(短編集)
殺しの掟
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若き頃鬼平と剣客商売は愛読していたが、梅安は読んだつもりで最初の二冊しか読んでおらず、このほど絶筆部分までを一気読み。そして世界から去りがたく、この短編集「殺しの掟」も読んだ。 先年、素晴らしいトヨエツ版映画で見事蘇った「梅安彦さん」。その豆腐を偏愛する彦次郎が、本書の「梅雨の湯豆腐」に、住まいもふさ楊枝作りもそのままに登場する。 しかし瞠目すべきは、この「彦次郎」は三寸針を使うのだ! なんということか。梅安は彦次郎から分離した男だったのだ! 本書での彦次郎は命を落とすが、かれから生まれた梅安に、梅安物では彦次郎がつねに寄りそい、ついには鍼を覚えて代診を務めるほどにもなり、そこに小杉十五郎をくわえ、目黒の新居でこれからも三人が暮らすのだろう⋯⋯と予感させるまま、最終作は絶筆未完となった。 まだ作者が「仕掛人」という単語を思いつく前の「仕掛人もの零」である本作は、音羽の半右衛門をはじめ、おなじみの元締たちも登場しつつ、素人の捨て身の復讐作も扱う。 読んで損なし、素晴らしい短編集である。 | ||||
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中が焼けが有りましたが読むことは出来ました。年数が経っているのでしょうが無いかな~と | ||||
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これは、ヤバイ本です。出だしから、内容が凄い。夜狐になると、ワルの絶頂。 音羽の半衛門が出てくる。正太郎さんが梅安を描く前段の本だそうで、そうですか? 仕掛人なる言葉もまだ出来る前の物語。しかし、凄いよ。何と❗彦次郎が殺られる。 | ||||
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『仕掛人藤枝梅安』の原点である短篇集。どの短篇も面白い。 | ||||
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闇の世界の殺しに関わる人々を、魅力的に書く、池波正太郎はすごい! どうしようもない「夜狐」のような小悪党や、「顔」のようなやるせなさ、「殺しの掟」「夢の茶屋」のようなプロの世界、全て登場人物が魅力的でした。 香具師の元締が何人か出てきますが、縄張りを仕切るだけでなく、機転が利き、その対処などもうならせるものがあります。 池波作品では、本の中で、何年もずっと人が生き続いているような気がします。 | ||||
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