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透明な螺旋
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透明な螺旋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 81~100 5/6ページ
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いったいいつからこんな構想があったんだろう?10作目にしてこんな事件で新たな真相を出してくるなんて本当に記念すべき作品だと思う。 たしかにガリレオっぽくない、どちらかというと加賀シリーズのようなしっとりとした事件ですが、落ち着いている中に衝撃の事実があり面白かった。ガリレオも年をとるし、時代も変わってる。 まぁ自称東野圭吾をずっと読んでる系のみなさんは、東野圭吾さんの新刊を読むごとに「白夜行」を超えられない、「容疑者X」以降つまらない、もう東野圭吾は買わない、騙されただの・・・。 それってV9巨人は強かっただの、自分が行ってたラーメン屋に行列が出来たら味が落ちただのと言いたい人と同じですね。嫌ならもう買わないでいいし読まないで下さいよ。 これだけ本が売れない時代に、トップでありつづけて、作品を書き続けて、なおかつ読みやすく、過去のファンも納得させる作家さんはいません。 おそらくそういうファンがぶつくさ言うのも著者は承知で新たな作品を出し続けてくれています。 これからも東野圭吾作品を読み続けます。楽しみです。 | ||||
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他のレビューを見ると低評価している方がいますが、とても面白く満足な一作でした(あくまで個人的な感想であり、否定的な意見がある理由もわからないではないですが、それを考慮しても良い作品だと思います)。 私は主人公の生い立ちや家庭的、感情的な部分が描かれていた方が、その主人公をより好きになれるタイプです(そもそも、このシリーズを好きになったきっかけは「容疑者xの献身」において、親友のために苦悩しながらも行動する、人間臭い湯川先生を見たからです。その一面を知っていたので、「探偵ガリレオ」、「予知夢」も湯川先生に感情移入でき楽しく読めました)。そのため、ずっと湯川先生の子供時代を知りたいと思っていました。 なので、今回それを描いてくれたことには感謝しておりますし、より湯川先生が好きになりました。少年時代のエピソードは初期の湯川先生と重なる部分があり、違和感を感じることはなかったですし、人としての成長過程が見られたようで感慨深いものがありました。 第一作からかなり時間が経っており、科学を扱う作品である以上、科学知識は最新のものを参照する必要があるかと思います。登場する技術は新しいもので時代の移り変わりを感じさせるのに(実際、シリーズの途中作からはスマホが出てくる)、主人公は年を取らず内面も全く変わらないというのは、むしろ違和感を覚えてしまいます。このシリーズは主人公が巻を重ねるごとに円熟しているように感じられ、良い変化をしていると思います。 また、このシリーズの長編は、専門的な科学知識を使ったトリックより人情的な部分に焦点を当てる傾向にあることは知っていたので、科学的なトリックが出てこないことも気にしていません。 ただ、短編版の作風や初期の湯川先生像を強く求める人は、「違う!」と思ってしまうかもしれないです。 結局、読者がどんなガリレオが好きなのか、どんな話を求めているかによって評価が分かれそうです。湯川先生のプライベートが分からないことが魅力という人にはおすすめできません(もちろん、人によって感性は違うものなので、低評価している人を否定する気はありません)。 が、(くどいですが)それを頭に入れた上でも好きな作品です。 長々と書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。 | ||||
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初期作品を除いて当たり外れがないのは驚嘆に値する。この新作も文句なしの満点。「低劣なレビュアーの雑言」はエンターテインメント小説の何たるかを誤断しているがゆえの遠吠えにすぎません。気にすることはありませんよ。東野作品をすべて読んでいる私が自信を持ってお奨めします。 | ||||
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面白かった 今までにない展開 | ||||
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ガリレオシリーズは『沈黙のパレード』に次いでこれが2作目。他の方々のレビューでは低評価も散見出来るが、僕がガリレオ初心者だからなのか僕にはその理由がよく分からない。この作品は十分に面白かったし1815円が惜しくない秀作だったと思う。経済的理由から自らの子を手放さなくてはならなかった2人の女性の悲哀。その悲哀がこの物語に適度な奥行きを持たせている。ミステリーとしても最後まで展開を予測させない東野さんの手腕に満足。星5つです。 | ||||
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東野圭吾さんの本全部読んでます。白鳥とコウモリあまりにガッカリで今回も購入悩んでました。レビューも悪かったし。でも透明な螺旋とても良かったです。是非皆さんに読んでもらいたいて | ||||
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コロナ以前は通勤途中に電車内で読みやすいように文庫本が出るのを待って読みましたが、 最近はもっぱら在宅なので出版初日にハードカバーを購入して読みました。 沈黙のパレードはハードカバー出版時はコロナ以前のため文庫の出版を待って読んだので、9月に入ってからガリレオを2冊連続で読みました。 タイトルにも書きましたがガリレオらしい?科学トリックはなく、それを期待すると期待外れかもしれませんが、純粋に東野ミステリーとして見れば湯川の新しい面も見えて非常に面白かったです。 そういった意味ではどなたかもレビューで書いてましたが主要登場人物は変わりないですがガリレオスピンオフと言ったところでしょうか? | ||||
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とても楽しく読ませて頂きました。 面白かったです。 東野氏も還暦を超える年齢で、おそらく親の介護や認知症やら親との別れ等を経験してるでしょう、そういった自らの経験も踏まえて作品を書かれているのだろうという事を感じます。 『いつもの湯川のトリック暴きが無い』とか、『簡単に読めてしまう平坦な文体だ』とか、『犯人がすぐに分かってしまった』とか、『湯川は年を取らない方が良い』とか、色々な意見があるようですが、今回はそういった作品じゃないんじゃないかなぁ。 私はまるで1990年代初頭の作品のような感覚で読ませてもらいました。 「同級生」「分身」「むかし僕が死んだ家」の頃のような。。。。 いくつも張り巡らされた伏線や登場人物の心の動きなど、相変わらず人が書けているなぁと感服してしまいます。 私は昭和生まれなので、昭和の風景が出てくると思わず、にやっとしてしまいますし、「放課後」からリアルタイムで作品を読んで来ましたので、その時々の書かれた時代背景や時系列等が良く分かります。 「放課後」 「卒業」 「学生街の殺人」で 確か「卒業」と「学生街の殺人」の舞台が同じ町か隣町だったかな? 喫茶店をくぐる時の描写だったかピエロの人形だったか、思わずニンマリしてしまう箇所があったなぁ。。もう一度読んでみよう! そういう微笑ましい演出をしてくれる所も嬉しいですよね。 ・・・・・・・ そういった意味でもこの作品はとても素敵な作品だなぁと感じました。 また、もしかしたら今回、東野氏は湯川に自分自身を投影させているんじゃないかなぁとも感じてしまいました。 | ||||
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一気読みさせられる文章力、さすがです。 | ||||
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長年、東野圭吾のファンですが、今回も満足の読了感。すらすらと読めるし、自分の身体に合った文体なんだと改めて実感。 いろいろと厳し目のレビューもありますが、それだけ東野愛が強い証拠なんでしょうかね。 奇抜なトラックやら展開を求めてる読者ばかりではないので、こういう作品もありではないでしょうか。 とにかく、今回も読んでよかった、楽しかった、そう思える一冊でした。 これまでのガリレオシリーズを再読したくなりました! | ||||
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ガリレオ健在、出生の真相(ねたばれになりそうなので書きません)。 あっと言う間に読んでしまいました。 内海さんの出番が少ない?のがやや残念。 | ||||
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何から何までシンプルであるため、天才物理学者としての湯川学の必要性は本当に全くといっていいほどない。マグネティックモノポールの部分のみだろうがそれもマクスウェル方程式を古典電磁気学で履修し知識があればある程度わかるようなものであるため尚更"天才"である必要はなかろう。多くの人が期待を裏切られた、駄作だ。というのも頷ける。まぁしかし、人間としての湯川先生の物語として僕は解釈し、気持ちの持ち方としてガリレオシリーズとは切り離して純粋に小説として読むほうが楽しめる方が少しは増えるかもしれない。基本的に切なく悲しい作品だ。 | ||||
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凄い作品だな。 東野圭吾を初期から全作読破している筋金入りのマニアほど悶絶したんじゃないか。 これぞ東野圭吾の究極形。 東野圭吾らしさをどろどろに煮詰めた極北の作品だと。 20年跨ぎの伏線回収も鮮やかで当然120点の星5ですよ。 しかしいよいよ加賀恭一郎との区別が難しくなってきたな(苦笑) 巨匠も老境。終わりの始まりなのか。 | ||||
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素敵な表紙だとわかりました。東野さんは少女漫画にも詳しかったのですね。 27年前のお話しが今に続いていたとは・・あの人は湯川先生だったのか 「ファンはもっと驚く」の意味がわかりました。 | ||||
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東野作品は全部読んでるくらいのファンです。時間を忘れて一気読み、ここ最近の作品の中でもかなり上位でした。 | ||||
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ガリレオシリーズと思いきや、科学的アプローチもなく、やられたかなぁと思っていたら。 東野圭吾ファンにとってはまさかの20年越しの驚きのリンク。 みなさんの即読からのガッカリ感想からのギャップがたまらないです。 やはり天才。 | ||||
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湯川の生い立ちが明かされたことも驚きではあるけれど、 それよりもっと大きな事実が明かされている。 湯川に関する設定は決して後付けではなかった。 私にはこちらの方が余程衝撃的でした。 東野圭吾作品はほぼ読んでいたのに、自力で気づけなかったことが悔しい…。 | ||||
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厳しめのレビューが多いようですが、個人的には楽しみました。読みながら、絵を描いたのが、完全に福山さんと北村さんでした。 トリックは出てきませんが、久々湯川先生、草薙刑事に逢えて嬉しかったです。 | ||||
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これは、 ガリレオの転換期として、重要な一冊に成り得ます… この人間性溢れる湯川を描いたあと、この後の展開に、期待しております。 もう、大掛かりなトリックや非現実的な内容は、湯川と草薙にはいらない、もはや彼らは私の中から飛び出してる… 数年前の作者のコメントです。 そうなんです!ここまで感情移入を出来るキャラクターはこの二人と加賀だけです。 この作品を批判してる人は、いつまでもトリックものばかりだとしたら、もう非現実の話は、いらない!などと言ってるはず。 変化を恐れては先に進めないよ! 作品は自由だ!ましてや、フィクション小説などは、無限の自由だ! フィクション物語の表現なのだから、 批判などは、なにもいらない。 どうゆう展開や結果なら納得するのか?あなたはそんな答えを持っているのか?そもそもなぜあなた達の満足する結果にしないといけないのか? そうじゃないでしょ? ただ与えられた作品を読み、 読書を通して、作者の脳と会話することが小説の醍醐味… それが無理なら、ノンフィクションを読めばいい… | ||||
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ガリレオシリーズ「聖女の救済」で内海刑事にいっぱいのコーヒーから恋の花咲くこともある、といううたがむかし、、、とはなしていて、このお話のはじまりのところは、まさにそのシーンです。購入するもわたしには敷居が高く(ヤキモチ焼きなので)未読の「昔ぼくが死んだ家」と「使命と魂のリミット(これは、単に難しそうに思えて)」を読んでおけばよかったみたい!と長く東野圭吾様のファンでいらっしゃるみなさまが羨ましかったです。 あまり書きすぎると読む楽しみを邪魔してしまいますが、毎回新しい事を学べる作品で今回は、「夜明けの街で」の園美ちゃんがちょうど大きくなったくらいの年齢の主役の女の子園香さんのことで、どうしても最初に好きになった人から離れられない心理的な理由を小説の最初から最後までのあいだに、様々な登場人物のこころの声や、湯川博士との対話からひきだされる言葉たちで、なんとなくではあるのですが理解できるようになれて、嬉しかったです。 購入後に、本のカバーを取り外した場所に かわいらしいハートがたがかくされていました。血縁関係がないのに、似てるってステキです。仲の良いカップルも、似ていますよね。 すごく楽しかったです。ありがとうございました。幸せです。 | ||||
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