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五年後に
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五年後にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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中学生って、親子関係って、結構複雑なんだと思った。 | ||||
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5年後じゃないとそもそも選択肢に入ってこない。の主旨を、思春期の相手に誠実かつ気を損わない様に上手に言うとどういう言い回しになるだろう?「ほのめかし」と「はぐらかし」は子供相手ではどっちかというと「罪作り」だよなあ。岡澤は華と話して誠意不足に気付いたか。その気付きや、良し って感じでした 「渡船場で」の航平は少し鈍すぎかな?ちなみに自分は未だに水やお茶は自販機では買わない。と、いうか感覚的にどうしても買えない ボタンがないからとめられない。…違反するつもりはないけど、禁止のワンポイントソックスの方が安くて、何の模様も入ってないソックスは高くて、でも、高い方をねだれなくて「毎回怒られる」方を選んでいた中学時代が鮮明に蘇った。今思えばそれ程の困窮家庭ではなかったんだけど、あの「遠慮」を自分に叩き込んだ祖母と母への恨みを再燃させてみた 「眠る人」の恭子は幸いだなあ。葬儀が終わればこの姿も消えてしまう、なんて発想自体がない。死体は足が速いから、とっとと始末しなきゃ。で、六曜真っ先に気にするだろう 「教室の匂いの中で」の浩輔も少し鈍いかな?中学生の時には一瞬で分かっても、大人になると鈍麻するのかなあ。当事者から外れるからなんだろうか? などと、色々思考を脱線させながらも、楽しく読みました | ||||
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読みながら、私の中学校の先生たちもこんなふうに色々と悩み、迷い、考えながら、そして、どこかで癒しを求めながら、「教え、導く」という仕事を全うしようとしていたのかな。。。と思いました。 読み終わって思ったのは、先生もひとりの人間だということ。 家族との確執や、過去の自分を許せない思いなど、様々な重荷を背負って教壇に立ち、生徒たちに何かしらのプラスの影響を与えたいと願いながら、そう簡単にはそれができないもどかしさや自己不信を抱えているということ。 なんだか痛々しいなと思う場面も多かったです。 それに、親しい人の「死」がちょくちょく出ていて、それも読んでいて辛かったです。 表題作の「五年後に」よりも、第4編の「教室の匂いのなかで」のほうが希望の光が差しているようで、個人的には好きでした。 | ||||
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