十二月、君は青いパズルだった



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初公開日(参考)2022年12月
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長編小説

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十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)

2022年12月28日 十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)

「私、先輩のことが世界で一番――嫌いです!」高校二年生の霧崎陽奈斗が、下駄箱に治められていた手紙に書かれたメッセージを見て、浮かれながら向かった屋上。その場に現れた美少女――七草音葉から発せられたのは、とても告白とは思えない言葉だった。 「てことで、私に付き合ってください。先輩♪」などと言う音葉に不信感を募らせる陽奈斗だが、彼に音葉が語ったのは、強烈に記憶に残る思い出を作りたいからというもの。 呆れて帰ろうとする陽奈斗に、音葉はさらに強引に迫る。その理由は――! 記憶というパズルのピースがこぼれ落ちていく中、二人の想い出は美しく積み重なり――! 青春ラブストーリー開幕!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

十二月、君は青いパズルだったの総合評価:8.00/10点レビュー 8件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

十二月、君は青いパズルだったの感想

記憶喪失ものの恋愛小説。
この手の組み合わせは昔から多くありますが、好みなのでついつい手に取ってしまう次第。

本書の特徴は“パズル病”という病。勉強や趣味で好きな事がジグソーパズルのピースのように剥がれ落ちて記憶を失っていく症状。

あらすじや帯にある通りキャッチフレーズとなる「私、先輩のことが世界で一番……嫌いです!」という妙な導入が面白い。好きなものを忘れる奇病。だから嫌いな先輩を頼るという可笑しさ。ライトノベル作品としての掴みはバッチリでした。

今風の作品として面白く、会話の砕け方やボケなどクスッとさせられましたし、イラストもオタク臭くなく丁度良くいい感じです。ラノベ好きな読者層には好感に映る要素が豊富でした。ミステリ好きの読者としては何がどういう風な結末を迎えるか予想できてしまう構成かと。気軽にサクッと読めるという意味では良かったです。

欲をいうと終盤はもっと丁寧に描いて欲しかったです。中盤以降は話が駆け足なのが気になりました。全てが良い方向でどんどん繋がるので、話が繋がるというより、描きたいシーンだけ並べましたというブツ切り感をとても感じてしまった次第。
話や真相は面白かったので、もう少し丁寧かつ話に惹きこまれる展開や演出があればもっと感動しただろうなと思います。最終章の4章は特にそうで、大事な話や展開が30ページだけで描くのは急過ぎです。商品として300ページ以内に収めたと思われますが、これにより味わい感動する間がなく終わってしまったのが勿体なく感じました。綺麗に終わる物語としては良かったです。

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T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(4pt)

良作ですよ

講談社の同年の受賞作でマトモそうな恋愛ものだったので読んで見た。まず二人がなぜこんなにこだわり続けたかの関係性の設定は◎で、まさにこのストーリ―の見所。文章も読みやすく随所に対象読者に共感し易い一人称で、受賞も成る程と言ったカンジ。爽やかな感動や切なさを感じれて良かった。難を言えば一部ファンタジー過ぎるやり取りや、ご都合展開が没入感をそぐ所がある。とは言えラノベとしてしはマシな方だけど。あと、場面の切り替わりも分かりづらい所(今、どこでこれをやってるの?)とか、その辺も少し……。でも良作ですよ。
十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)Amazon書評・レビュー:十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)より
4065296560
No.6:
(5pt)

めっちゃ面白い!!

後半になるに連れて面白さがどんどん増していきますね!!
十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)Amazon書評・レビュー:十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)より
4065296560
No.5:
(3pt)

うーーーん・・・

記憶をなくしていく病気、というコンセプトで
序盤はなかなかうまいけど
中盤から「えー・・・」というお話になっていく
オチへのながれも急で残念過ぎる
文章はうまいのに練り切れてない感
十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)Amazon書評・レビュー:十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)より
4065296560
No.4:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

どこで種が分かるかによって評価が変わる

ネタバレ入ります。
なぜ序盤から音葉が陽奈斗にあそこまでグイグイ執着するのか考えたら予想通りのラストとなった。そのことにより意外性は消えるので案外察してしまう人は多いかなと。
少年少女の記憶を探りもがくスクールライフ、じわじわとタイムリミットが迫る焦燥感は読んでいて緊張はあった。パズルピース探しやラストはかなりのご都合主義で好みは別れそうだが青ブタ好きなら読めるかも。
十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)Amazon書評・レビュー:十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)より
4065296560
No.3:
(5pt)

青春の甘さも苦さも痛みも情熱も全部抱えた、純度100%のボーイミーツガール!

好きなものの記憶が、パズルのピースとなって身体から剥離する病=パズル病に抗う少女と出逢い、「好き」を持たない少年は変わる。切ない青春ラブストーリー。

二人の「好き」にこもった想い出や情熱に、胸が締め付けられました。
憎まれ口を叩きながらも、徐々に心を通わせていく主人公とヒロインが愛らしいんですよ。二人とも素直になりきれず、でも純粋な想いを抱えていて、その初々しさが焦ったくも可愛いんですよね。そんな二人の交流はもちろんあたたかくて、カフェに行ったり、公園で遊んだりというちょっとした日常でさえ微笑ましい。だからこそ、想い出を重ねるごとに彼らが募らせていく、「好き」を失う痛みと相手への想いが苦しくも甘酸っぱくて、読みながら二人の幸せをひたすらに願っていました。
好きなものの記憶がパズルのピースとなって欠落する、という本作の特殊な要素も、シンプルではありますが、物語が進むにつれてどんどん意味を持ってきて、なるほど!と唸らされます。

青春の甘さも苦さも痛みも、「好き」への熱も全部抱えた、純度100%のボーイミーツガールに心を揺さぶられる物語です。是非。
十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)Amazon書評・レビュー:十二月、君は青いパズルだった (講談社ラノベ文庫)より
4065296560



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