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みがわり



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【この小説が収録されている参考書籍】
みがわり
みがわり (幻冬舎文庫 あ 41-3)

みがわりの評価: 3.67/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

とても面白かった。(最後の結末を迎えるまでは…)

ある作家の(しかし作家とは言いつつデビュー作だけであとは全く書けない一発屋的作家)サイン会に、大ファンという人が現れる。会った瞬間に号泣。何も言わずに抱きしめられる…。ここまで自分の作風が好きなのか…と思っていたら、豈図らんや、亡くなった姉と瓜二つなのだという。

実際に写真を見たら、自分でも判断がつかないくらい似ている。
(私と佐村河内さんみたいな関係なのだろう…)
で、これも縁だから…ということで、その姉の伝記みたいなものを書いて欲しいと依頼され、お金もらえるなら(200万)ということで仕事は受けるのだが…。

登場人物として、その作家の仲の良い女友達、その作家の体だけの関係の男(こいつは本当に体だけしか求めてない。途中で結婚してもまた家にやってくるようなやつ)、依頼主の旦那(こいつの存在がとても面白く、もうやりっぱなし。)その娘…。

伝記を書くために、妹に当時の様子を聞くのはもちろん、自分でも取材を始めるのだが、依頼主が言っていることと世間の話に齟齬がある。そんな取材の最中に何と依頼主の旦那と寝てしまう(笑)。しかも後でわかったのだが、その旦那は自分の友人とも寝ていた。しかも落とす時の言葉は同じ…。

もうこれはやってられない…と伝記を書くのを断ったら、何と…。映画のミザリーのような展開を期待して思わずページをめくったら…。なぜこんな結末なのか。残念。
みがわりAmazon書評・レビュー:みがわりより
4344036972

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