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書店員と二つの罪
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書店員と二つの罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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フィクションですし、元の事件とは関係ないわけですが、犯罪の「出版」という行為は否が応でも過去の実際の事件を思い起こしてしまいます。 主人公たる書店員はその事件に巻き込まれたわけで、読者も一緒にその関係者のように事件の当事者の周辺を調べ廻ることになります。 結構、複雑な状況を上手くまとめていた印象を持っています。筆力のある作家なのは間違いありません。ミステリ仕立てですから、内容には触れないように気をつけて書いています。 時折、登場人物が書店や出版のあるべき姿を論じていました。とても共感できる内容です。特に売れ行きの良いある種の嗜好の本へのアレルギーとでもいうべき指摘や行動には拍手喝さいを唱えます。出版文化に健全性は必要だと思っていますので。 なお、ストーリーの流れには支障がありませんが、269pの5行目の遺体は、名前が違っています。校正時の見落としですね。 | ||||
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