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(短編集)
春秋の檻 獄医立花登手控え1
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春秋の檻 獄医立花登手控え1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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刀ではなく、自らの手足を武器とする柔で悪人をやっつける手法は珍しい。 この事を含めて全体に藤沢周平の優しさが溢れ、 簡単に読めて全ての編の読後感がスッキリしていて良い。 「簡単」という言葉を使ったが、匠な文章だからこそで、 並な筆力ではないという証である。 編がすすむ度に立花登の心境が変化、そしてゆっくり様々なことが進展。 最初の方では立花登の叔母と従妹の性格の悪さが際立っていたが、 話が進むにつれ、次第に魅力的な人物に変わっていった。 最後は立花登の明るい希望を読者に確信させる。 ハッピーエンドがなによりである。 作者が存命であれば、続きが読めただろうに・・・ 少し残念である。 | ||||
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昔々に読み感動した本です。再購読で新たな感動を得る事ができました。藤沢周平作品にのめり込む一冊です。 | ||||
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テレビドラマとは一味違う原作者の筆運び等が感じられて楽しく読ませていただいております。 | ||||
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4巻再読一気読みの面白さ!続きが読みたいが、著者は、残念ながら、もう此の世人ではない。 | ||||
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NHK-BSでドラマ化(主演:溝端淳平)されたのを観て、 今までの小説と違って明るい内容にまず驚いて、原作を読んだ 次第である。 ドラマの登は気性が真っ直ぐすぎるところがあるが、原作はもう少し 人間くささがある。 叔母に頭が上がらず、すぐ逃げてしまう叔父など設定が面白い。 ホームドラマのようだ。これはめずらしい。 それに牢医者というのもいい。一癖も二癖もある人物たちが毎回 登場する。 小説には登の住まい付近の地図と、小伝馬町牢獄の平面図が ついている。 藤沢作品は皆そうだが、会話が活き活きとしていて、それに 図面を突き合せればもうドラマを観ているような、江戸の 町に入り込んだような感じである。 タイトルも『雨上がり』、『返り花』、『風の道』など風情のある ものが多い。 不可解な女心を『塀の上に、異様なものがある気がして見上げると、 梅の花だった。枝頭に、季節でもない狂い咲きの花が、四、五輪 ひらいている。』と、美しく例えるところは、さすがである。 この美しさが藤沢作品たる所以ともいえる。 連作で4巻も出ているので、登の成長、ちえとの関係など、 短編が多い中、いつもとは違った楽しみもあるようだ。 | ||||
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NHKBSの時代劇でやってて、即Amazonで買いました。藤沢周平さんの、静かでも人間のまっすぐに生きることの美しさが素晴らしく描かれてます。 | ||||
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NHK-BSでやっている時代劇の原作で、藤沢周平作品です。 獄医立花登の活躍をドラマで見て、改めて原作を読まれる方もおられると思います。 牢獄医の主役は、情に厚くて困っている人を見過ごせない男。 医術を学びながら柔術も出来て、お人よしの男前、頭脳派でありながら腕っぷしも強いという設定。 どこか情けない、少し間の抜けた、清貧の主人公ばかり描く藤沢周平作品の中で、少し違う作品です。 当然、原作の内容が面白いので、主役の俳優さんのイメージと立花登のイメージが外れなければ、【あたり】ではないでしょうか。 (ドラマ的には、JINの主役俳優が演じても外れなかったであろう作品) | ||||
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江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登 居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥る 起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で獄舎に持ち込まれるさまざまな事件を解く連作集 「雨上がり」 「善人長屋」 「女牢」 「返り花」 「風の道」 「落葉降る」 「牢破り」 どれも事件は解決するのですがすっきりとはいきません 微妙に心に残るものがあって後を引きます そこが日本人独特の心持をよく表現していると思います 2~4巻も出ています ボチボチ読んでいきましょう 藤沢さん、本当に多作な方でしたがどれもこれも読みごたえのあるものばかり 一読者としては誠に喜ばしいことです | ||||
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I really liked the product, and very good shopping with amazon in the future will more shopping, I like to thank you guys services. | ||||
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いつものことながら、最後まで気持ちよくお取引できました。ただ、マーケットプレース店は配送状況の確認ができないのが残念。 | ||||
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