お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?
- バディもの (79)
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まあまあ。 | ||||
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怪異が出てくる民俗学ホラーを求めて読んだら意外にミステリー力が高く嬉しい驚き。伏線回収や推理要素もしっかりしており、ラノベ基準のミステリーとしては十分合格点。主人公の推理に地に足付いたリアリティーと説得力が備わっているのを評価したい。 ヒロインの夕緋も好感持てるキャラクター。個人的に主人公だけしか見えてない盲目ヒロインは薄っぺらいしあざとすぎて嫌いなのだが、夕緋はそんなこともなく、周囲をちゃんと見ているあたり好感触。早い話がいい子。 廻への対応や何気ない声掛けから嫌味のない心根の良さが伝わってきた。 他に評価すべき点は表紙・挿絵担当の千種みのりの画力の高さ。ラノベのイラストは紙詐欺というか、カラー表紙と白黒挿絵の落差が酷くてがっかりすることが多い。直近の例を挙げると「ほうかごがかり」。 しかし千種みのりは表紙と挿絵のクオリティーが一定しており、白黒でもちゃんとキャラの魅力を引き出していた。 若い女の子しか描けないというわけでもなく、多少線が細く女顔なきらいはあるものの、男女しっかり描き分けられるのも好ましい。SDも可愛い。 自称家族想いな混河家長男のミステリアスな存在感もいい。今後出てくるはずの他のきょうだいたちの詳細が気になる所。続きが出たら読みたい。 | ||||
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タイトルとあらすじから退魔師的に怪異を片付けていく作品かと思って購読するも、思ってた以上にしっかりサスペンスしてていい意味で裏切られました。 ミステリーの内容は少々予想しやすい物ではありましたが、結末まで読み終えて読み直した際、「あ〜この人の反応はそういう意味だったのか」と振り返るとちゃんと伏線が貼られておりましたため、結末に行き着くまでの道のりは丁寧に作られているなと感じました。 また、ラノベとして重要な部分になる妹との関係についても非常に魅力的でした。 ネタバレになるため多くは語れませんが、妹という存在そのものの意味を最後まで読めば理解出来るので、今後どのように展開されていくのかが楽しみです。 次巻が出たら追っていきたいですね。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 主人公らの紹介に始まり,怪物が存在する世界設定,お披露目パートでの事件など, 特殊な世界で,説明が多くなるのは理解するのですが,そのやり方が露骨,不自然で, 経歴や状況に触れる,いかにもな会話が続く様子には,開始早々,しらけてしまいます. このほか,序盤から情報を詰め込み過ぎの印象で,あちこちで渋滞と迷子が発生. その一方で,鍵である怪物周りについては,気になるワードをチラつかせながらも, 意図的なのか,伏せられたり,後に回されがちで,ついて行けないことはないものの, 気になるからついて行こう,という気にもなれず,中へと入っていきづらく感じました. また,怪異譚や伝奇を軸にした謎解きも,過去の事件や人物を絡める構成ですが, これまた,みなが『冗舌』で,読む側が推理や想像を膨らませる雰囲気にはならず, 辻褄は合いますが,証拠も閃きも都合が良く,こちらも物足りなさだけが残りました. | ||||
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20年代に入ってタイトルから「探偵」を打ち込んだラノベルがたびたび見えたが、1冊目の推理クオリティが深刻に貧弱だったり、最初からミステリーではないなど釣り用キーワードという印象だけが強くなった。 この小説はそのような「探偵」タイトルのラノベルの中ではそれでもミステリーという枠組みを維持しようとする努力が見えた。 一番ましだという意義がある。 もちろん「本格」とは比較すらできず、構図やトリックに斬新さはない。 それでもラノベルである以上、作者を叱りたくはない。 ラノベル読者が期待するのは美少女との交流だ。 非常に独特なキャラクターやポジションはないが、熟練した作家であるだけに、定石的なヒロイン配置を通じて魅力を引き出した。 交流が少し少ない感じもしたが、推理に集中するという意図は理解できるので大丈夫だ。 エピソード自体はきれいに終わるが、シリーズ化の余地は十分に残している。 次の巻が出たら買って見るつもりだ。 | ||||
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