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ミリは猫の瞳のなかに住んでいる



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【この小説が収録されている参考書籍】
ミリは猫の瞳のなかに住んでいる (電撃文庫)

ミリは猫の瞳のなかに住んでいるの評価: 4.25/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

過去の少女と会話する推理もの。設定がとっちらかっている

過去を見る主人公と未来を見るヒロインが協力し、事件の解決を目指す現代ファンタジーの推理もの。
どこかで見たような設定の組み合わせではあるものの、序盤は各設定を生かした話が進む。過去視を隠してどう他人を説得するかの話や、未来視で成功する主人公の話は面白い。
しかし中盤に入った頃から怪しくなり、徐々に設定を忘れた「普通」の話になっていく。演劇部の描写があまりに多い(作中作をあんなに詳しく描写する必要があったんだろうか)。事件の解決も、二人の能力とあまり関係のないところで進んでいく。
とある理由から主人公とヒロインは対立することになるのだが、演劇や事件にページを割かれているせいか内容が非常に薄い。読みたい話がなかなか出てこなくてがっかりする。
また細かいが致命的な点として、終盤の主人公たちが非常に間抜け。突然入ってくるアクションシーンも存在意義が分からない。ここで一気に冷めてしまった。
筋としては面白いのだが、様々なことに目をつぶらないと楽しめない残念な作品。
ミリは猫の瞳のなかに住んでいる (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:ミリは猫の瞳のなかに住んでいる (電撃文庫)より
4049148765

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