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メナハウス・ホテルの殺人
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メナハウス・ホテルの殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「メナハウス・ホテルの殺人 "Murder at the Mena House"」(エリカ・ルース・ノイバウアー 創元推理文庫)を読み終えました。 1926年9月。舞台はエジプト、カイロ近郊ギザに在る高級ホテル「メナハウス」。22歳で寡婦となったジェーン・ヴンダリーは、その8年後裕福な叔母ミリーに連れられてボストンからエジプトへとやってきます。ホテルに到着して3日後、或る殺人事件に遭い、死体の第一発見者になってしまいます。殺されたのはジェーンが知り合い、好感を抱いたステイントン大佐の娘、アンナ。尚且つ、彼女は状況証拠から第一容疑者へと格上げ(笑)されてしまいます。真犯人を見つけるしかなくなったジェーンは、真相を追求すべく被害者の調査から開始することになりますが。誰が、何ゆえにアンナを殺害したのか?自称銀行員のレドヴァースは、敵か味方か?叔母のミリーの様子が少し奇妙に映るのは何故なのか?そして何人かの怪しいと言えば怪しく見える登場人物たちがパラパラと行きかいます。パズラーですから、その詳細を明かすことはできません(笑)。 2020年のアガサ賞・最優秀デビュー賞受賞作だそうですが、どうでしょうか?私には「エジプト観光ミステリ」という以外に特に言うべきことが見当たらない作品のように思えました。ロジックは薄く、主人公・ジェーンのギクシャクとした行動にもついていけず困りました。 クリスティの「茶色の服を着た男」を友にひとりでいられる時間を楽しもうとするジェーンまでは、ノリノリで読み始めたはずだったのですが。 | ||||
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