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散る散る、満ちる
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散る散る、満ちるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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あー、ありがちな片思い。 切な過ぎで、いじらしいすぎる主任さんに胸がキュンキュン、いや痛みを感じるぐらい、同情した。 あと榎本がいい味だしてる!いい友人?だ。 | ||||
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どこまでもお人好しで優しい主人公が、思った通りに切ない思いをし続けますが、最後は幸せになれて本当に良かったと思います。 | ||||
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片思いしている相手に、身体だけの関係を結ぶ。 ありがちな設定ながら、読ませる力量はさすがだと思いました。 つい夢中になって読んでしまいました。 ハルの孤独、痛かったです。 攻めの男との擦れ違いは、ハルさんの意地っ張りゆえ。 BGMはきっと「素直になれなくて」だろうな。 と、一人悦に入っておりました。 思い出がいっぱい残る家に一人住み続けるのはつらい。 ハルさんのお気に入りの玩具で埋め尽くされているとしても 孤独が余計に浮き上がり、読む側は余計にかわいそうと 思ってしまいますね。 読んだ後にせつなさと甘酸っぱさの残る、 いいお話でした。 | ||||
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ハルのお人好しに共感し、同じくグッときました。今ならキンピラだけでうるっときます。 ただ、むくわれないテンを幸せにしてあげてください…っとなります(笑) 不器用な恋で泣けるオススメ作品です。 | ||||
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主人公の受がけなげで可哀想すぎる。あまりに可哀想で、攻に対してイライラしちゃった部分もあるけれど、ハッピーエンドなので安心して振り回されちゃって下さい | ||||
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ネタバレあります。 里見との恋愛よりも、孤独の中、キンピラと一緒に暮らしている如月の心情のほうが胸にグッときました。 だから巻末の、両親を失った直後のお話が一番よかったなと思う。 人を好きになる境界は曖昧で、最初高橋君が好きでもそれから如月に気が向くことは分かる。 でも、如月と逢っている間に高橋君から電話がかかってきたからってそっちに行くのはやっぱり許せなかった。 その気になりかけた高橋君もかわいそう。 巻末の榎本のエピソードがほほえましい!その時に自覚してたら、その後の人生変わっていたかも(笑) | ||||
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レビューの評価が高いので、初めての作家さんでしたがトライしてみました。 とても読みやすい文章(ここ重要!)で、ストーリーの流れも良く、共感できるエピソードが上手い具合に散りばめられていて、楽しく読み終えることができました。 こういうバランス感覚をもった作家さんて、最近少ないので出合えて良かったです。 最初は周りの喜ぶ顔とか、心配かけたくないとか、迷惑をかけたくないとか、些細なことで本心を偽ってしまうことはよくあることで、それが癖になって素直に自分を出すことができなくなった如月というキャラが身近に感じました。 他の作品も読んでみることにします。 本当は★5つとしたいとこですが、王道なだけに、こちらが思わず唸ってしまうような意外性は欠けるので★4つにしました。 | ||||
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久しぶりにボロ泣きしました。 評判も良いみたいだったので読んでみたところ、もう本当に切なくて切なくて、そして温かくて、胸がズキズキしました。 心から応援してあげたくなる片思いのお話しです。 ぜひご一読を! | ||||
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レビューで既に「内容がわかってしまった」私です。 それでも読みたくなって、買ってしまいました。 普段は大抵の事じゃ、泣かない私。「大泣きした」「号泣必至」という映画でも泣きません。 …………が、これは泣きました。 まばたきしてないのに、泣いてるんです、自分が……。 気がついたら服と本の上にぼとぼとと……涙が止まらなくて。 それくらい、切なくて苦しくて……でもいい話です。 キャラがみんな「いい人」っていうのは、とても難しいと思います。 悪役を作った方が書きやすいですし。オチもつけやすい。 それでもあえて挑んだ(悪役無しの)この王道BL。傑作です。 | ||||
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お話はやさしい感じで、ほっこり読めました。 犬型ロボキンピラくんの使い方がうまくて、いいのですが、男性はこういうものを大切にするかなぁとちょっと思った・・・・まぁ、これはファンタジーだからいいか。 | ||||
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凪良さん初の王道テンプレBL. 王道だけどしっかり読ませるところが、さすが凪良さんだという感じです。 受けさんがとにかくしっかりとして、性格もすごく良いので、応援しながら読んでいました。 その他の登場人物も魅力的だし、無駄がない! 登場人物にゲイが多いのは愛嬌と考えて、すごく楽しめる作品だと思います。 表紙も挿絵もとても良い感じで、作品にピッタリ。 小説ショコラに、SSが別冊付録でついているので、これもチェックです! | ||||
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みんな、誰かに片思い。 そして全てのキャラが、とてもとても優しい。 みんなの愛情が読んでいて心に沁みます。 ハートの奥からじんわりと、愛されたい、大切にされたい、幸せになりたい そして幸せにしてあげたい気持ちが芽生える、暖かなラブストーリーです。 心が消耗して疲れている人にオススメしたいです。 | ||||
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最初はベタだなあと思ったりもしたけれど、なかなか琴線に触れるお話でした。 両親が死んで、犬型ロボット一台と住んでいるサラリーマン。 顔はいいし、仕事もできるし、人望も厚い。しっかりしてそう。でも実は寂しがり屋。 どこまでも優しい如月はもどかしいわけではなく、切ない。 逆に如月の好きな相手、年下の里見はどっちかというと子供でやんちゃだけど頑張って相手を守りたいってのが丸見え。 安定感はないけれど、その若い一生懸命さに好感が持てました。 あて馬的悪者がいないのもよかった。 みんなが誰かを好きでって設定が、フラれても後味悪くなかったです。 なかなか良かったのは、実は本編の超ショート番外編でついていた、如月の親友の目で見た昔、そして今のお話。 本編で結構メインだったこの親友だけど、彼がどう思っているか本心については語られていなかった。 そこが補完されていて、更に本編に深みが増した感じです。 | ||||
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主人公を含め登場人物が魅力的で良いですね。 特に如月は、家族を早くに亡くして恋愛にも臆病ですが、悲劇のヒロインぶらずに自分なりに気持ちを盛り立ててしっかり生きているところが好感が持てます。 如月が住む古い木造二階建ての一軒家での生活感も素敵です。寂しさを紛らわすオモチャの数々や何度も描かれる美味しそうな食事の描写、寂しい一人暮らしが来客で華やぐ様子や荒れ放題の庭に手を入れるようになる過程。それらが、いちいち押し付けがましくなく『健気』で『可愛らしい』へと繋がっていく。 (ホモばっかりだけど)地に足が着いていて優しい物語。 | ||||
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・・・読後感がけだるく感じるくらい、ドキドキし、度々泣いた作品でした。 話の設定としてはー 受けの如月(きさらぎ)は母親を子供の頃、父親を大学生の時に亡くしている身の上で兄弟もおらず、さびしい時を送ってきた。 失う時の怖さから大事な存在の恋人は作らずに両親と過ごした思い出のある家で暮らしていた。 だけど好きな人はいた。同僚で2期下の里見。恋愛に臆病な如月は、一緒に仕事をする事だけでも喜びを得ていた。 そしてその仕事には幼なじみも加わる事になり、幼なじみのアシスタントも加え飲み会を開いた夜に、里見には好きな人がいる事を知り、その対象が自分ではない事を知る。 そして里見の好きな人がどうやら恋人がいるらしい事を里見と如月は同時に知る事になる。 ショックを受ける里見に自分を重ねる如月は、勢いと成り行きから彼と寝てしまう。 行きがかり上から、彼の恋愛を後押しする事にもなる。複雑な胸中に悩む如月だったが・・ これだけ書くと切ない系の王道BLですが、それだけじゃないんです。また上手く描かれているんですよ、これが! 読むうちに、如月が取る行動や言動が自分の気持ちとシンクロしてしまって。 もう如月泣いたら、自分も泣くみたいな。 感情の浮き沈みがヤバイ、と思いました。 自分の好きな人には自分じゃない好きな人がいる。それを応援してまでも、傍にいたい気持ちが細かく丁寧に描かれています。 お涙頂戴的な話は嫌いな私ですが、この話には参りました。 攻めの里見も気持ちが移り変わっていく過程が自然に描かれていましたし、不自然に感じる事なくラストまで一気読み出来ました。 それに、里見の事もかなり好きになりました。 他の人を好きだった里見も、不誠実になることなく如月と結ばれ、如月を包み込むように愛するようになります。 またこれがいいんです、甘くて。 この話に出てくる如月の家や、如月の友達のロボ犬、幼なじみの榎本も全ていい味出していて、文句無しです。 読んで良かったぁ。 | ||||
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設計・施工請負会社の年下部下×美人上司。作者曰く「初めての王道BL」。久々にBLで大泣きしてしまいました…。 主人公・如月は、有能で性格もルックスも良い、傍目には完璧な男。大親友もいるが、哀しい背景のせいで「失う」ことを極度に恐れ、恋愛には無欲かつ慎重に生きてきたゲイ。ところが、密かな片思いの相手である部下・里見も実はゲイで、やはり別な男に片思いしていることが分かった夜、成り行きで寝てしまう。そこから里見との曖昧な関係が、そして幸せで苦しい日々が始まる…。 年上ぶってセフレでもいいと自分に言い聞かせ、現状維持(場合により退却)の気持ちと前進したい気持ちの間で揺れ動く如月。優しくてのびやかで、でも末っ子らしい子どもっぽさやちょっぴりの無神経さもある里見。 確かに定番ではあるけれど、里見の心情は読者にまる見えというわけでもなく(読み返すと、ああこの辺からどんどん心が動いたのね、と分かるのですが)、里見の片思いの相手がまた実に良い子なので、こちらとしてはかなりやきもきさせられます。 一方で物語の後景には如月が暮らす小さな家があって、この家には彼の孤独が隅々まで染み込んでいる。そこへ飛び込んできた里見の明るさ、鮮やかさが、季節を映す瑞々しい庭と共に、如月の孤独をまた余計に際立たせ、胸がつまります。 こんな如月に感情移入し過ぎてしまい、クライマックスでは彼と共に大泣きでした(表紙のロボ犬を見ただけでもう涙目です)。 儚げな題名がまた、切なくも幸せな内容を暗示しています(題名の意味は最後に分かるようになっています)。 さて、本書には、とっても嬉しい「おまけ」がついています。なるほどこう来たか!という感じ。ほろ苦くて、あったかい。実は一番泣かされたのはこの部分でした…。 だから「あとがき」は絶対先に読まないで下さい! | ||||
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