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暗殺者たちに口紅を



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【この小説が収録されている参考書籍】
暗殺者たちに口紅を (創元推理文庫)

暗殺者たちに口紅をの評価: 4.25/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

肝は、彼女たちが還暦を迎えた老女たち

還暦を迎えた四人の女性暗殺者たちが主人公。国際的暗殺組織<美術館>に採用され、訓練され、実績を積み上げてきた暗殺者たちは、<美術館>から"退職記念クルーズ"を贈呈され、カリブ海クルーズを愉しむはずでしたが、或る<美術館>の男を目撃してしまうことで自分たちが<美術館>の標的になってしまっていることに気づいてしまいます。そして、血で血を洗う(笑)四人の暗殺者対<美術館>の戦いが繰り広げられることになります。
 舞台は、ニューオーリンズ、英国、EUへと移りながら、主に格闘術のエキスパートでもあるビリーが主導しながら様々な暗殺の手口が披露されその興味をつないでくれますが・・・。肝は、彼女たちが還暦を迎えた老女たち(これは言ってはいけなかったか(笑))であることに尽きます。
 実は、段々と面白くなくなっていくストーリー・テリングにページを捲る手が少し遅くなっていったことは否めません。何故なのか?美術に関連した描写には興味をそそられましたが、アクション部分に関しては特にどうということもなかったからでしょう。その点、私はこの物語のいい読者ではなかった。
 但し、暗殺者であれ、一介のサラリーマンであれ「引退後も楽しく暮らせてるんだね」(p.293)という問いかけが何故か身に沁みたりもしました。
 □「暗殺者たちに口紅を "Killers of A Certain Age"」(ディアナ・レイバーン 創元推理文庫) 2023/6/4。
暗殺者たちに口紅を (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者たちに口紅を (創元推理文庫)より
4488191061

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