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川あかり



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川あかりの評価: 4.32/5点 レビュー 38件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

すごく面白いけどご都合すぎない?

藩一番の臆病者が刺客になってなって敵対する派閥の領袖の暗殺を謀る、という設定はしばしばあるけど面白い。なにより、川止めが開くのを待つ個性ある連中と主人公の関係が徐々に濃密になっゆくプロセスが良いですね。ただ、藩の内紛やその過程がほとんど説明になってしまっていて、そこが動かないのでちょっと怠惰になってしまったのが残念。それに臆病者のはずの主人公が父親から受け継いだ必殺技をもっている、という設定もご都合主義だな。また、なぜ、主人公を刺客として送らなくてはいけないのか、その理由は何となくわかるんだけど、別に他の人間でもいいのに、というちょっと引いてしまうのはやっぱり、肝心なところが説明になっているからかな? ただ、主人公を助けようとする人たちのもう一つのストーリーが良くできていて、それがこの小説を良いものにしているという感じでした。
川あかり (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:川あかり (双葉文庫)より
4575666521
No.3:
(3pt)

臆病な侍が主人公

強い侍ばかりが主人公の作品が多い中、臆病な侍が主人公ということで購入しました。
派閥争いの描写が浅く、主要な場面が木賃宿と川岸ということで、スケール感がいまいちでした。
でも、手裏剣とか針が出てきて、まさしく時代劇です。
川あかり (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:川あかり (双葉文庫)より
4575666521
No.2:
(3pt)

評価が分かれる作品

評価が分かれる作品だと思う。
葉室氏の著書は比較的多く読んでいる方だが、
この作品は完成度としてはあまり高くない部類であると感じる。
初めて著者の作品を読む方や時代小説をよく読む方でなければ
非常に読みやすく、楽しめる作品だと思う。
時代小説をよく読む人にはあまりお勧めしない。
川あかり (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:川あかり (双葉文庫)より
4575666521
No.1:
(3pt)

藤澤周平にはまだまだ…

同じ著者の『橘花抄』で藤澤周平を超えたか?
とレビューしましたが、まだまだむらがあるようです。

他の作品同様“理不尽に立ち向かう正義”というテーマは一貫しているのですが
人物設定やストーリーに厚みがなく、感動度は今一歩。

『橘花抄』や『いのちなりけり』のクオリティを維持してくれれば
藤澤周平を超え、直木賞受賞も間違いないと思うのですが…。
川あかり (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:川あかり (双葉文庫)より
4575666521

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