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(短編集)
隠し剣孤影抄
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隠し剣孤影抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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お気に入りの「隠し剣鬼の爪」「必死剣鳥刺し」の原本が読みたくて購入。 (3部作の一つ「武士の一分」は別の方ね。) あまりに映画が脚色され、別の話にまで持っているかよく分かりました。そこは残念です。 藤沢さんの方は淡々と読める、って感じですね。 | ||||
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80ページほどの「宿命剣鬼走り」を除くと一編30~40ページほどの短編8つからなる。「必死剣鳥刺し」が一番凄絶であり印象に残った。8編とも爽やかな余韻を残すものではないが、武士道の悲惨さと残酷さを描く。 | ||||
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どうってことのない話ばかりだけど、剣豪モノに庶民感覚を取り入れたのが当時は斬新だったのだろうと思う。だとしたら日常の仕草の描写をもう少し精緻に…と思わなくもない。 | ||||
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秘剣、外に語らず──伝授はもちろん、どんな技かも極秘にされる“隠し剣”。その隠し剣が必要になるとき、それは最悪の事態を意味する。剣鬼と化して破牢した夫のために捨て身の行動に出る人妻、これに翻弄される男を描く「隠し剣鬼ノ爪」は、同名の映画の原作となった作品。そのほか「臆病剣松風」「暗殺剣虎ノ眼」「女人剣さざ波」「必死剣鳥刺し」など。 | ||||
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著者の本は、どれも評価が高いので、試みに数冊読んでみた。 藤沢氏の枯れた味わいとか、男女の機微、滅びの美学など、自分にはまだ早かったみたいです:) この短編集は、どちらかというと暗いトーンのものが多い。 解説や著者のwikiで知ったのは、1978年頃から明るめの作風のものも増えてくるそうで、自分はそっちのほうが好み。 「用心棒日月抄」という連作短編集は、実際、読んでみるとこの作品よりは飄々とした感じがした。 多作な作家なので、色々なトーンのものがあるのだろう。 | ||||
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話が人の心の機微を丁寧に書き込んでいくスタイルだったので ちょっと残念でした。もっとチャンバラに寄ってくれていたら、 もう少し評価は高かったと思います。 ただ面白くないわけではないです。でも少し暗い話題が多いかな。 | ||||
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あまり手に汗握る場面が少なかった様に思われました。残念です。 | ||||
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ただひたすら強いだけの剣豪小説も面白いのだけれど。 藤沢周平の世界では、そんな人は出てこない。 めっぽう剣の腕は立つけれど、酒と女にだらしなかったり、お金に抜け目なかったり。 この隠し剣シリーズでは、不倫している剣士や臆病で仕方ない剣士がいる。 ブスな女剣士もいる。ただし、このブス剣士、旦那のために果たし合いの身代わりを務め、見事的をやっつけ、「オレの間違いだった。これからは仲良くやろう」と改心させるという涙もの。 ほかにも、藩を守るためにいいように使い回され殺されてしまう人など、現代社会では命のやりとりはないけれど。 命を名誉や地位や富に置き換えれば、現代社会をよく観察している小説なのだ。 それでも、この本に出てくる8人の剣豪は、人生を後悔しない。 うーーん、ほれぼれする。 | ||||
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