夏物語

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

夏物語の評価:

3.46/5点 レビュー 82件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

最後に向かうところが残念

前半を読んでいて途中で、あれ?これ乳と卵?と思いつつも新鮮な部分もあり読み進め後半、そちらは事前情報として反出生主義がテーマっぽかった(現代思想 反出生主義を考える に引用が出ていた)ので期待して楽しく読んだ。後半中盤で出てくる恩田のシーンが心底キモすぎてさすがだった。キモすぎて逆に笑った。この辺は夏子と友達の気分で、よく無事で帰ってきたね〜とわかち合い慰めたい気持ちになった。これをそこらの男性作家が書いていたら絶対このキモさをなんか美化か擁護かしちゃってここまで完全に有りそうなキモさを表現できなかったろうと思う。
その後も仙川さんとか善さんは良かったし夏子もそちらが正しいって思ったりするのに「最後へ向かうところ」はやっぱり明確な理由がなくても一般的な方に流れるんだなと残念だった。帯に村上春樹氏の推薦コメント載ってて「とくに最後に向かうところが僕はなにより好きだ」とのことですが。村上春樹苦手だし納得したけど。結局反出生主義は取り残されたかわいそうな人にしか見えず。というか最後に夏子が善さん呼び出してわざわざ話すのが残酷だなと思った。善さんにそんな宣言しなくてもいいのに…。「忘れることよりも、間違うことを選ぼうと思います。」って名言っぽく言ってるけどきついなこの人と思った。そんなこと言われて泣かれても、善さん災難過ぎる。
遊佐さんみたいな、男性のことはもう信用できなくてシングルマザーになったけど子どもは素晴らしいよ産むべきだよ人生変わるよ、というタイプの人にはとてもフィットしそうな話だと思った。遊佐さんも良い人で好きですが。反出生主義はメインではなかった。
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.7
(3pt)

最後に向かうところが残念

前半を読んでいて途中で、あれ?これ乳と卵?と思いつつも新鮮な部分もあり読み進め後半、そちらは事前情報として反出生主義がテーマっぽかった(現代思想 反出生主義を考える に引用が出ていた)ので期待して楽しく読んだ。後半中盤で出てくる恩田のシーンが心底キモすぎてさすがだった。キモすぎて逆に笑った。この辺は夏子と友達の気分で、よく無事で帰ってきたね〜とわかち合い慰めたい気持ちになった。これをそこらの男性作家が書いていたら絶対このキモさをなんか美化か擁護かしちゃってここまで完全に有りそうなキモさを表現できなかったろうと思う。
その後も仙川さんとか善さんは良かったし夏子もそちらが正しいって思ったりするのに「最後へ向かうところ」はやっぱり明確な理由がなくても一般的な方に流れるんだなと残念だった。帯に村上春樹氏の推薦コメント載ってて「とくに最後に向かうところが僕はなにより好きだ」とのことですが。村上春樹苦手だし納得したけど。結局反出生主義は取り残されたかわいそうな人にしか見えず。というか最後に夏子が善さん呼び出してわざわざ話すのが残酷だなと思った。善さんにそんな宣言しなくてもいいのに…。「忘れることよりも、間違うことを選ぼうと思います。」って名言っぽく言ってるけどきついなこの人と思った。そんなこと言われて泣かれても、善さん災難過ぎる。
遊佐さんみたいな、男性のことはもう信用できなくてシングルマザーになったけど子どもは素晴らしいよ産むべきだよ人生変わるよ、というタイプの人にはとてもフィットしそうな話だと思った。遊佐さんも良い人で好きですが。反出生主義はメインではなかった。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.6
(3pt)

子どもを作ることに自己決定はあるのだろうか?

「生まれることに自己決定はない。だが産むことには自己決定がある」・・・・本当にそうだろうか?
私は10年ほど前に長年、不妊治療をしていた経験から、「生むことに自己決定はあるのだろうか・・・・?」と感じながら読んでいた。ある意味、「生むこと」には自己決定があるのかもしれない、でも、子どもを「作ること」には、そんなに自由に自己決定して作れるものではないことを実感として感じてきた。どんなに最先端の技術を使っても、命を授かるということはとても難しく、本当に奇跡的なことなのだと思う。だから、例えどんな方法を使い、どんな理由で授かったとしても、命を授かるということは生まれる側に自己決定があって、やってくるのではないかと思う。授かった命を「生む」「生まない」というのは、人が決定できることなのかもしれないが、その前の段階として、どんなに「作る」と決めたとしても、そんなに簡単に命は授かるものではない・・・・だから、もし命を授かったのであればそれに従えばいいのではないかと思った。
「作る」ということに対しての議論に関しては・・・わからない。でも、そんな方法であれ、授かるということは生んでいいということだと思う。
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.5
(3pt)

子どもを作ることに自己決定はあるのだろうか?

「生まれることに自己決定はない。だが産むことには自己決定がある」・・・・本当にそうだろうか?
私は10年ほど前に長年、不妊治療をしていた経験から、「生むことに自己決定はあるのだろうか・・・・?」と感じながら読んでいた。ある意味、「生むこと」には自己決定があるのかもしれない、でも、子どもを「作ること」には、そんなに自由に自己決定して作れるものではないことを実感として感じてきた。どんなに最先端の技術を使っても、命を授かるということはとても難しく、本当に奇跡的なことなのだと思う。だから、例えどんな方法を使い、どんな理由で授かったとしても、命を授かるということは生まれる側に自己決定があって、やってくるのではないかと思う。授かった命を「生む」「生まない」というのは、人が決定できることなのかもしれないが、その前の段階として、どんなに「作る」と決めたとしても、そんなに簡単に命は授かるものではない・・・・だから、もし命を授かったのであればそれに従えばいいのではないかと思った。
「作る」ということに対しての議論に関しては・・・わからない。でも、そんな方法であれ、授かるということは生んでいいということだと思う。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.4
(3pt)

個人的には。。

無常の感じが淡々と書かれていて、芸術的でした。

結末に向けて、大衆迎合してしまった感があって、私は一気に冷めてしまいました。世の母親には丁度バランスが良いのかもしれませんが、もっと曖昧にもっと無常に、最後まで芸術的に迎合しないで欲しかったなぁと、勝手ですが思っております。
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.3
(3pt)

個人的には。。

無常の感じが淡々と書かれていて、芸術的でした。

結末に向けて、大衆迎合してしまった感があって、私は一気に冷めてしまいました。世の母親には丁度バランスが良いのかもしれませんが、もっと曖昧にもっと無常に、最後まで芸術的に迎合しないで欲しかったなぁと、勝手ですが思っております。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.2
(3pt)

概ね面白く読んだ

中学生時分、「生理が来そう」をとても嬉しそうに、「昨日もおりものがおりたの」と友達内に報告してた子を思い出した。「喜ぶ人も居るんだ」に驚き、同時に「嫌で嫌で堪らない」自分が、物凄くスレた人間になった気がしたっけ…

「父親の種ではない」と知った人が「騙されていた」になる、その回路が自分にはどうにもピンと来ない
常日頃から雑に扱われてきたなら「ああ、なるほど」で、何不自由なく丁寧に扱われてきたなら「赤の他人の子によくぞそこ迄」位で止まってしまう
「ルーツ」とか「アイデンティティ」を「精子」に求める気持ちは理解不能…当事者になってみないと分からないんだろうけどなあ
AIDに関して気になるのは、「提供者」の「子」が通常ありえない程の数はびこる。の、ただ1点
「提供者1人(←1回じゃなくて)に付き、〇人まで」とかの規制が必要だと思っている
ンでもAIDで生まれた事を、ことさらに「誇れ」と教える親は嫌だなあ
単に目的と手段、じゃダメなんかなあ。と

「非匿名」の精子提供した人に求められるアフターサービスを考えると、提供者は一体どんだけ報酬貰うんだろう?ボランティアで数十年後のアフターサービスまで引き受けられる人って実際に居るんだろうか?と、どうも情緒とはかけ離れた方向への興味だけが募ってしまった

基本楽しく読みました
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.1
(3pt)

概ね面白く読んだ

中学生時分、「生理が来そう」をとても嬉しそうに、「昨日もおりものがおりたの」と友達内に報告してた子を思い出した。「喜ぶ人も居るんだ」に驚き、同時に「嫌で嫌で堪らない」自分が、物凄くスレた人間になった気がしたっけ…

「父親の種ではない」と知った人が「騙されていた」になる、その回路が自分にはどうにもピンと来ない
常日頃から雑に扱われてきたなら「ああ、なるほど」で、何不自由なく丁寧に扱われてきたなら「赤の他人の子によくぞそこ迄」位で止まってしまう
「ルーツ」とか「アイデンティティ」を「精子」に求める気持ちは理解不能…当事者になってみないと分からないんだろうけどなあ
AIDに関して気になるのは、「提供者」の「子」が通常ありえない程の数はびこる。の、ただ1点
「提供者1人(←1回じゃなくて)に付き、〇人まで」とかの規制が必要だと思っている
ンでもAIDで生まれた事を、ことさらに「誇れ」と教える親は嫌だなあ
単に目的と手段、じゃダメなんかなあ。と

「非匿名」の精子提供した人に求められるアフターサービスを考えると、提供者は一体どんだけ報酬貰うんだろう?ボランティアで数十年後のアフターサービスまで引き受けられる人って実際に居るんだろうか?と、どうも情緒とはかけ離れた方向への興味だけが募ってしまった

基本楽しく読みました
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549