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玄鳥の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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安心して読めます。もったいないから、大事に取って置いたのですが、読んじゃった。 | ||||
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古い本ですが、きれいな状態なのでたいへん満足しています、気持ちよく読めます。 | ||||
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再読、著者の大フアンでもちろん文庫作品すべて読みつくしたが、この時代に日本人に生まれてよかった、もちろんこの作品も全編素晴らしい。 | ||||
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藤沢周平の短編集はいつでもどこでも読みやすい。とても重宝しています。 | ||||
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短編を読みつないでいくと、作品世界が、一つの藩をイメージできるように思う。 | ||||
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ラジオの朗読番組で放送された「玄鳥(げんちょう)」。春になるとツバメがやってきます。蛇や猫の届かない場所に巣をかける。それを気に掛けず、したいようにさせておく。昔はとてもツバメが賑やかであったと路(みち)は亡父がいたころの賑やかだった我が家を思う。 格式とか身分で恋心に応えることが叶わなかったからこそ秘めた想いこそが切なく美しかったのだと思う。 | ||||
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相変わらず藤沢作品は読みながらしんみりさせる。 剣士として名をはせながら、護衛に失敗、上意討ちに失敗した男、商人から受け取った献金を盗まれ左遷された男、藩主の御前紅白試合で負け面目を失った男。 でも生きていればいいこともあるんだよね。 そんな下級武士たちの気持が自分の胸にしみわたる。 リベンジの御前試合での剣さばきは目に焼きつく臨場感でカッコイイ! | ||||
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*5編の侍もの短編集。藤沢円熟期作品に大満足。 ■「玄鳥」 : こういう小説を読むと、「藤沢周平ってホントに上手いなー」って唸ってしまいます。 さて、兵六は生きて逃げれるか? 燕は戻ってこないのか? 来年も戻ってきて欲しいなー。 ■「三月の鮠(はや)」 : これ面白いね。 実力では勝っているものの、周囲の期待が大き過ぎて藩主の前での紅白試合で無残に破れた侍。 その後全くやる気を失せ、山中の川釣りばかり行ってたことでいつの間にか足腰が鍛えられ、いざ勝負の時、 「おー・・」 思わぬ力が・・・。それもこれも美しき巫女の力か? ■「闇討ち」 : 悲しい 侍の仇の話だけど、最後はそれなりにすっきり!? 私もこんな台詞を憎き奴に吐いてみたい。 「御中老、“闇討ち”とは かような具合にやるとよろしゅうござる!」 ブスッ! あ・・・aaa ,uuu,・・・ 馬鹿たれがー! 死ね!(*おっとハシタナイ、失礼) ■「鷦鷯(みそさざい)」 : 何とも、男親と可愛い娘の物語。 やはりどんな男が来ても気に食わぬもの。でも、剣術が優れていると得だなー。 そして、今も昔も男親は変わらないなー。 ■「浦 島」 : 最高です!!(巨人の阿部のノリで) 大好きです こういうの! いかにも、藤沢作品! いいなー、5つの短編集だけど、これだけでもう十分満足。 これ 映画にも出来そうな作品ですね。 もう、こういう人間に私も成りたい! この「浦島」が表題名でも良いんじゃないかなー。 最高です。とにかく最高! ■ お薦め度:★★★★★(大満足!) | ||||
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ずいぶん前に、人に薦められるままに購入し、 ずっとそのままになっていた本。 だが、最近、読んでみて驚いた。 「何でここまで人の心がわかるんだろう?」 これが心に浮かんだ言葉だった。 うれしい、とか、悲しい。好きだ、とか、嫌い。 そんな言葉では割り切れないもの、 言い表せない何かを作者は的確に捉え、表現する。 このように表現されたものに接すると、 「そう、そう」とうなづくことはできても 自分でその感情を表そうとすると、あまりに茫漠としていて 言葉に詰まってしまう…。 そんな淡く繊細な心の揺れ、機微とでもいうようなものが ここには描かれている。 小津安二郎の映画を観たときにも感じたのと同じものが、 この作品にはあった。とてもよい作品です。 | ||||
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藤沢周平氏の短編集。氏の作品は大好きで「蝉しぐれ」「用心棒日月抄」等、読みついで来ました。今回「玄鳥」を読み直して、時間の経過と共に失われてゆく家族の、そしてその家族を取巻く人間関係に対する悲しみに心打たれました。いつまでも続くと思われた幼・少年時代。父がいて母がいて、兄弟がいる。しかし永遠に続くと思われた色々な大切なものが少しずつ形を変えると共に自身も変化して来ました。失って初めてその喪失に気づかされる。変化に気づかされる。そんな人間のあり様をこの短編は見事に切り取って見せてくれます。その失われたもの達の象徴として玄鳥=燕が物語の中に登場し去ってゆきます。物語の終盤には目頭が熱くなりました。 | ||||
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あなたが引き出しの奥にそっとしまってあるもの。あるいは定期入れにそっと忍ばせているもの。でなければ実家の押入の片隅で、クッキーの空き缶の中そっと眠っているもの。 それがなければ生きていけないわけではないけれど、無くしたときにはとてつもなくヘコむもの。そして何かの折にふと取り出して眺めていると、若かりし日の切ない思い出に胸を締めつけられたり、「しあわせだなぁ」なんて人目も憚らずニヤついたり、なんだかじんわりと元気が出たりするもの。ここにあるのは、そんな愛おしい小品ばかり五作品。 派手ではないし、手がこんでいるわけでもないけれど、さらっと読めて、小さく感動し、忘れた頃にまたくりかえし読みたくなるのです。人様の書いたものではありますが、これはまるっきり自分のものとして愛でていいのです。きっと。 もしもあなたが藤沢作品を読んだことがないのなら、まずはこの一冊を手にとるべきです。あとは、放っておいても全作品を読みたくなるに違いありませんから。 | ||||
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短編集です。表題作の題名(つばめのこと)と内容の意外な繋がり、深さが素晴らしいですね。さらにいくつかの物語の中で、やはり決闘を描いた数編に奥深さを感じます。将来を嘱望されながら御前試合で負けてふてくされる部屋住みに訪れる清純な少女との出会いとその背後に隠された血なまぐさい陰謀。若い頃からの剣客仲間を藩の抗争で失い、残る二人が隠居の身ながら怨みを討ち果たす黄昏の友情の美しさ。いずれも人と人のつながりと魂を信じたくなる素晴らしい傑作群です。おすすめ。 | ||||
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