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魔法使いクラブ
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魔法使いクラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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最初児童文学かと思いました。 でもだんだん文体が覚めてきて 醜い現実をえぐり出すように。 ただ第一章が長くて、眠くなりそうでした。 あと第二章と第三章も、いかにも安物ドラマに ありそうな設定で、読んでてがっかりでした。 ただこれだけの分量の小説を最初に狙った設定で 描き続けた筆力には脱帽です。 もう少し救いのある最後だったら良かったと 思います。愛の無い話で、あれはあれで有りかと も思いましたが、いかにもあれでは安物ドラマのエンディングです。 | ||||
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小学生4年生のころ、仲良し三人で結成した「魔法使いクラブ」 その年代なら当然区別ができるはずの現実と夢想をごちゃごちゃにしてしまった為にクラスから孤立する主人公。それは仲間はずれなのか、彼女が心を閉ざしているだけなのか、 魔法使いクラブの仲間以外に誰も心が開けなくなった彼女は中学生になり、夢想の世界から現実の社会へ飛び出せるような機会が何度も現れる、しかしその世界に留まった彼女は ますます夢想の世界に縛られ、「魔法使いクラブ」の仲間にさえ心を閉ざし、現実から逃避する。 そこに待ち受けている過酷な現実を見つめようともせず。 大人になっても「魔法が使えたら」と思うし「おまじない」「迷信」は気になる。 しかしそれが全てだとは思わない。 夢想の世界に生きている子を社会はつまはじきにする。 小学生の時に主人公がうけたしうち、これはよくある事だと思う。 しかし多くの人はそこから学び、本音と建前を使い分けるようになる。 そうできなかった主人公は社会からはじき出されてしまった。 多くの幸運になれるチャンスがあったというのに・・・ 読んでいてやるせない気持ちになった。 | ||||
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タイトルは実にメルヘンな感じなのだが、内容はわりと殺伐としている印象を受けた。(おそらく、そこがねらいなんだろうけど) 序盤は、違和感なく読めたけれども後半になると、感情移入しにくくなった。 大人になるにつれ、失っていくものや辛いことも増えていくのは分かるのだが、ちょっとマイナスな方向に偏りすぎな気がした。 もう少し「魔法」のイメージを活かしてほしかったと思う。 | ||||
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