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鳴かずのカッコウ



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【この小説が収録されている参考書籍】
鳴かずのカッコウ

鳴かずのカッコウの評価: 4.56/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 21~40 2/3ページ
No.28:
(5pt)

インテリジェンス

手嶋氏のインテリジェンスに関する知識がストリーに反映されていて、はらはらしながら一気に読んでしまいました。たまたま知っている神戸の街の様子もリアリティがあって楽しめます。ストーリーの前半部分と後半部分でリズムががらっと変わるのが印象的でした。
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No.27:
(5pt)

壮太の上司 柏倉に注目!

他の方のレビューを見ると梶壮太ファンが多いようですが、私の一押しは彼の上司、神戸公安調査事務所、国際テロ班の首席、柏倉頼之です。関西弁で言葉を選ばない、一見粗野な印象を与える昭和のおじさんのような人物ですが、実は根室の漁港で名が知れた「密漁品の仲買人」、偽装の達人で少し触れられている彼の活動の様子が実にかっこいい。「独自の情報源から引き出したヒューミントが入っていない報告書は、そうや、クリープを入れないコーヒーなんて・・いうCMがあったやろ。あれや、ええな」。って、このたとえは通じるわけがない(笑)

壮太は一度来たお客の顔は絶対に忘れないという焼肉屋のおばちゃんからも忘れられるような「影の薄い存在」。柏倉はそのおばちゃんのリアクションを見逃さず、「おばちゃんの記憶にちいとも痕跡を残さん。これだけは誰にも真似できん天性の能力や。うちのカイシャの秘密兵器やな」・・いちいちコメントが面白いです。梶壮太君も魅力的ですが、柏倉さんに惹かれて読み進める人も多いと思います。そして二人の掛け合いも。漫画だったらお互いの頭の上に「?」の吹き出しが付きそうな場面が多く、これもこの作品の魅力だと思います。
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No.26:
(5pt)

とにかく主人公が魅力的

安定志向の主人公は、一見脱力系で周りからは覇気がないと思われる。しかし実は本人も気づいていなかったことだが、公安調査官として必要な才能をいくつも兼ね備えていた。一度見たものは忘れないとびぬけた記憶力と粘りと分析力。そして極めつけは、その存在感の薄さ。一度来たお客さんの顔は絶対に忘れない焼肉屋のおばさんにさえ印象を残せない。これは身分を偽装して活動する際、非常に役に立つ天賦の才能…。とにかく主人公が愛すべき存在。物語の展開を楽しみながら、愛らしい主人公の成長を見守る。大活躍した後も「年金」のことが気になるあたりがまたいい。自分と同じ世代であり、いかにも周りにいそうな男子なので、感情移入できて面白かった。
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No.25:
(5pt)

おもしろかった!

公安調査庁が舞台のインテリジェンス小説。
難しそうですが、安定志向で公務員になった新卒6年目の男性が主人公で、私たち若者と目線が近いので物語に入り込みやすかったです。
鈴木成一さんデザインのカバーもおしゃれです。
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No.24:
(5pt)

007でタイガータナカが所属した公安調査庁

公安調査庁、ジミー・チョウとMiss ロレンスのロマンスを織り交ぜながら、 米中の舞台裏での駆け引きをサービル・ロー32番地のテイラーのごとく品のあるエレガントな文章で見事な小説に仕立てた手嶋龍一氏の筆力に思わず舌を巻いてしまう。一気に読破しました。 恋人に再び出会える様なおもいで、続編を待ち侘びています。
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No.23:
(5pt)

読みやすく加工された知性の塊

専門家が、難しいことを分かりやすく現したお手本。手嶋さんは和洋双方の文化に明るく、一冊から好奇心が広がる。一読後、詳細に読みたくなる広がりも深みもある。

神戸市と松江市双方に縁がある者としては、どちらも宣伝していただき、感謝。どちらの書店も、山積みにすべき。
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No.22:
(3pt)

さすが元NHK職員

図書館から忘れたころに通知が来てが来て読みました。NHKの大河ドラマのように政府の意向に世論を添わせる小説のように思えるのは勘繰りすぎでしょうか。米中の外交が日本の頭越しなのはあたりまえなのにそれを理由に結末を展開させるのは如何なものでしょうか。作品としては人物描写が優れ、小道具の描写が村上春樹級です。たまたま、この前に知人に勧められて読んんだ「ヒューマンファクター」が頭の中に残っていて比較していましたが、最後にその「ヒューマンファクター」自体がが出てきて笑ってしまいました。
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No.21:
(5pt)

インテリジェンスとは、何かを教えてくれる。。

日本のインテリジェンス能力のなさ、と、これからの希望の芽を描いている本。エンターメントとしても、楽しめま。。
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No.20:
(5pt)

静かな007

映画007のジェームズボンドのようにカッコよくて強くて、リッチでもない。当然、銃を撃ち合うこともない。主人公は地味で、属している組織は人も金もない。しかしボンドに負けず劣らずの情報戦を繰り広げる。

彼らの活動は決して表に出ないことなので、これがどこまでフィクションなのかは分からないが、いま日本で我々が安寧な生活を送れているのは彼らのおかげであり、今この時も決してスポットライトを浴びることのない世界で諜報活動に従事している名もなき人たちに敬意を示したい。
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No.19:
(4pt)

説明丁寧な入門書風

続きが読みたい。
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No.18:
(3pt)

鳴かずのかっこう

まだ読み終えていない
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No.17:
(4pt)

上司と部下かっこいい

上司の上意下達、部下の忖度なしの関係は信頼の上に成り立っているから無条件に楽しめる。また若い二人の絡みもいくばくかの愛が感じられて先を楽しませてくれる。内容は重いものがあるが展開が軽やかでエンタメとして楽しめた。
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No.16:
(4pt)

続きが楽しみ。

続きが楽しみ。 次は、もっともっと長い本文を希望。
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No.15:
(5pt)

面白い

見事。さすが手嶋龍一。
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No.14:
(5pt)

続編希望

まずタイトルからして読みたくなった。秀逸である。タイトルに惹かれ、一体どんな話だろうと手に取らずにはいられなかった。

人間臭くて親しみやすい主人公のキャラクターが魅力だ。思わず笑みがこぼれてしまうシーンが随所にあり、和んでしまう。是非本作を読んで確かめてほしい。
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No.13:
(5pt)

令和の傑作

秀逸なストーリーに惹きつけられ、一気に読み上げることができました。
登場人物も魅力的で、彼らの活躍に心が躍ります。
今後、続編や映画化が期待できるインテリジェンス小説の傑作です。
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No.12:
(5pt)

本当にありそうな荒唐無稽さ

多くのスパイ小説と同じで荒唐無稽だが、面白い。リアルっぽい
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No.11:
(5pt)

おもしろい

物語の始めからは思いも寄らない展開に、手が止まらなくなりました。
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No.10:
(5pt)

続編に期待

著者が生み出したニューヒーロー、インテリジェンス・オフィサー「梶壮太」。かつて筆者が生み出したヒーロー「スティーブン・ブラッドレー」がいわば完全無欠の存在であったのに対し、関西の国立大学法学部で国際政治を学び、学生時代に所属していたサークルは漫画研究会、公安調査庁に奉職したのは安定を求めていたから等々、私を含めこの小説を手に取るであろう読者層にとってその設定が身近に感じられるせいか、本作に描かれる神戸を舞台とした壮太の諜報活動がよりイメージし易く、ページが進みました。
昨2020年7月に、筆者と元外交官で作家の佐藤優氏との共作「公安調査庁―情報コミュニティーの新たな地殻変動―」(中公新書クラレ)が上梓されていたこともあり、公安調査庁が舞台となる本作の設定は、なるほどそうだったのかと思いました。共作者の佐藤氏と同様、驚異の映像型の記憶力を持つニューヒーローが、今後どのような活躍をしてくれるのか、今から楽しみです。
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No.9:
(1pt)

失敗したル・カレ風の小説

筆者が、知識をひけらかすだけの小説。

小説の内容よりも、細かい瑣末なディテールに力を入れているため、驚くほど内容がない。

兎に角、説明臭い。

いちいちメッセージを送るだけで、signalを連呼。
これには笑った。

1度説明されれば、特殊なアプリを使っているのは分かるから!
読者は記憶力がないとでも思っているのだろうか?

ル・カレを目指しているのだろうが、薄っぺらく、読むのが苦痛。
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