(短編集)

爆発物処理班の遭遇したスピン

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評判

爆発物処理班の遭遇したスピンの評価:

4.04/5点 レビュー 28件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 21〜40 2/3ページ
No.34
(4pt)

全部盛り丼

SFに怪奇小説、ミステリー、猟奇小説、バイオレンス小説等、佐藤究のテイスト全部盛りです。
色々と微妙にジャンルが異なる短編を並べたことで、人によっては「これとこれは良かったが、これとこれはイマイチだった」となるかもしれません。
私は、『ジェリーウォーカー』と『スマイルヘッズ』がハリウッド映画っぽくて途中で早めにネタが割れ、まあまあに感じました。
しかし、夢野久作をオマージュした『猿人マグラ』と江戸川乱歩をオマージュした『九三式』はラストまで気が付かず、センスオブワンダーを堪能しました。
表題の『爆発物の・・・』は最新の量子力学である重ね合わせをモチーフにしており、不可能を可能にする処理が面白く読めました。
あと、唯一主人公に感情移入して「頑張れ」と思ってしまったのが、最後の一遍『釘』ですね。
その他のいずれの物語も一定以上のレベルに達しているので、読み応えのあるかなり豪華なセットメニューではないでしょうか。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.33
(3pt)

これってミステリ?

個人的にはミステリーというよりサスペンス。
このミスにランクインしているので見てみたが正直肩すかしを喰らった感じが否めない。

全編において、謎も何もなくただ暗い雰囲気の話が時々スプラッターを交えながら淡々と救われない結末に向かっていく話。

表題作の話も題材としては面白いが物語の根幹を「全て」専門家に説明させるのはちょっとセンスが無いなと思わざるを得なかった。
話のアイデアを活かすために都合よく設定された登場人物が都合よく物語に巻き込まれてる。奇跡かな?
でも情景描写と雰囲気描写は凄い作者さんなんだなと思った。
でもこれはミステリーじゃないよ。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.32
(3pt)

これってミステリ?

個人的にはミステリーというよりサスペンス。
このミスにランクインしているので見てみたが正直肩すかしを喰らった感じが否めない。

全編において、謎も何もなくただ暗い雰囲気の話が時々スプラッターを交えながら淡々と救われない結末に向かっていく話。

表題作の話も題材としては面白いが物語の根幹を「全て」専門家に説明させるのはちょっとセンスが無いなと思わざるを得なかった。
話のアイデアを活かすために都合よく設定された登場人物が都合よく物語に巻き込まれてる。奇跡かな?
でも情景描写と雰囲気描写は凄い作者さんなんだなと思った。
でもこれはミステリーじゃないよ。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.31
(5pt)

一気読み!

テスカトリポカで魅了され、その読後感をもう一度味わいたく、この短編集を購読。最後の「くぎ」はまさにテスカ…に繋がる感動の一編、その他も作者の読ませる力量を存分に摂取した読み応えある小品ばかりです。
是非、一読を!
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.30
(5pt)

一気読み!

テスカトリポカで魅了され、その読後感をもう一度味わいたく、この短編集を購読。最後の「くぎ」はまさにテスカ…に繋がる感動の一編、その他も作者の読ませる力量を存分に摂取した読み応えある小品ばかりです。
是非、一読を!
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.29
(4pt)

妙なリアリティ。。。

SFの短編集です。

どの作品も一捻りあり、読み進めるのがとても楽しい。

秋の夜長におすすめの一冊です。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.28
(4pt)

妙なリアリティ。。。

SFの短編集です。

どの作品も一捻りあり、読み進めるのがとても楽しい。

秋の夜長におすすめの一冊です。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.27
(3pt)

理屈っぽさがやや先走っている印象

基本アイデアと設定は面白いが、周辺の説得力が不足していないか?引き込まれる感じはしなかった。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.26
(3pt)

理屈っぽさがやや先走っている印象

基本アイデアと設定は面白いが、周辺の説得力が不足していないか?引き込まれる感じはしなかった。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.25
(4pt)

全部が好みとは言えないが

寡作な作者なので、作品に触れられるだけでも楽しい。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.24
(4pt)

全部が好みとは言えないが

寡作な作者なので、作品に触れられるだけでも楽しい。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.23
(5pt)

ジャンルの多様さ、に脱帽です!! しかもっっっ、どれも面白い。

佐藤究氏の短編集です。
表題作の「爆発物〜」をはじめ全8編がいずれも水準以上の面白さでした。
昨年の直木賞受賞作「テスカトリポカ」が、あまりにもインパクトが強く面白かったので
今回もそれなりの期待をしつつ
たぶん良くも悪くもそっち系だと思ってましたが、今作はSF・クリーチャー物・怪異譚・ヤクザ・バイオレンスなどなど各編バラエティに富んだ内容です。
しかしながら、それぞれ読むまで各タイトル見てもどういう毛色のものなのか想像がつきませんでした。
読み始めると「え、こういうお話なの!」と感じつつストーリーがどっちへ向かうのか分からない不安感みたいな…が、面白い!たまらなく面白いっ。

個人的に特に気に入った3作だけ紹介しますと…
「爆発物処理班が遭遇したスピン」ー「量子論」が要となるSFテイストの一編。これが爆発物処理班とどう絡むのかな、と思っていたら…お、おおっ!そーきたかっっっと感嘆。
「猿人マグラ」ー昔の昭和の「新青年」や「宝石」あたりを彷彿させるような感じで、個人的にあの辺の空気感が好きなのですが、人によってはオチとか「ん〜?」な一作かもしれませんね。ですが、それも含めてなんというか「憎めないヤツ」的な感じで好ましくて、見世物小屋的なタイトルも惹かれます。
「ボイルド・オクトパス」ー引退刑事のその後を取材するライターの体験談。主に日本国内を取材対象としていた主人公が、番外編としてアメリカの引退刑事に取材しに行くことになるのだが…「え、(なんで)そ〜なるのっ?」とストレートな感想。ちょっとヤバイ展開なのだが、どこか笑ってしまいたくなるようなブラックなユーモラスさ?とでも言いましょうか…そこが面白かったです。

ぜひ、各タイトルページをめくりつつ「え、こういうストーリーなの!」と、
趣向の意外さを楽しんで下さい。
佐藤究氏の引き出しの多さ、懐の深さを堪能できる一冊だと思います。
ん〜っっ、これはもう次回作が凄く楽しみでなりませんね。(うんと分厚い長編も待ってます。)
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.22
(5pt)

ジャンルの多様さ、に脱帽です!! しかもっっっ、どれも面白い。

佐藤究氏の短編集です。
表題作の「爆発物〜」をはじめ全8編がいずれも水準以上の面白さでした。
昨年の直木賞受賞作「テスカトリポカ」が、あまりにもインパクトが強く面白かったので
今回もそれなりの期待をしつつ
たぶん良くも悪くもそっち系だと思ってましたが、今作はSF・クリーチャー物・怪異譚・ヤクザ・バイオレンスなどなど各編バラエティに富んだ内容です。
しかしながら、それぞれ読むまで各タイトル見てもどういう毛色のものなのか想像がつきませんでした。
読み始めると「え、こういうお話なの!」と感じつつストーリーがどっちへ向かうのか分からない不安感みたいな…が、面白い!たまらなく面白いっ。

個人的に特に気に入った3作だけ紹介しますと…
「爆発物処理班が遭遇したスピン」ー「量子論」が要となるSFテイストの一編。これが爆発物処理班とどう絡むのかな、と思っていたら…お、おおっ!そーきたかっっっと感嘆。
「猿人マグラ」ー昔の昭和の「新青年」や「宝石」あたりを彷彿させるような感じで、個人的にあの辺の空気感が好きなのですが、人によってはオチとか「ん〜?」な一作かもしれませんね。ですが、それも含めてなんというか「憎めないヤツ」的な感じで好ましくて、見世物小屋的なタイトルも惹かれます。
「ボイルド・オクトパス」ー引退刑事のその後を取材するライターの体験談。主に日本国内を取材対象としていた主人公が、番外編としてアメリカの引退刑事に取材しに行くことになるのだが…「え、(なんで)そ〜なるのっ?」とストレートな感想。ちょっとヤバイ展開なのだが、どこか笑ってしまいたくなるようなブラックなユーモラスさ?とでも言いましょうか…そこが面白かったです。

ぜひ、各タイトルページをめくりつつ「え、こういうストーリーなの!」と、
趣向の意外さを楽しんで下さい。
佐藤究氏の引き出しの多さ、懐の深さを堪能できる一冊だと思います。
ん〜っっ、これはもう次回作が凄く楽しみでなりませんね。(うんと分厚い長編も待ってます。)
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.21
(1pt)

物語未満

表題で語りつくした。それ以外の表現が無い。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.20
(1pt)

物語未満

表題で語りつくした。それ以外の表現が無い。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.19
(4pt)

後味の悪さが癖になる

唯一無二の作風の作者らしい手の込んだ短編集。

大きく言えばエンタメなのだが、ホラー要素やサスペンス、やくざモノなど様々なシチュエーションを網羅している。
はっきり言ってどれも読了感が良い作品ではない。
ただこれで終わりなのかという物足りなさと、この先の展開を気にさせる部分で後味の悪さがさらに余韻を感じさせる部分で作者の力量を感じさせる。

題材的には一部難しく読みずらい人もいるであろう。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492
No.18
(4pt)

後味の悪さが癖になる

唯一無二の作風の作者らしい手の込んだ短編集。

大きく言えばエンタメなのだが、ホラー要素やサスペンス、やくざモノなど様々なシチュエーションを網羅している。
はっきり言ってどれも読了感が良い作品ではない。
ただこれで終わりなのかという物足りなさと、この先の展開を気にさせる部分で後味の悪さがさらに余韻を感じさせる部分で作者の力量を感じさせる。

題材的には一部難しく読みずらい人もいるであろう。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.17
(4pt)

SF、幻想、猟奇、暴力、犯罪

直木賞受賞作「テスカトリポカ」の圧倒的な質と量とは一味違った短編集。長編とはまた別の切れ味を感じられる作品です。長編だけでなく短編もチェックする必要がある作家さんであることがよくわかりました。

量子力学に基づいた起爆装置の無力化、CGで作ったはずのキャラクターたちの真実、裏稼業の悲惨な現実、子どもたちに伝承されていた都市伝説、猟奇的コレクターの末路(これは予想できました)、狂気の人種差別(これもなんとなく予想可)、敗戦後の大混乱、更生少年の活躍とそれぞれがこの作者独特の雰囲気を十分に醸していて読み応えあり、です。
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4065419492
No.16
(4pt)

SF、幻想、猟奇、暴力、犯罪

直木賞受賞作「テスカトリポカ」の圧倒的な質と量とは一味違った短編集。長編とはまた別の切れ味を感じられる作品です。長編だけでなく短編もチェックする必要がある作家さんであることがよくわかりました。

量子力学に基づいた起爆装置の無力化、CGで作ったはずのキャラクターたちの真実、裏稼業の悲惨な現実、子どもたちに伝承されていた都市伝説、猟奇的コレクターの末路(これは予想できました)、狂気の人種差別(これもなんとなく予想可)、敗戦後の大混乱、更生少年の活躍とそれぞれがこの作者独特の雰囲気を十分に醸していて読み応えあり、です。
爆発物処理班の遭遇したスピン Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.15
(5pt)

表題作がピカイチ。量子力学ハードSF。

●本書は8篇の短篇から成り、そのどれもが文芸作品のような丁寧な情景描写で始まっている。これからの
展開を予感する雰囲気を醸している。個人的には、この中では表題作「爆発物処理班の遭遇したスピン」
が最もインパクトの強い作品だった。量子のもつれをモチーフにしたもので、多くは宇宙SFやスペース・
オペラにみられる。
 しかし表題作はそのどちらでもなく、爆発物処理班のお仕事小説である。量子の相補性を利用した爆弾
の特異性を、重厚な筆致と緊迫感あふれるストーリーに仕立て上げ、読む者を圧倒する。加えて現実世界
を二元論で見立て、量子エンタングルメントのメタファーで哲学の世界へと誘っている。

 ラストのアインシュタインの独白も印象的。天才の苦悩をみた。この1篇を見出しただけでも購入した価
値はあった。
(2022.9.29 】追記)
 先のレビュアー諸氏に「テスカトリポカ」や「Ank:a mirroring ape」を強く支持される方が多いよう
です。ところがその方々は本書第一話「爆発処理班の~」にはそれほど興味を示されていないようです。
私の場合、逆に「テスカトリポカ」については途中でgive up で「爆発物処理班の~」について、これ程
おもしろいものは無いと絶賛しました。訳の分からない量子の世界の不思議な法則を想像し、これぞSFの
極致!と気分が高揚してくるのです。
 読者の皆さんそれぞれ好みがあるという事を再認識した次第です。がそれ以上に感激したのは、これだ
け好みの分かれるテーマをものの見事に描き分けている点です。著者の筆力は、相当なものだと驚きまし
た。
爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5) Amazon書評・レビュー: 爆発物処理班の遭遇したスピン (講談社文庫 さ 116-5)より
4065419492