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(短編集)
黒い蹉跌 鮎川哲也のチェックメイト
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黒い蹉跌 鮎川哲也のチェックメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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短編なので、深くはないが気軽に読める | ||||
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キレイな状態の書籍で満足した! 内容も読み応えがあって大満足! | ||||
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巨匠・鮎川の倒叙もの短編集である。 かつてテレビドラマの原案となったものを集めたものということである。1978年放送ということなのでさすがにテレビで見てはいないのが残念。 8編を収録。倒叙ものというと、読んでいる側からすると、この犯罪のどこからほころびが・・・というのが面白いところである。 描かれる事件はちょっと時代を感じさせるものも多いのだが、そこは時代が時代ということで、普通に割り引いて読む。これはこれで当時の風俗などがなんだかんだいって楽しい。 ・・・なんですが、どうもときどき、結末に鼻白んでしまうことが。 別に犯人が失策を犯したわけでもなく、たまたま偶然が重なってつじつまが合わなくなって・・・という結末はどうなんでしょう。うーん。 読み物としては面白いのですが、ミステリとしてはどうなんでしょう。 | ||||
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鮎川哲也の作品はほとんど持っています。倒敍ものとして買いました。 | ||||
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倒叙物だけを集めた短編集だ。八篇収録している。67年から79年にかけて書かれた作品なので、昭和レトロの香りが漂う。 いずれも犯人の工作が破綻する。不自然な小細工が過ぎてボロが出る作品が多い。松本清張の同傾向の作に比べると、いかにも薄っぺらく悪い意味で探偵小説的だ。が、ミステリ好きなら稚拙さが一種の味わいになるだろう。私はそこそこ楽しめた。 「井上教授の殺人計画」の皮肉な顛末が気に入った。 | ||||
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本作の宣伝文句は実に変だ。 「コロンボ」「古畑」と並ぶ傑作ドラマ「チェックメイト」と言われても、ほとんどの人が??? だろう。 実は、現在のテレ朝が2作の人気に便乗して制作してのが「幻の番組」「チェックメイト」だ。 2作がオリジナルに対し、こちらは鮎川哲也が原作。 なので期待したが、全然面白くない。 倒叙ミステリを無理やり「主演の刑事との対決物」にしたために、原作の良さが全く活きていない駄作で低視聴率で打ち切り。 制作のテレビ朝日&東映がオリジナルで「相棒」を作り、見事な「対決物」を作るまで、随分かかった。 たから、なまじ「あのドラマ」の原作だと思うと購入したくなくなる可能性もある。 なので、あえて書くがドラマと原作は別物と言っても良い。 いつもの安定した鮎川哲也の「倒叙ミステリ傑作選」だから。 なので、彼の様な「本格ミステリ」好きは購入をお勧めする。 もちろん、短編小説で「倒叙物」なので、鮎川哲也らしく「どうして犯行がバレたか」の一点がミソだから、やや物足りない面があるのは仕方が無い。 | ||||
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