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スクールカースト復讐デイズ 正夢の転校生
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スクールカースト復讐デイズ 正夢の転校生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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思わず後ろにページが残されてないか確認してしまいました。 後半までは細かい事考えずにズンズン読み進める事が出来ました。 が。夢と現実がどうだの、の辺りから少し非現実感で面倒な展開に。 そして青春小説よりも稚拙な突然の終わり方に唖然としてしまいました。 | ||||
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「衝撃のラスト」の煽りと最初の5ページを読んでこのオチだったら救いがない話だな~と読んでいったらそうだった。 加害者にも傍観者にも被害者にもなったことがないと思い込んでいる人が頭のなかでイジメってこうだろうと考えそうな典型的な内容です。タイトルのスクールカーストもまともに描かれていません。 田舎の公立学校では、教師は生徒ではなく背後の保護者の学歴(正確には大学名)や社会的地位を見ています。経営者や教育委員会のお偉いさんの子供は何をしようと黒を白にしてもらえます。教師が親に忖度しているわけです。スクールカーストは親の地位や財力に比例しやすいです。稀に裕福な家の子がイジメの対象になることがありますが、顕示的消費が妬みを引き起こす場合です。スクールカーストのそうした構造に触れていません。 イジメを主題にした話は何をどう書こうが救いの余地がないことに世の作家さんたちは気づいてほしいです。 大抵のイジメの被害者は逃避します。最悪が自殺です。引きこもる、フリースクールに行く、通信教育にするなどは、友達ができたとしても傷の舐め合いになりやすく、無意識のところでは負け犬だと感じているかもしれません。 スポーツや芸術や学力などで圧倒的な能力があり田舎の狭い社会から出ていけた場合でも、それは他者の助けによるものでは全然なく、そのため醒めた目でしか他人を見ることができなくなってしまいます。何年もたち、社会人になってから偶然出会うと、かつての加害者や傍観者はまるで何年も前からの友人であるかのように図々しく近寄ってきます。 作中のLINEやショートメールなどでの警告は現実には起こりません。イジメにあるのは絶対的な孤立と絶望です。 そしてこの物語でもイジメは何一つ解決しないまま話が終わっています。 | ||||
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