「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

これは、涙で始まり、涙で終わる物語。 全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。

誰かを殺すまで、ループは終わらない。 足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

22歳女子、実家のバスタブで暮らし始める 「人間は、テンションが高すぎる」ーー 磯原めだかは、人とはちょっと違う感性を持つ女の子。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

この夏休みが終われば、もう二度と夏はこない。それでも僕らは恋をする。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代──虚質(きょしつ)科学を研究する母と専業主夫の父とともに暮らす今留栞(いまどめ・しおり)は、中学2年の夏休みに訪れた元病院の敷地内で、内海進矢(うつみ・しんや)という青年と出会う。

姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

勇者は魔王を倒した。同時に――帰らぬ人となった。

聖夜を間近に控えた12月初旬。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。

海と山と坂の街、尾道。(たぶん)日本の果てで(きっと)世界の果ての、この街で。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

陽炎パレス・共同生活のルール。一つ、七人で協力して生活すること。

初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

続々重版『今夜、世界からこの恋が消えても』著者が贈る感動ラブストーリー 田舎町で祖父母と三人暮らし。

過去は変えられないが、未来は変えられる―― 鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中２の百合。

家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。

★第29回電撃小説大賞《金賞》受賞作★ 　瞳を覗き込むことで過去を読み取り追体験する能力を持つ大学生・紙透窈一（かみすきよういち）。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

「シエスタさえいてくれれば、俺はよかった」これは探偵の遺志を超える物語 かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された。

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。

これは、世界一感動的な、僕が人殺しになるまでの物語。

誰かを、自分を、世界を殺したい。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

君と全力で生きた時間が僕の未来を変えたんだ 母の死をきっかけに幸せを遠ざけ、希望を見失ってしまった瑞樹。

妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

嫌われ者の俺と他人からは見えない先輩、ふたりだけの「戦い」を始めよう。

あることがきっかけで家族も友達も信じられず、高校進学を機に祖父母の家に引っ越してきた真波。

扉の向こうにはすべての時間があった。新海誠自らが綴る原作小説! 九州の静かな港町で叔母と暮らす17歳の少女、岩戸鈴芽。

そこにはきっと、あなたを救う「ターン」がある。

「明日死んでもいいくらい、後悔のない人生を送りたい」幼い頃から難病を抱え、限りある日々を大切に生きる赤月よすが。

君と出会えた奇跡を、永遠に忘れない。たとえ君が人殺しだとしても。

余命1年の宣告を受けた高校2年の月島誠は、想いを寄せる美波翼に気持ちを伝えられない日々を送っていた。でも、それでいい。

「君は、いつから来た?」 伝説の作品が、いま蘇る――! 高校二年生の鹿島翔香はある日、昨日の記憶を喪失していることに気づく。

かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、今は亡きシエスタが残した課題に挑み、その思惑を超える答えに辿り着いた。

突如転校してきた森山燐は不治の病を患っていた。俺は彼女と共に、ライブを演り、最高の時間を共に過ごし…そして、燐は死んだ。