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漂流



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【この小説が収録されている参考書籍】
漂流 (新潮文庫)

漂流の評価: 4.76/5点 レビュー 225件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全217件 101~120 6/11ページ
No.117:
(5pt)

絶望からの脱却

面白い、映像がはっきりと浮かんでくる。彼の作品の中でも代表的なものだろう。一読に値する一冊。
漂流 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:漂流 (新潮文庫)より
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No.116:
(5pt)

一気に読める

とても読み易く時間を忘れて読み進められます。漂流して無人島暮らしも悪くないかな
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No.115:
(5pt)

生き抜く力を感じた一冊

息子に「面白いよ」と薦められ借りて読んだ。
吉村昭さんの丹念な調査と確かな筆力にグイグイと引き込まれていった。

子供の頃「ロビンソン・クルーソー」に憧れ当時布団に潜り込むと何度も、
その生活を夢想した。
しかし、この小説に描かれている話は壮絶で過酷。
アホウ鳥を食べ繋いで12年間生き延びたことも圧巻だが、
私は船が嵐に遭遇した時の様子と島を脱出するために船を建造する様子に着目。

当時、船が嵐に遭遇した時、人間がなせることと言えば帆を降ろす、
荷物を捨てる、最後には帆柱を倒す。
そして神仏に祈る。
これらの様子が丁寧に描かれているのだが、あまりにも空しい。

一方いよいよ後半の後からたどり着いた遭難者達と島を脱出するために船の建造計画を立案。
何しろ鳥島には大した木もないから、頼りは流木。
その中でもメイン材料が遭遇した船の破片というのは、あまりにも皮肉。
それと思わず「凄い」と呟いてしまったのだが船建造の為に、彼らはまず模型を作ったのだ。
どんな船を作るのか、どのようなプロセスで作るのかを検討するために模型は大切だ。
それに加えて模型の存在で
「船を作って島を脱出して故郷に帰る」気持ちを一つにすることが出来たのではないだろうか。

人が生き抜く力をまざまざと感じた一冊だった。
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No.114:
(5pt)

対応力

チャールズダーウィンの言葉、変化に対応できる者が、生き延びることができる。どのような状況にも、決して
あきらめないことを、つくづく思いつかさ
れる。先のことを、常に考える重要性も教えてくれた。
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No.113:
(5pt)

こんな話は励みになる

実話に基づくフィクションとは思えぬほど、漂流者の苦労がうかがい知れる迫力ある作品。ややもすれば殺伐とした、物にあふれる、他人の繋がりのうすい・・・現代に生きる私たちには大変、参考になるし反省材料多く、学ぶべき生き方を示してくれる。アメリカ映画に同じようなストーリーあった。「キャスタウェイ」?がこの話をパクったのかな?
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No.112:
(5pt)

寝不足注意の罪な本

米国で読みたくなりKindle版を購入(超便利)
写実が上手なので、活字を追うだけで見たことも無い島の景色がありありと目に浮かぶ。あぼう鳥の姿も頭の中で完成されてしまった(多分実物と全然違うけど)。極上の緊張感と緊迫感をお楽しみあれ。
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No.111:
(5pt)

これぞ一家に一冊の名作!!

いや~感動しました‼
本を読んでいて…こんなにも情景がリアルに目の前に拡がるような作品・ここまで主人公に感情移入した作品は初めてかもしれません。
作者の演出力がホント~にホント~に素晴らしく感激しました。

今の俳優ではあまりにもショボ過ぎて作品をダメにしてしまうので、
もしも生きていたなら…長平を三船敏郎、監督はもちろん黒澤明、脚本・橋本忍で映像化してほしかったなぁ~。
きっと『七人の侍』並みの大作になっただろうなぁ~。
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No.110:
(4pt)

日本のロビンソン・クルーソー

絶海の孤島、鳥島に漂着した江戸時代の船員、長平が、後から漂着した別の船の仲間とともに、流木を利用して船を建造し、海を渡り、八丈島まで航海して帰還した実話を元にした時代小説である。故郷土佐に帰還したのは、漂着より14年目だった。
長平が置かれた状況は、様々な道具を持っていたロビンソン(これも実話を元にした小説)よりもずっと過酷だった。火打ち石すらなく、アホウドリの肉や卵を生で食べるしかないのである。
後から加わった漂流者を仲間とし、5年かけて作った船に14人の仲間と乗り込み、決死の覚悟で島から船出する場面は圧巻である。
鳥島の位置も、日本本土の方向も、何もわからないのである。船はありあわせの材料で作った脆い船である。当面は、島で暮らす方がよほど安全だ。しかし、長平は、無人島で朽ち果てるよりは、海に乗り出して沈んだ方がましだと考える。

星1つマイナスしたのは、登場人物が現代標準語を話しているためだ。出身地に合わせて、土佐弁、薩摩弁、大阪弁で話すべきではないか?
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No.109:
(4pt)

壮絶な人生が、、、、

一気に引き込まれていく迫力があります。
ストーリーも圧巻でこれほどの悲劇があったとは知りませんでした。
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No.108:
(5pt)

「為さねば成る、為さねば成らぬ何事も」

江戸中期から後期にかけての日本における海難事故の現状と、漂流者の生に対する生きざま、そして、生還後の政府の態度など、
この本に必要なものは、地図や注釈図が有るともっと面白いと思う。
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No.107:
(5pt)

激アツ激アツ激アツ

好きになった。吉村先生の本をいっぱい読みます!史実に基づくお話が好きです。
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No.106:
(5pt)

面白い

最初は単調かと思いましたが、ずっと心に残る本です。面白かった。
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No.105:
(5pt)

感動!

非常事態に巻き込まれた時、絶望せず冷静に状況分析し、可能性を見いだし行動することで生還を果たした主人公に感動。以前職場研修で、無人島に流された時、誰と一緒がベストかというお題で議論するというのがあり、私は漁師と自衛隊の人とミュージシャンがベストと主張したのですが、この中のミュージシャンはあっけなく死んでしまいましたね。
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No.104:
(5pt)

まさに不屈の精神

とにかくすごい話ですね。
何かに挫けて自殺を考えているような人に、ぜひ読んでもらいたいです。
Never give up.
どんなに絶望的な状況でも、決して諦めてはいけない。
不可能に見えるような方法でも、とにかく希望を持って努力すれば、何か明るい兆しが見えてきたりする。
それを信じて生きるしかない。

そしてさらに感動したのは、彼らが鳥島を去る時、そこで亡くなった仲間の遺骨を大切に持ち帰るとともに、その後も鳥島に漂着するであろう人びとのために、有用な道具を残すだけでなく、洞穴の壁に、鳥島で生き残る術まで書き残すというシーンです。

そういう気持ちでいたからこそ、神仏の御加護があって故国に帰れたようにも思えるし、
もし神仏の御加護などは関係なかったとしても、そういう他人を思いやる気持ちがあったからこそ、
お互いに力を合わせて、地獄のような逆境から、遠い故国に帰れたのだと思います。

普通のサラリーマンでも、受験生でも、会社が倒産した経営者でも、落選した議員でも、魔が差して何かの犯罪で転落した人でも、
絶望しそうな人、みんなに読んでもらいたいです。
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No.103:
(5pt)

絶対読みたい一冊

この本を読んでから、自分の中で食事に対する考え方が変わった。美味しいものを食べれるのがどれほど幸せなことなのか。この本を読んでから、美味しいものを食べることがとても幸福に感じる。

人生を変えてくれた一冊です
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No.102:
(5pt)

生還した14名のチームワークにエールを

感動しました。吉村さんは良い仕事を残されたと思います。
解説の高井さんも書いておられますが、吉村さんの作品の良さは『正確で節度のある視線』
にあると思います。元より資料の乏しい中で、史実と史実の間を作者の想像という漆喰で
固めながら作品に仕上げる訳ですから、そこにフィクションの部分が含まれるのは当然です
が、読んでいるといつの間にか長平という人間に自分が同化しているのに気付かされます。
生還した14名のチームワークにエールを送ります。
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No.101:
(5pt)

他力本願から自力本願に切り替えた事により運命が切り開かれた

長平一人だけでは生還できなかっただろう。仲間と助け合ったから戻ることができたのだ。各々が背中を向け合う状況もあり得たのに、そうならなかったのは各船(土佐、大坂、薩摩)の船頭の人望に依るところが大きいと感じた。

しかし、青ヶ島のくだりは船を同じ漂流者に奪われないかハラハラした。
そして、読んでしばらくは鶏肉を食べれなかった。
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No.100:
(5pt)

素晴らしい!!

いわば普通の生活をしている人間が、とんでもない状況下に置かれてしまうわけだけど、
そこで生き抜くことを強いられる。時に絶望するが、しかしなんとか生きようと希望を持ち
凄絶な努力をする。
人間の強さと弱さを見せつけられる。
すごい作品だ。しかもアホウドリの生態についてもしっかりと精査されている。
超一流の名作!!
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No.99:
(5pt)

とにかく理屈抜きに面白い。

20年以上前に人に薦められて読んでいて何故か最近急に思い出して再読しました。よほど印象的だったのだと思います。結果やっぱり面白い。読みやすい文でグイグイ入っていけます。主人公の心情もよく表現してあると思います。今後ジャンル抜きにこれを超えるものに果たして出合えるのだろうか?
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No.98:
(5pt)

絶望に追い込まれていた時この小説に会い力を得た。もう一度買いました。

絶望とはさらに襲ってくるからこそ絶望なのだ。ありえない孤独を生き抜いた物語が実話であったことで再び強烈な感動にひたりました。
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