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きのうの春で、君を待つ



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【この小説が収録されている参考書籍】
きのうの春で、君を待つ (ガガガ文庫 は 7-2)

きのうの春で、君を待つの評価: 3.82/5点 レビュー 22件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 1~20 1/2ページ
12>>
No.22:
(5pt)

これまでにないタイムリープもの

今までに見たことがないタイプの時間遡行がテーマの作品で、すごく引き込まれました。
終わり方も個人的には結構好きでした。
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No.21:
(3pt)

おもしろかった

おもしろかった
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No.20:
(1pt)

時間移動もの作品としてはダメダメ

時間移動作品のポイントとして、「タイムパラドックスをどう解決するか」というのが一つの重要なポイントになると思うのだけれど、この作品では清々しいまでにその点を有耶無耶にしたまま終了してしまうので読後感として非常に気持ち悪い。。

あまり細かいことは考えずに、フレーバーとしてタイムリープ使ってみました、というのを素直に楽しめる人なら読んでもいいかもです

【以下、ネタバレ要素を含みます】
この作品のロールバックというアイデアは、一つの世界線において矛盾なく空白を埋めていくことによってタイムパラドックスを回避させることができるわけで、そのアイデアはめちゃめちゃよかったし、その制限の中でどのようにオチをつけるのかという点で前半は非常にワクワクしながら読むことができた

実際、途中まではロールバックタイム前後で全く矛盾が生じないように世界の復元力のようなものがかなり厳密に働いており、主人公がどう足掻いても単一世界線になってしまうパターンであるかのようにも描かれていた
(そしてその上で、ロールバックによる過去未来の「予備知識」と矛盾が生じないように如何に目的を達成するかという知略展開を期待して読んでいたのだけれど…)

なのに、最終日になると唐突に「実は単一世界線ではなくてマルチバースOKです」な展開になるので、それまでの4日間において厳密に単一世界線を保っていたのは一体何だったのかと拍子抜けしてしまう…
いやマジでそれまでに描いていた単一世界線ロールバックの世界観は何なんだったんだよ。。

そもそもマルチバース設定であるならば、空白時へのロールバックという設定自体が意味を成さなくなってしまう
なぜならば空白時間へのリープは単一世界線だからこそ前後の整合性を取った上で埋める意味が生じ得るのであって、あらゆる世界線が存在し得るマルチバースを許容するのであれば前後の整合性を取りに埋めにいく必要もなくなるわけで、(メタ的ではあるけれど)空白埋めロールバックというアイデアそのものが不要だからだ

あとは、読んでいてフラストレーションが溜まる点として、主人公がせっかくロールバックという能力を手に入れたのにそれを全く活用できていないことが挙げられる
(主人公視点の時間軸で)未来の情報を過去に伝える術があるのに(それこそスマホのメモ機能でいくらでも過去の自分に情報を伝達できたはずだし、何なら4/1の時点で必要な情報を全てメモしておけば祭りの手伝いで1日無駄にしたりする必要だってなかったはず)、そのギミックを活かさずに常に行き当りばったりの行動しか取っておらず、ロールバックしていくことが単に秘密を徐々に明かしていくストーリーテリング上の都合にしか使われていないのが残念すぎた
唯一まともにロールバックを活用したのが宝くじだけって…

ということで、「空白埋めタイムリープ」アイデアの元祖としては『タイム・リープ あしたはきのう』という超絶名作があるけれど、その本質を捉えずに下手に換骨奪胎してそのフレーバーだけ使ってみましたという感じで微妙だった
まあ元祖作品だと、タイムリープの時間軸移動をフル活用した上で常に最善手を打ち続けて事件を解決してしまうような天才が出てきてしまうわけで、そちらをベースにしてしまうと同じ高校生でもこちらの主人公がおバカに見えてしまうのはしょうがないけれど…

とはいえ、もっと面白くなる余地はいくらでもあるアイデアなのに、ラノベなんだから細かいことはいいだろという雑な構成にしてしまった感があるのが残念
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No.19:
(1pt)

ラストの展開がすべて雑すぎる

文章力もかなりひどいが、それでも読み進ませる力はあった。
ただ、「タイムリープの仕組みは最後まで分からなかった」、「なぜタイムリープが終わったのかも謎のまま」、「問題の兄を更生させた方法」、「お金の問題の解決方法」などなど、最後にざざっとまとめた感が強く、とにかく『この設定で書きたかっただけ』というのが透けて見えてしまった。残念。

あと、1日進んで2日戻るという設定も、面白い部分だけ描いて、その他は「寝て過ごした」みたいな雑な文章で時間を進められて興ざめだった。作家ならもう少し丁寧に書くべきだろう。
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No.18:
(4pt)

何を想い、何を選ぶか考えさせられた

自分が正義だと思っていたことが、実は違うかもしれないと思った時、自分だったらどちらの道に進むか考えさせられる作品。真実が明らかになるにつれ、女の子側に気持ちが揺れた。自分が選んだ道が選ぶべき運命だったと思いたい。人生に迷いがある人におすすめしたい本。
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No.17:
(2pt)

「画竜点睛を欠く」クライマックス

私は一体何を見せられていたのか......

本作品は『夏へのトンネル、さよならの出口』と同様に〈時と四季〉シリーズの1つであり、春、青春、SFの3つの要素に、ノスタルジックな雰囲気をいくらか加えたジュブナイル小説である。

概要を簡単に紹介するだけでもネタバレになりそうだが、クライマックスが正に「画竜点睛を欠く」である。特に、主人公がヒロイン・保科あかりの苦悩や絶望を「宝くじ」で片付けた時は、肩透かしを食らってしまった。事実、ヒロインの努力や背景事情が生々しく語られているが故に、「宝くじ」エンディングは主人公のヒロインに対するリスペクトが欠けた行動であり、非常に解せない。ヒロインはガチで主人公に怒ってもいいレベルである。

クライマックスまでは『夏へのトンネル、さよならの出口』以上のクオリティであり、作品の世界観に魅せられていた。しかし、ヒロインの「宝くじ」の件も含め、各キャラを非常に雑に処理したクライマックスであり、一気に興醒めしてしまった。今まで積み上げてきたものが一瞬にして台無しになり、私は一体何を見せられていたのかという疑問すら生じた。

以前、同シリーズの『琥珀の秋、0秒の旅』も読んだが、〈時と四季〉としてシリーズ化したのは迂闊だったと思わざるを得ない。理由として、デビュー作『夏へのトンネル、さよならの出口』のような「勢い」や「自然体」が余りなく、作者が苦悩しながら執筆する姿が、時折、文章越しに垣間見えるからである。
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No.16:
(5pt)

特殊なタイムリープもの

ふしぎな言動を見せるヒロインの過去と、彼女の兄がなぜ死んだのかを探るため、主人公が時を遡るタイムリープものです。
少しずつ明かされる真相と、特殊なタイムリープの設定に、息を呑んでページを捲りました。
なぜタイムリープが起きたのかについては宙ぶらりんですが、構成が巧みでその点を感じさせないのは〇。いい作品でした。
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No.15:
(4pt)

意外とおもしろい。Audibleのナレーションがいい。

1日進んで2日戻るという、タイムループという話です。
また、こういう系のストーリかあと思って読み進むが、
面白かったです。

4/1の18時から4/5の18時に時間が飛ぶ。
4/5に、このタイムループの説明を幼馴染の女の子が説明してくれる。
なぜ?知ってるの?
4/1に幼馴染の女の子の兄が亡くなっていることを知る。
これを回避できないか考えながら話が進んでいきます。

そんな感じで進む青春ミステリーです。
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No.14:
(5pt)

泣ける

青春要素もありますが、後半に進むにつれて暗さの割合が増してきます。主人公もカナエではなく、あかりだったのかと気づかされる不思議なお話でした。

夏トンの時もそうでしたが、家族や経済的困窮などで追い込まれた登場人物が、逃げ場が無くなり、結果、SFの世界に入り込みます。現実世界では、苦しさのまま、そのまま行方不明などになってしまう少年少女も多いのでしょうが・・・。

小説世界では、戻りたい時に時を戻せたり、助けてくれる人がいる希望が描かれているなぁと思いました。

ラストは3パターン用意されているような、あらゆる展開を全て書ききったような印象でしょうか?繋がりが色々あるので、何度もページを行きつ戻りつ、楽しめました。
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No.13:
(2pt)

新品買ったのに、、、

新品で買ったのですが
表紙、背表紙ともに
傷が″かなり″ついていました!
商品そのものより販売元の問題ですね!
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No.12:
(3pt)

けっきょく……

何が言いたいのか、最後までイマイチ分からなかった。
頭の良い人しか理解できない小説なのだろう。
評価が良さそうだったぶん、期待外れ。

作中に『お金や信頼はどうにかなっても、人の命は、取り返しがつかない』というセリフが出てきますが、お金や信頼も取り返しがつきませんよ、基本。
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No.11:
(4pt)

いい

少し読み進めると先が気になってすごい引き込まれ、終盤くらいまで秒で読むくらいおもしろかった
でも、終盤がとてもあっさりしていて物足りなかった
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No.10:
(4pt)

〇〇〇に興味はあるか???

・正直,途中から落ちは読めました
・また普通とは違う一風変わったタイムリーぷ設定もいいと言えばいいのですが,そのせいで少しわかりにくいですね,主人公が殺ったであろうと同様にメモを取ることで分かりました

とはいえラノベらしさも少なく,青春ミステリーとして,十二分に読ませてくれると思います
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No.9:
(4pt)

一途な幼なじみが好きな方には刺さる作品

前作のトンネル同様のタイムリープ物。前作と違うのは主人公がタイムリープする目的が薄いことかなー。それゆえにあまり盛り上がらなかったかなと。前作はあの果てにたどりつくものとか感動的だったしね。

ただ、幼なじみのあかりちゃんの一途な想いはとても胸に来た。近いけどいけない距離感がすれ違いを生んで悩み重くなるそんなところがせつなかった。前作のラストもそうだったけどこの作者さんは一途なヒロインを描くのがうまいなあ。幼なじみ好きな人におすすめ。
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No.8:
(4pt)

斬新なタイムスリップ

2日戻り1日進みを繰り返す、タイムスリップが目新しく映りました。
主人公はタイムスリップする度にヒロインへの思いが募っていく。
当たり前のことではあるのですが、時間を遡るためヒロインと主人公の思いにギャップができるのを感じました。

いくつかレビューでも書かれていましたが、終盤が少し残念です。
前半のインパクトと引き込まれ方に対して、とてもあっさりして面喰いました。
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No.7:
(5pt)

良い

終盤につれ、胸が苦しくなるほど惹き込まれました
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No.6:
(5pt)

なんだまたタイムリープものか、と思ったら、、、

タイムリープものはよくある。
どうせ似たり寄ったりの話だろうなと思ったら、
タイムリープの仕方がすごく新鮮。
二日戻って、二日体験し、また二日戻る。
作中でロールバックと呼ばれるタイムリープの仕方と、それによって主人公が体験するの出来事や謎が、独特。
ロールバックならではの謎、伏線、そして伏線の回収が、今までに触れられていない脳の箇所を刺激してくれた。

そのロールバックを駆使して恩人の死を食い止めるのが本作の大筋。
面白くて後半は一気に読んでしまった。
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No.5:
(5pt)

おもしれえ

おもしろかった!
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No.4:
(4pt)

別に悪い作品じゃない

ラノベレーベルからの刊行ですが、文章が非常に丁寧で、描写がしっかりしている作品です。袖島という舞台に自分もいるように感じられるほど、濃密に描かれています。

内容としては、タイムスリップ物。ただし、通常のタイムスリップとは異なり、一日ずつ過去にさかのぼる形式をとっています。

以下、ネタバレあり

***
正直、期待していたレベルを下回っていました。理由はいくつかあります。

1、主人公がほとんど何もしない
一番の理由がこれです。約5日もかけて過去にさかのぼるのですが、「なんなんだろーどういうことかわかんないなー」とひたすらに悩んでいるだけです。一日で終わるような内容を引き延ばし引き延ばし5日に伸ばしているだけなので、タイムスリップの醍醐味が薄れています。はっきり言って、最初と最後の章だけでいいのでは? 兄の過去を知ったあたりから、事情も察しがついてしまいました。

2、終盤が駆け足
終盤はほとんど感情移入できませんでした。確かに可哀そうだなと思います。ええ、可哀そうですとも。主人公の立場だったら、なにがなんでも助けたいと身を粉にします。
ただ、屋上でのやりとりで冷めてしまいました。ここに関しては、作者自身、あかりの気持ちを整理しきれていないのでは? と感じました。

3、過去に少しずつ戻るタイムスリップの是非
祠に触れたことで、謎の力が発生して過去に戻ると。そこに関してはいいです。
ただ、一日ずつ戻ると言うことに関する時間考証がすべて放棄されています。もちろん、謎の核心である「死亡日」を最後に持っていくためと言うことはよくわかります。でも、それをやるだけなら、桜庭一樹先生の「私の男」方式でもいいと思うし、そもそも一日前と翌日をつなげるやりかたが結局「運命の束縛力」とでもいうものです(Xデーの前に、未来を変えてみようという目論見は、途中から雲散霧消します)。なのに、特に言及もなくあっさり過去は変えられると。さすがに強引ではないかと思いました

――――――――――――――――――――――
文句ばかり言ってますが、つまらなかったなんてことはありませんでした。
面白かったです。ただ、自分の中のハードルが上がりすぎてしまっただけだと思います。

個人的意見なので悪しからず。
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No.3:
(5pt)

引き込まれる!

4割くらい読むと、先が気になってどんどん読み進められました。登場人物の感情がよく伝わってくる素晴らしい文章です。もう一度読み返したくなります。
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