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用心棒日月抄
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用心棒日月抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 1~20 1/4ページ
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本日(6/4)、受け取りました。 綺麗な状態で、丁寧な包装でした。 ありがとうございました | ||||
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切りあいの臨場感が素晴らしい。また、忠臣蔵の物語を別の角度から浮き彫りにしているのも面白い。一気に読めました。 | ||||
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NHKで村上弘明さん主演で「腕に覚えあり」としてドラマ化された、藤沢周平さんの作品の中でも人気の1冊です 主人公は、藩の抗争に巻き込まれ脱藩し、江戸で裏店生活を送ることになります とはいえ、「食べる必要」があり、そこで、口入屋から仕事をもらい、糊口をしのぐことになります 主人公は、ドラマのタイトル通り、剣豪としても一流なのですが、そういう仕事ばかりがあるわけでもなく・・・ この剣豪でありながら、時に、飼い犬の世話をさせられたりという対比が、この小説を面白くさせていると思います 4巻まで行くシリーズなのですが、この第1巻では、赤穂浪士をからめた展開になっているのも特徴でしょうか 藤沢さんの剣豪物、市井物・・・様々な要素が詰まった面白いシリーズです | ||||
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随分前に読んだ本ですが、Kindleで改めて読みました。藤沢周平さんが存命のうちにたくさん読みあさった記憶がよみがえりますが、最初に読んだ作品が用心棒日月抄でした。のちにテレビ化もされて村上弘明さんの剣技がかっこよかったです。しかしやはり何と言っても藤沢周平さんの人間の機微や四季の移ろいなどを絶妙で華麗な言い回しや描写で表現される力量に今もって驚かされます。自分の蔵書に確実におさめておきたい作品です。市井を描いた時代劇に面白みを感じる方ならぜひご一読されることをお勧めしたいです。 | ||||
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愛読書。 藤沢周平の良いところが、余すところなく出ている。傑作。 | ||||
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古い、汚い、ゴミまみれ。 タダでも要らない紙屑を送ってきました。 これ、「非常に良い」なんですってよ。 | ||||
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藤沢周平の時代小説はリアルすぎるがゆえに面白くないと思っていたので、あまり読んでいませんでしたが、これはたいへん面白く、また、主人公の武士らしい強く正しく、そして優しい性格付けが気に入りました。それでいて決して安っぽくないところは藤沢先生ならではの作品です。私は、小説や映画はエンターテイメント性が強くあるべきだと思っており、読者を平凡な日常から非日常へ連れていく誠実かつ巧妙なフィクションがこの作品には盛り込まれていると感じます。 | ||||
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著者の長編剣豪ものを初めて読みました。 歴史に明るくない私ですが、面白く読めました。 「たそがれ清兵衛」で著者の小説にハマり、これで4作目ですが、江戸の風物にも徐々に詳しくなってきた気がします。 他のシリーズも読んでみようと思います。 | ||||
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大好きなシリーズものの最初の1冊目。 最初の本では最後にちょっとしか出てこなかった、江戸嗅足組の佐知。この女性が後程、最大のキーパーソンに! 登場人物が非常に魅力的に書かれており、藤沢ワールドにはまった作品となりました。 | ||||
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期日通りにも届いたので、高評価とした。 | ||||
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流石、時代劇の名手の本です。とても面白く直ぐに読んでしました。 | ||||
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ずいぶん昔にNHKの「腕に覚えあり」という時代劇を先に見ていて、その原作だと知ったのはずいぶん大人になってからです。時代劇自体もジャズトランペットをBGMにした面白い内容でしたが原作もとても面白い。 巻数が進むと多少「ダレ」たり筋がちょっと不明になったりするのですがこの一作目はテンポもいいし横軸に赤穂浪士の話も入っていて、その構成力はさすがです。 この小説を換骨奪胎(まあ言葉を変えれば「パクった」)したのが、佐伯泰英氏の「居眠り磐根」シリーズですね。脱線すれば「居眠り」というあだ名は、平岩弓枝さんのお宿かわせみの「神林東吾」のパクリですが。 | ||||
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初期の暗さから脱し、時代小説の面白さを、十二分に堪能させてくれる、藤沢周平ならではの、シリーズ。ペーソスにユーモア、これにシリアスな味を加えた、読み飽きのない小説である。 | ||||
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故あって脱藩し、江戸の町で力仕事や用心棒で暮らしを立てる青江又三郎は やがて藩へ復帰するがしかし、密命を帯びて再び用心棒家業へと舞い戻る。 この連作短編集は藤沢さんらしい瑞々しさを保ち、読み進めるうち加速度的に痛快さを増す。 物語を彩る様々な登場人物とサブ・ストーリィもまた、味わい深い。 人気作家・佐伯泰英さんがこの本を意識してお書きになったのが「密命」シリーズだそう。 NHKドラマ「腕におぼえあり」の元となった作品。 | ||||
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最近、遅ればせながら藤沢作品。読んでます。いいんです。好みもあるとは 思いますが。 物語は庄内藩の脱藩浪士。青江又之助は、藩内の抗争で追われる立場となり、 脱藩。江戸に浪人として過ごす日々。又之助はイケメン、しかも刀を持てば 師範代。そんな彼が口入れの吉蔵の相模屋で用心棒の仕事を紹介され、その 一つ一つが浅野家、吉良家の因縁に迫る。少しづつ核心に迫る。刻々とその 現場に近づく。彼自身、元の藩からの追手とも戦う日々はやがて2年。彼を 待ち受けるのは? 100点x3。 赤穂浪士と青江又之助。連作短編。近づくその瞬間に、ワクワクドキドキ、 面白かった。 ちょっと引っかかったのは、最終章。これは私的にはなくても良かったような、 その前の章で、もう十分だったのに、って感じで。 でも、赤穂浪士と同じような立場の又之助の姿を重ねたかったんだよなと。 大傑作であることは間違いありません。 最近、決算忠臣蔵っていうのがありましたが、それもあわせてお読みになると、 この作品の良さもかなり引き立つような、両作ともにお勧めします。 | ||||
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と書きましたが、藤沢作品をたくさん読んでおられる方からすればそんなことはないと叱られるかもしれません。4部作の第1部目にあたります。藤沢作品は人情味溢れるといいますか私にはちょっと胸を突かれて重く感じる作品が多いように思えるのですが、この作品はのっけから最後(第1部の)まで主人公の明るさと利発さが楽しめます。一話一話の面白い用心棒家業のエピソードに、縦糸として国元からの刺客と赤穂浪士の話しとが絡みます。しかし国元の話しも赤穂浪士の話しにもあまり深く関わらないところがよいところでもあります。あくまで用心棒の話しがメーン(2部以降はそうでもないようでだんだん暗くなっていきますが)になっていて気楽に楽しめます。 ちなみに「腕におぼえあり」というタイトルで1992年にNHKで村上弘明と渡辺徹の出演でドラマ化されています。評判がよかったのか原作に沿ってシリーズ化されています。あて書きされたかのように村上弘明と渡辺徹はよく原作のイメージと合っていました。脚本を東映映画等の中島丈博、演出が数々の大河ドラマを手掛けた大原誠、殺陣が林邦史朗だったせいか、ドラマはとてもよくできていました。私は当時は藤沢周平を知らず、いい小説家がいるんだなあという印象でした。私が知る限りではNHKが藤沢作品をドラマ化したのはこれが最初でこれ以後たくさんドラマ化しています。また、日本テレビでも杉良太郎主演でドラマ化されています。こちらは東映の今井正夫がプロヂューサーでしたがあまりいい出来ではなかったように思います(杉良太郎はさすがだとは思いましたが)。 | ||||
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最&高 絶対読んで損なしの、ヒーローもの。大石内蔵助の心理がリアリティがあって好き。 | ||||
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ここにきて、どういうわけか、藤沢周平づいている。未刊行の初期短篇を読んで、彼の作家としての出発点を確認したのだが、さて次はとなると、いろいろ迷ったが、この「用心棒シリーズ」に手が伸びた。もちろんこれ以外にも、新人賞受賞作や直木賞受賞作もあるのだが、ここでひとまず当時人気を博したといわれる作品を読んでみることとした。これは、雑誌にまず短編シリーズとして連載され、その時期は1976年から1978年ごろらしい。正直なところ、当時の記憶は全くない。 最初から、意外な感を与えてくれる。作品の流れに力が抜けているのだ。いい意味で切迫感や凝縮感の畳み掛けるような流れがないのだ。主人公の江戸出立の経緯は相当に陰惨な話なのだが、それを忘れさせてしまうほどのユーモラスなトーンでの始まりなのだ。 有名なシリーズなので、今さら僕が構成がどうのこうの書いても屋上に屋根をかける話になってしまうのだが、このシリーズの構成には相当な工夫が払われている。 三重ともいっていい仕掛けが埋め込まれているのだ。主人公が脱藩した武士であることから、本筋は「剣客物」の基本型を押さえているのは言うまでもない。ところが、主人公の江戸での生活は浪人として底辺を彷徨うものであるため、主人公の日常生活と生活の糧は商人や庶民との接触を伴うものとなり、作品自体も必然的に「市井もの」の色彩を色濃くする。 脱藩したとはいえ、その旧藩から継続して主人公の下へ刺客が送られてくるため、この日常と危機との交錯が作品の基本型となる。ところが、それだけでなく、ここに「忠臣蔵」という歴史的な事件との関わりが加えられるのだ。本作品のストーリー自体は、実は忠臣蔵という歴史的な事件の発端と締めくくりとクロスし、同時代の出来事として進行するのだ。時代が同じだけではなく、次々に請け負う用心棒稼業の日銭稼ぎの仕事がこの「忠臣蔵」のプロットの展開に深くリンクしてくるのだ。 はたしてこれは意図した通りの効果を上げたのだろうか。私見だが、この追加の仕掛けは、作品自体の面白さの深化に貢献したかどうかは、疑問。とはいえ、歴史的な事件の始まりと終わりとリンクさせたため、本作品の締めくくりは無理なく起床展開の流れをたどり、2年という枠組みの中に収めることが出来たといえる。また主人公の出身が、明示されることはないものの、「海坂藩」と想定できる点も、作者の故郷への深い愛着の残照をのぞくこともできる。 さて、この用心棒シリーズ、この後も続くこととなる。それを見込んで、様々な個性的な脇役が登場している。 | ||||
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上品である。激しい闘いのシーンや、艶めいたシーンもあるけれど、抑えた表現で、尚且つ、余韻の残る味わいのある文章が続く。クスッと笑わせるところも随所にある。短編の累積と思いきや、何時の間にか長編の世界に入っている。 | ||||
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快適な読書環境ができました。 | ||||
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