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逃亡者の峡谷



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【この小説が収録されている参考書籍】
逃亡者の峡谷 狩猟区管理官シリーズ

逃亡者の峡谷の評価: 4.57/5点 レビュー 14件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

紙書籍化熱望

電子書籍で読み通せるものか不安で長らく購入をためらっれいましたが、紙魚の手帳のC・j・ボックス特集のバックナンバーを購入し、やはり読まなきゃと決断しました。面白さは抜群だけど、なんか短いよね。文庫にしたら150ページもないくらい? それ考えると(読めない可能性を考えたら贅沢だけど)高いなとは思った。また、邦訳済みの全シリーズ愛読しているものからするとやはり飛ばすわけにはいかない時系列もあり電子書籍としてでも読む機会をいただけて感謝、と思う。リーバスシリーズや、ジャック・リーチャーシリーズの未邦訳作品もこんな形でも読めればな・・・・
逃亡者の峡谷 狩猟区管理官シリーズAmazon書評・レビュー:逃亡者の峡谷 狩猟区管理官シリーズより
B082SML6ZB
No.13:
(5pt)

初めて読んだのに所々記憶があるのは不思議

なぜこんなにいつものように面白いのに本にならなかったのか?分からない
環境過激派vs金儲けしか目に無いやつ
今の日本では状況はもっと複雑、日本には環境保護団体はないのですね
知床が太陽光発電パネルで汚染され取り返しつかないかもしれないのに騒がない
今回はネイトはでてきませんでした。
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B082SML6ZB
No.12:
(3pt)

ちょっと無理な設定

牛を爆殺して生き残ると言うのがちょっと無理だと思う。
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B082SML6ZB
No.11:
(5pt)

ピケットの活躍に胸がドキドキ❗

アメリカ大地の雄大さをいつも感じています。行った事が無いにもかかわらず、情景描写に入りこみその場所に立つ自分がいます。頑張れ!と、祈りながら読み上げています。次の旅は・・いつ?
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No.10:
(3pt)

本書・発火点・越境者の順で読むべし

先に「発火点」を読んでしまったので、クライマックスシーンのドキドキハラハラがだいぶ減殺されてしまいました。
 本書がシリーズ第2作目にもかかわらず翻訳が遅れた理由は、推測ですが、日本の出版社側であまりにもご都合主義が過ぎると判断されたからではないでしょうか。正直なところ、全冊読んで主人公が大好きになっている現在ならともかく、偶然の発見や偶然の命中で危機を免れる場面が繰り返されると、引いてしまう部分があり、原作の出版順で翻訳されていたなら、おそらく本書で読むのをやめただろうと思います。
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No.9:
(5pt)

せつなさが残る(※ネタバレあり)

<ジョー・ピケット>シリーズ2弾。
ジョーはもちろん大活躍するが、彼よりも、環境活動家スティーウィ・ウッズが心に強く残る作品。
彼のつらい旅に心を打たれた。なんて強い人間なんだ…と。
冒頭ではその偏った思想により好めなかったが、私もジョーと同様、彼の人間性に好感を抱いた。
後半の逃走劇はリアルで迫力満点。
ううう~、早く保安官と保安官助手が片付くところを読みたい!
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No.8:
(5pt)

期待裏切らず

出版順では二作目だったのにかなり遅れてから電子版で翻訳が出た本作、読んでみたくて
kindle買いました。前後の作品とはそれほど関りが無いので、読んでいて違和感は全く無
し。内容は筋が通っていて判りやすく、面白かったです。
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No.7:
(5pt)

ジョーはいつも勧善懲悪ですね。

単に面白かったですジョを
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No.6:
(5pt)

元カレのキャラ立ちが秀逸

最後の方で言及されるが続編に繋がるバーナムとの確執の起点となっている。エイプリル含む姉妹の様子が箸休めの様に差し込まれてバランスをとっている。彼女達の成長があるから、このシリーズはできれば順番に読みたい。地図、植生、火器の資料があるとより入り込める。
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No.5:
(5pt)

これは読んで!翻訳に感謝!!

なぜか翻訳されていなかった第2作目。
いや~、おもしろかったです。
これなしでは「発火点」は楽しめないと思います。

まだ若い(?)ジョーとメアリーベス、文字通り幼い反抗期の子供たち。
そうそう、当時はかなりの貧困だったんですよね。
若さゆえ(?)、ジョーも無茶苦茶で。
ワイオミングなんかは、正直、このシリーズの表紙の写真くらいのイメージしかないのですが、
描写が本当に綿密なので、たやすく想像しながら(合ってるのかは分からないけれど)、ドキドキしまくり。
この後に再読した「狼の領域」は、最初よりずっと感情移入できたし、
「発火点」での逃げる場面は理解しやすかったです。
続編、楽しみに待っています!!

お盆休みに1作目から再読します!
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No.4:
(5pt)

ジョー最高!

素晴らしい
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No.3:
(5pt)

どの巻も面白い。

この巻だけが未刊行だったので、即ポチりました。
主人公や周りのメンバーが若く、懐かしさを感じました。
自然描写にいつも感心しますが、巻が進む程洗練されていくので、この巻はまだ荒々しさが抜けていません。
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No.2:
(5pt)

自然環境に密着した職業を経験した作者ならではの視点で書かれた冒険小説

ジョー・ピケットのシリーズ中、唯一未訳だった第二作がようやく読めることになった。但し、電子書籍のみである。kindleでの読書経験がないぼくは、この手の読書というスタイルに二の足を踏んでいたのだが、本を持たなくても携帯を持つ時世、どこでも気軽に続きを読めるというのは結構良いところもあるものだな、との印象。増してやそう分厚くなく、そしてページターナーと呼ぶべき面白さを持つ作品であれば。本書のように。

 主人公はジョー・ピケットなのだが、けっこうジョー以外の主人公も活躍するのがこのシリーズ。本書は複数主人公のような味わいを持つ作品。何と言ってもタイトルにもなった"Suvage Run"直訳で『けものみち』となるのだろうか、本書でいう『逃亡者の峡谷』こそが人間ではないものの主人公と言えるのかもしれない。

 かつて牛泥棒を撃ったトム・ホーンの伝説。本書では現代の伝説にもなろうかと言う環境活動の過激派代表スティーウィ・ウッズ。彼らももしかしたら本書の主人公と言ってよいのかもしれない。

 大自然を背景にした本シリーズだからこそ、何度も取り上げられざるを得ない環境開発vs.生態系保護というテーマ。また年々深刻化する地球温暖化問題。何も本書のようなワイオミングの大自然でなくとも、海や山の破壊に根差す地球規模の課題は常にこのシリーズを取り巻く環境課題であり続ける。

 2002年に書かれた本書でも牧場経営という名のもとに行われる残念な歴史的変化が取り上げられており、中小の牧場主から投資家へと土地の主がバトンタッチされたことで被害者となる野生動物の問題などについても暴露されている。自然環境に密着した職業を経験した作者ならではの視点がジョー・ピケットに委ねられたものであることは明らかである。

 本書ではこうした北米の大自然の環境に関して対立する団体の軋轢の中の時代的変容を扱いながら、人間としての生き様、誠実ということの在り方、などをいつもながらに(ディック・フランシス風に)描き切っている。この著者独特の作風と頑固さである。そして何よりも、大自然の荒々しさや美しさ、野生動物たちの命の駆け引きなど、作品に対する誠実さを感じさせてくれ、なおかつ大草原の小さなホームドラマをもロングレンジとしてシリーズに埋め込んでいるとても優れた作品である。

 未訳だった本書に続きシリーズ新作『発火点』が版元を変えて6月に登場するとの有難いニュースもある。外れのない本シリーズ。ずっと読みたい!
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No.1:
(3pt)

シャイアン族が峡谷を渡った場所

スティーブ・マックィーンの映画「トム・ホーン」をドン・シーゲルあるいはペキンパーが監督していたらと思い描きながら「逃亡者の峡谷 狩猟区管理官シリーズ "Savage Run"」(C.J.ボックス 講談社/Kindle版)を読みました。本国での刊行は、2002年。ジョー・ピケット・シリーズの2作目にあたります。
 舞台はいつものようにワイオミング。環境活動家のスティーウィが牝牛と新妻と共に爆殺され(不謹慎だとは思いますが、可笑しい)、狩猟区管理官・ジョー・ピケットがその事件に巻き込まれていきます。一方、そのことを皮切りに次々と環境活動家たちが特異な方法で殺害されていきます。二人組の伝説の「家畜泥棒ハンター」たち。ジョーの捜査と二人組の非情な暗殺がクロスカッティングしながら物語が推移していきます。また、ジョーはスティーウィが爆殺された大牧場のオーナーでもあるジム・フィノッタを訪問した際、飾ってあった大エルクのトロフィーに疑惑を持ちますが・・・・書けるのはこの辺りまでだと思います(笑)
 シャイアンで絞首刑になった「トム・ホーン」の伝説。ジョーの妻、メアリーベスのある「過去」。三〇八口径レミントン・モデル700スナイパーライフルを持った伝説のハンター。ヤマヨモギの土地。このシリーズは、勿論ジョー・ピケットのワイルドでいながら端正で果敢なキャラクターが輝いていますが、尽きるところワイオミングの山河、自然、馬、エルク、オオカミ、動物たちが本来の主役なのだと思います。
 追跡するジョー。逃亡するジョー。追跡する家畜泥棒ハンター。牧草地戦争。辿り着く先には、「シャイアン族が峡谷を渡った場所 "Savage Run"」が待ち受けています。
 不満はあります。それは「鷹の王」の時にも感じたことと同様ですが、常に<敵>側に存在しています。
 とは言え、C.J.ボックスの著作をいつも一気読みしているわけですから、文句を言うほどのことではありません。ジョー・ピケットに出会ってから、2020を迎える現代においても良き「ウエスタン」の伝統は消えていないと思いつつ、メアリーベスが言うように「わたしのいい人生が始まった」ような気さえしますから本当に不思議なものです。
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