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(短編集)
闇は知っている
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闇は知っているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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歴史にイフは不毛な妄想だと思っている。同じように人生にも。 そうなのだけれど、この「闇は知っている」を読んだあとだけは、この山崎小五郎の人生を考えてしまった。 小五郎は捨て子であった。 それより、寺の和尚・隆浄に大事に育てられるが、後家の誘惑に負けて以来、転落の人生を送る。 ま、これが転落なのかどうかは見方考え方により異なるだろうが。 さて、小五郎は殺し屋になる。大金も手にする。 それは楽しかったのだろうか? もし、小五郎は後家の誘惑に負けてはしても、和尚の指示に従い、寺を移っていれば、血で汚れた人生は送ることはない。 人に尊敬される立派な和尚になっているだろう。 あるいは、藩に呼び戻され・・・。 それでも選んだのは小五郎。楽しいも辛いも小五郎の人生。 でも、どっちがいいんだろう。と考えてしまう小説なのだった。 | ||||
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