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ろくでなしとひとでなし
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ろくでなしとひとでなしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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華は貧しい家庭の出。高校時代からバイトのお金を家入れていた。両親は自営なるも、帳簿も記帳しておらず、コロナ禍にあっても、助成金すら申請できない。昼間から酒ばかり父親は飲んでいる。そんな生活を脱出すべく、財界の御曹司と婚約した華。最後は悲劇的だが、この物語の根底にあるのは、両親の怠惰。華は悪くない。両親こそ、糾弾されるべき存在である。 | ||||
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両親を支えることが、自らの務めと信じて一所懸命生きてきた主人公が、歪んだ方向へ覚醒したことで、望みは叶いつつも、ドツボへと転がり込んでゆく後半に、深い哀しみを感じました。 | ||||
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敬称略。 新堂冬樹の「ろくでなしとひとでなし」は、現代社会の厳しい現実を描いた作品です。 物語は、コロナ禍で収益が減少し、左遷された編集者の佐伯華を中心に展開します。 彼女は実家の食堂の売上も落ち込み、酒浸りの父親に金を無心されるなど、絶望的な状況に追い込まれています。 そんな中、親友に紹介されたマッチングアプリを通じて、年商数百億円の財閥の御曹司との出会いを狙うことになります。 華は美容に励み、両親を偽装するなどして「上級国民」入りを目指しますが、その過程で様々な困難や葛藤に直面します。 新堂冬樹は、登場人物の心理描写に優れており、特に主人公の華が抱える絶望感や希望、そして野心をリアルに描き出しています。 華の奮闘を通じて、現代社会の格差や人間関係の複雑さを深く考えさせられる。 物語の背景には、コロナ禍という現実の厳しさが色濃く反映されており、読者にとって非常に共感しやすい内容となっています。 新堂冬樹の筆致は鋭く、社会の暗部をえぐり出すような描写が印象的です。 まとめると「ろくでなしとひとでなし」は、現代社会の厳しい現実を背景に、人間の希望と絶望を描いた力強い作品です。 社会問題に関心のあるあなたに強くお勧めできる一冊です。 この作品を通じて、読者は自分自身の生き方や価値観を見つめ直す機会を得ることでしょう。新堂冬樹の巧みなストーリーテリングと深い洞察力が光る、読み応えのある作品です。 | ||||
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すごく読みやすくて一瞬で読めてしまいますサクサクと展開していくので止まるいとまもないくらいでしたタイトルどおり、登場人物が皆ひとでなしろくでなしなんで、ちょっと胸糞悪いところはありますその中でも、何かどんでん返しがあるのかと思ってましたが、そのままひとでなしろくでなしで、、良い人は良い人で終わったところが、良かったのか、物足りなかったのかちょっとモヤっとしたとこでした | ||||
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新堂先生の本は毎回読みやすく面白い。なかなか新作がないためもう読み尽くしてしまった。本を読めばわかる。ろくでなしとひとでなし | ||||
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御曹司が実は御曹司ではなく、華の方が騙されてるんだと思った。しかし華の両親は、どうしようもない、ろくでなし、いや、ひとでなしだわ。笑 面白かったよ! 買って損なし。 | ||||
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結末でわかります。 最後まで御曹司の坊ちゃんは良い人だったのが、予想を裏切られた意外な結末かな。 主人公の狂ってく過程は他人目からしたら阿呆としか言えないけどね。 文章も無駄なくサスペンスフルで楽しめます。 | ||||
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