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未明の砦
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未明の砦の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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犯罪者の時と同時にくらいに楽しめたけど私的には犯罪者の方が面白かった気がした。でも、これはこれでアリかもしれない。 | ||||
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太田さんの著作はいつも頭をガツン!とされる。 でも中年オヤジじゃそこまでなんだよなあ。 それに自分は経営者であるから、派遣社員やバイトを使うことで 非常に助かっている。 つまり、どちらかと言えば体制派だから 現状を変えたいとは思わない自分がいるので 何かを変えるために動こうとは思わない。 だから10代、20代にこれを読んでもらって 自分の中で「考えて」もらいたい。 この本の中身を鵜呑みにしろとは言わないけど、 史実と著者の考えをきちんと区別したうえで、 「考えて」欲しい。 そうすれば少なくとも若者の投票率は上がると思う。 若者の投票率が上がれば今いる政治屋も多少は変わってくるだろう。 国会では居眠りして、或いは国費で海外旅行して、 選挙区では年寄相手に握手して手を振って回って それで終わりにしたらあっという間に若者の票によって 蹴落とされることを現実としてつきつけられたら 彼らの眼も醒めることだろう。 だから、是非10代、20代にはこの本を読んで 自分で「考える」きっかけにしてもらえたらと思う。 時間軸が飛ぶのは最初は少し戸惑いがあったけど、 読んでいくにつれ全く苦にならなかった。 刑事コンビの描写は流石相棒の脚本家という感じがした。 「民主主義の投下」 日本人は原爆投下よりもこちらの「投下」の方が実はきつかったかもしれない。 欧米は市民が権利を勝ち取ってきた歴史があるけど、 日本にはそれがない。 憲法から女性参政権、労働権、農地改革 何から何まで「投下」されたもの。 それでも「戦後復興」「高度経済成長」「一億総中流」という お題目があったので何も考えず、それに向かって突き進めばよかったけど、 それがバブル崩壊でとどめを刺された後は 本来なら寄って立つべき「民主主義」がそもそも借り物だったため 不安定になり始めた。 いやあると思っていた「民主主義」が実際はなく 資本家に搾取される「奴隷社会」しかないことに 呆然としているという感じだろうか。 正直な話、ミクロ的には自分は今勝ち組にいて、少なくともまだ見ぬ孫くらいまでは 裕福に暮らせるだけのものは作ったのでどうでもいいと言えばどうでもいいのだが、 でもマクロ的には少数がそういう安泰な状況にいても多数が貧困、考えない集団になってしまったら、 国自体が亡ぶ。 だから、10代、20代には自分で「考える」力を身につけて欲しいと思う。 そのきっかけとしてこの本は非常に参考になると思う。 | ||||
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なかなか分厚い本だな〜と思いましたが、映画を観ているような感覚で読みやすかったです。 | ||||
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間違えなく、近年の現代ミステリ、小説の中でも群を抜く、出色の出来。直木賞を取っていておかしくない。デビュー以来、ほぼ全作品を読んだが、宮部みゆきなど現代作家の大御所らと比肩し得るレベルに達したと思う。 | ||||
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内容も更なる事に感動しました。グイグイと引き込まれました。そして、改めて学びました。 前作の「幻夏」を読みたくさん優しく泣かせてもらい、太田愛のファンになりました。 | ||||
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文庫になるまで待たずに読んでよかった。太田さんの作品だと犯罪者シリーズの「3人」が思い浮かぶけれど、この作品は「4人」。それがあたかもRPGの4人パーティのような役割分担で、なんだか読みやすい。3人だとなんだかそこで完結してしまいそうだけど、4人だとそこから発展していく感じもするし。ウォーターボーイズ的に。 読み終わった後も4人が心の中に生きてます。 薮下さんは松重豊さんですよね。きっと。 | ||||
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説明的な部分は思想の偏りが酷すぎて見ていられないほどだったけど、ストーリーや登場人物の描き方はとても良かった。 | ||||
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久しぶりの太田愛さん長編。ずいぶん待ったが、600ページ超えで読み応えぎっしり、かつ期待どおりの面白さ。テーマはすごくシリアスだが、それを描く太田さんの筆がすごく熱い!社会の不合理に抗う非正規工員の若者たちの行動力が感動的で、時々あるユーモアも楽しい(特に二人の刑事)。登場人物が全員生き生きと動いていて、最終章で全員がつながっていくところは、まさに群像劇で盛り上がる。働いている人、若い人にはきっと刺さると思います。 | ||||
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映像、音、光がなだれ込んでくる。その瞬間からこの物語の中に居る。 怒り、憤り、学び、そして流れる涙をとめることが出来ない。 心が震えてやまない。 読むべし! | ||||
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円谷プロの『ウルトラ』シリーズや、あの長寿作品『相棒』で傑作エピソードを連発した脚本家・太田愛も近年はすっかり作家に専念しているようで、少々寂しいのだが、小説でもどっしり読み応えのある作品を次々生み出しており、これはこれで見事である。 さて、本作。 お馴染みの社会派ミステリかと思って読み始めたら、全く違って、良い意味で予想を裏切られた。どう見てもト○タ自動車に擬えているとしか思えない非人間的で過酷な労働現場、正規社員と期間工・派遣工の間に存在する陰湿な差別、格差社会を生み出す根源ともなった労働法制の改悪の歴史的経緯など、読むほどに気が滅入りそうになった。官憲に追われながら、理不尽な社会に反逆して「変革」を目指す若者4人の来し方も不幸の連続。こういう陰々滅々たる話は、本当に苦手だ。はっきり言えば、話の流れに冗長な部分もあり、致し方ないとはいえ若者4人が社会構造にあまりに無知でイライラするし、エンタテインメントとしては積極的に評価したくない。でも、是非多くの方に手に取って欲しい。 時代背景や舞台設定こそ違えど、ここに描かれている世界は小林多喜二の『蟹工船』の再来だし、鎌田慧の『自動車絶望工場』未だに、の感も禁じ得ない。まさか、今改めてこんな「プロレタリア文学」としか言いようのない作品を読まされるとは思わなかった。告発の書、警世の書であろう!! | ||||
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自分に関わりが有る無しにしても、知っておくべき内容の本だと思った そして、太田愛作品は文字を読むごとに、頭の中で次々と映像に変換され、自分が透明人間になって作品の中に入り込むような感覚を持てる作品だと思う | ||||
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