入する余地がない。
作者自身もその点は認識しているのか、記者自身が「なぜ自分はこんな捜査をしているのか」と自問するシーンが何度も出てくる。
しかしその度に「記者とは」「事件とは」「真実とは」のような観念的な話に終止し、読んでいて全く響かない。
説明しているというよりむしろ言い訳、設定の破綻を作者が必死で言い繕っているように見える。
あるいは逆に、実はこの観念的な話こそが真に作者の描きたかったテーマという可能性もあるが、
そうだとすれば残念なことに私の心には一ミリも響かなかった。
ひょっとすると作者自身にとっては実体験から来る実感のこもったテーマだったかもしれないが、
私には一切伝わってこなかった。キーワードであるはずの「写実」が描かれているとは思えなかった。
ともかく、このように捜査パートは退屈な上にうんざりするほど長いわけだが、
肝心の真相については真相パートに入ったら関係者の回想で全部説明されるので、捜査パートは読む意味が特にない。

何故そんな変な構造なのか、理由は先程述べたとおり『砂の器』を形だけ模倣しているからである。
というか『砂の器』というのはそもそも構成の見本にして良いような作品ではない。
映画化にあたって監督と脚本家が「映像化するに耐える内容が無い」と判断して、原作に登場しないオリジナルのシーンをクライマックス用に創作したという逸話がある。
「親子の旅」と呼ばれるそのシーンは実際素晴らしいものだが、内容自体はそれまでの話の流れとは一切関係ない犯人の幼少期の回想シーンで
最後に感動的なショートフィルムを壮大な映像・音楽とともに挿入することで、まるで作品全体が物凄い傑作だったかのような錯覚を観客に植え付けるという「成立していないものを成立しているかのように見せかける」力技で傑作と評価された作品なのである。
そんな作品を形だけ真似て成立するはずがない。
つまりこの『存在のすべてを』はいわば失敗作品の失敗リメイクなのである。

『存在のすべてを』のクライマックスに据えられた「親子の絆」シーンは、単独で見れば感動する話ではある。
だが退屈な捜査パートを我慢してまで読むほどの価値は無い。
だが、幸いなことにこの「親子の絆」シーンも元ネタと同じくように、それまでの話の流れと関係ない独立した内容として読めるものとして作られている。
だからそこだけ読めば良いのであって、退屈なパートをわざわざ「我慢して読む」必要などない。
捜査パートが面白かったと感じる人を否定はしないが、「つまらなかったけど我慢して全部読んだほうが良い」と主張している人は是非とも考えを改めて欲しい。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.76
(1pt)

私には合わなかった

読後感としては、ぐるぐる巻きになった謎を紐解いて行った先に、そこには何もなかったって感じ。たくさんのキャラクターが出てくるが人物描写がどれも薄くて、その誰1人にも感情移入することができなかったのがとても残念。全体の構成としてはいろんな出来事が作者のご都合主義で連なってる感じがして、私にはピンとこなかった。感想としては説得力のないストーリー展開だったな、という感じ。最後の方が雑。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.75
(4pt)

かなり印象深く濃厚な作品

塩田武士さんの作品は間違いないし、本屋大賞3位ということもあり読了。450ページを超える長編。幼児誘拐事件から始まり、前代未聞の事件となるという前振りから始まり、物語が進むにつれて謎が次々と判明する。単なる事件の真相を追っていき、背景や動機を明らかにするだろうと予測したが、見事に裏切られました。そんなことをこの作品で描きたいわけではなく、本当の家族ではなくても、画家が風景の存在のすべてを認めて描き、女性は子供の存在のすべてを愛すということなのかな、知らんけど。年末に良い本に巡り会えて、ありがとう。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.74
(5pt)

今期ベスト

情景描写などとても情感に溢れている。
恋愛部分は不要。
忠彦はどうしてるのだろう。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.73
(4pt)

一気読みには程遠かったが

ラスト4分の1くらいで、急激に引きずり込まれた。これだけの長さと人物が必要なのかと思いながら読んだけど、全部必要だったな。
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4022519320
No.72
(4pt)

いい話ではあったのだけど

30年前の誘拐事件を追うのに元刑事達も新聞記者も何故被害者である内藤亮に事件について話を聞かなかったのだろう?さすがに亮の帰宅当時は試みたものとは思うが、彼が長じてからも地道に関係を作り、事件について少しでも話を聞くということをやりそうなものだ。しかしそれを刑事たちも新聞記者たちも行った気配がない。あんな全く関係なさそうな手がかりを求めて日本各地を飛び回るという雲を掴むような努力を重ねていたにもかかわらず、だ。
ずっとそのことが気になっていました。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.71
(4pt)

面白い!でも散漫

内容はかなり面白かったです。
ただ、そこまで伏線として機能していないガンプラ、恋愛小説でもないのに長々とした恋愛模様、各人の仕事での挫折など、主軸から逸れた話しがかなり長ったらしいのでもっとコンパクトにまとめられたのでは?と思ってしまいます。

その上、各人の視点も時間軸も行ったり来たりして読み辛さはありますが、挫折しかけながらも最後まで読ませる力のある本だと思います。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.70
(4pt)

メインディッシュは最高、前菜は普通かな

最後の部分を描きたいから前半中盤があったのだろうけど
前半中盤は茫々として何が言いたいのかよくわからなかった。ただ描写は近頃くだらない本しか読んでなかったからか、頭に浮かぶような描写で気持ちよく読めた。ただ、現実だとするといろんなところで非合理な方法や行動・思考などに疑問や矛盾を感じていた。
後半空白の3年間の部分は私が子供をもっているからというのもあると思うが没入感がすごかった。
後半だけですごくよい評価になると思う。逆に言うとそこまで読んでから感想をもつかどうかでこの本の価値は変わってくる気がした。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.69
(5pt)

心に残る1冊

最初から最後まで没入感があり、一気に読み進めてしまいました。
心情の描写が細かく、読了後もいろいろと思いを馳せる事ができる1冊だと思います。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.68
(2pt)

ぬるい、浅い

予備知識なしで読んだ(聴いた)。※以下ネタバレあり

隣接する所轄を跨いだ2児同時誘拐というセンセーショナルなオープニング、緊迫する犯人と警察とのリアルな攻防から、バリバリの警察小説かと思いきや、事件は未解決のまま時効を迎え、いつしか誘拐された子どもの過去〜現在、そこに関わる者たちの心の交流と葛藤がメインテーマとなる。

美術界では日陰者だった写実派の境遇や、絵画のモチーフを探すロードムービー的な要素を織り交ぜながら、お涙頂戴的な人間模様が描かれる。

しかし、それぞれが浅く、掘り下げが物足りない。
そもそも冒頭の期待を裏切られた上の、感情移入できない、ぬるい人間ドラマを延々見せられ、鼻白む。

2児同時誘拐という高度なテクニックを使った割に、その後の対応がお粗末すぎる犯人グループ。
犯人を取り逃した刑事の心情とその後を、新聞記者が追うという、犯罪モノあるある展開。
不要と思われる、被害者と同級生の恋のエピソード。
ガンダム好きをなんとしてでも盛り込みたい浅薄な作者の意図、などなど。

ダラダラ長い全編を通じて、ぬるく、浅く感じた。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.67
(5pt)

一気に最後まで読みたくなる

最初の緊迫感から、続く背景描写、絵の知識は全くありませんが、実際の絵を見たくなりました。
ストーリーが良く¥考えられてして、一気に読みたくなります。
後半の別れのシーンは泣けました。
映像化して欲しい作品でした。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320
No.66
(5pt)

価値あるものとは

物や情報が飽和した社会の中で、本当に価値があるものなのは何なのか作品を通して我が事のように考えさせられました。
存在のすべてを Amazon書評・レビュー: 存在のすべてをより
4022519320