楽園とは探偵の不在なり

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評判

楽園とは探偵の不在なりの評価:

3.11/5点 レビュー 38件。 C ランク

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平均点3.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 1〜20 1/4ページ
No.73
(2pt)

丁寧に

少し本の先が折れてました。本はよそで買った方が良いかも。すぐに配達されたのはありがたいです。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.72
(1pt)

お前探偵向いてないよ

推理小説好きな人なら全然オススメしません。ムカつく上につまらないです。

2人以上人を殺せば地獄に落ちる。
その辺に天使がうろうろしてる。
この二つを軸にした特殊設定もののミステリー。
この設定自体はすごく面白いけど他に細かい条件が無さすぎて、最後の推理披露の時にアラがあっちこっちにあるのがよく分かる。

以前に1人殺した可能性があるんだからそこはなあなあにしちゃ駄目でしょ。誰が誰を殺したかも変わってくるんだから。
何故コックを無条件に信じてんの?ルフィなの?
途中でボールペンが紺から青に変わったから何か意味があると思ったらただの誤字?
もうトリック無理ありすぎる。
動かすならロープ解くか切るって。
逃げるのが目的なのに繋いだまんま走るのが前提条件なの?おかしくない?

1番は主人公含め登場人物全員好きになれない。やり取りが寒いし気持ち悪いし不愉快。

もう真っ先に思ったのが素手でボールペン拾ったとき。探偵ならありえない。
こいつ探偵じゃない。
常にウジウジで後ろ向き。ああ言えばこう言う。論理的じゃなく感情的。
どこかの社会犯罪学の先生と違ってユーモアがひとっつもないからただ口が悪いだけで不快。神だ正義だでこの上なくいちいちウルサイ。感傷に浸ってないで調査しろ。アリバイを全員に聞かないのは怠慢だ。

絶対的な悪も正義も存在しない。殺人を肯定するべきじゃない。こいつらから見れば犯人は正義なのかもしれないが、殺された人の家族にとってはそうじゃないだろ。その辺の倫理観がこの作者には欠けてる。1人までなら殺していい権利ってのも全く理解できない。なんでそうなんの?警察はどうした?法律は?裁判制度は?

犯人を正義だー!神の思し召しだー!ってもうほんと気持ち悪い。だいたい天使は便宜上名前が付けられただけで神の存在は認められてないだろ。そんな描写あったか?

最後の遺言動画はもう体力尽きて読めませんでした。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.71
(1pt)

お前探偵向いてないよ

推理小説好きな人なら全然オススメしません。ムカつく上につまらないです。

2人以上人を殺せば地獄に落ちる。
その辺に天使がうろうろしてる。
この二つを軸にした特殊設定もののミステリー。
この設定自体はすごく面白いけど他に細かい条件が無さすぎて、最後の推理披露の時にアラがあっちこっちにあるのがよく分かる。

以前に1人殺した可能性があるんだからそこはなあなあにしちゃ駄目でしょ。誰が誰を殺したかも変わってくるんだから。
何故コックを無条件に信じてんの?ルフィなの?
途中でボールペンが紺から青に変わったから何か意味があると思ったらただの誤字?
もうトリック無理ありすぎる。
動かすならロープ解くか切るって。
逃げるのが目的なのに繋いだまんま走るのが前提条件なの?おかしくない?

1番は主人公含め登場人物全員好きになれない。やり取りが寒いし気持ち悪いし不愉快。

もう真っ先に思ったのが素手でボールペン拾ったとき。探偵ならありえない。
こいつ探偵じゃない。
常にウジウジで後ろ向き。ああ言えばこう言う。論理的じゃなく感情的。
どこかの社会犯罪学の先生と違ってユーモアがひとっつもないからただ口が悪いだけで不快。神だ正義だでこの上なくいちいちウルサイ。感傷に浸ってないで調査しろ。アリバイを全員に聞かないのは怠慢だ。

絶対的な悪も正義も存在しない。殺人を肯定するべきじゃない。こいつらから見れば犯人は正義なのかもしれないが、殺された人の家族にとってはそうじゃないだろ。その辺の倫理観がこの作者には欠けてる。1人までなら殺していい権利ってのも全く理解できない。なんでそうなんの?警察はどうした?法律は?裁判制度は?

犯人を正義だー!神の思し召しだー!ってもうほんと気持ち悪い。だいたい天使は便宜上名前が付けられただけで神の存在は認められてないだろ。そんな描写あったか?

最後の遺言動画はもう体力尽きて読めませんでした。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.70
(1pt)

何も残らない

良いのはタイトルだけだった
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.69
(1pt)

何も残らない

良いのはタイトルだけだった
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.68
(3pt)

骨格はいい。それを補強する肉付けが足りない

全体の流れでなんとなく感じたこと。
運命の理不尽さを比喩的に現すかの様な絶対的存在がもたらした新秩序や、
現実の様々な不条理との対比としての主人公含めた主人公の過去の仲間たちの、
最近発売の推理小説としてはあり得ないほどクラシックな正義感や、
その主人公サイドの抗いに美学を感じさせたい演出、
過去回想と対比させた場合の主人公の過去の仲間たち絡みでの喪失と再生、
悲しみの復讐鬼な犯人に、それ故にこそ逆説的な圧倒的正当性がある王道さ故の、
登場人物達の犯人へのある想いがクライマックスで一つになる等、
個々の要素自体はベタながらそう悪くないと思います。
ですが、各場面で私が個人的にそれらに感情移入するには、
各キャラの掘り下げ不足や、
過去から現在へと普通に進まず、
要所要所で過去回想に戻る演出(その話は、もう少し前に入れた方が、事が起きた後に入れるより効果的だったのでは、等)等が、
こちらが意識して必要以上に行間を読まないと感動しづらく。
例えば、犯人に対し、クライマックスで主人公サイド全員あそこまで感傷的にさせるなら、
もっと、主人公(もちろん主人公含む)サイドの各皆様から犯人さんの好感度上昇イベントを、
もうちょい入れてもいいと思う。

天帝果実みたいに異常に長いのは困るが、
主人公の過去話を、過去の仲間たちと何があったか、を本編エピローグ付近のアレ含め前編としてきちんと描いた上で、
本作本編の物語を後編として描くとか、
あと犯人さんが皆からより好かれるであろうイベントを、
クライマックスまでにもう二、三入れるとか。

作者の脳内では補完できてるであろう(と信じたい)数々の説明や掘り下げ、
を、あと少し、伝える工夫か何かしていただきたかったです。

特に個人的な長所としましては。
特殊ルールを一方的に行使するファンタジー存在が、ただミステリー部分のミスリードの為でなく、
主人公(と、彼を慕う人々)の過去と現在を通して、ライヴアライブの無法松さん的正義感との対比になっている、という点が。
この時代に、今となってはある種古めかしい方向性の「正義」さえテーマに感じられ、攻めてると思います。

古いとか新しいとか関係なく、
よいことはよいし、悪い事は悪い。
勧善懲悪というのは、因果が短絡な事ではけしてなく、
文字通り、テーマとして善きことをなすようにすすめ励まし、
悪しきを懲らしむを旨とするのであり。
逆説的な被害者に主人公達が同情的だからとて、
勧善懲悪でないなどという事はなく、
むしろそれ故にこそ。

ただ、その、正義感を美徳としている点が、ミステリーとしての作風より、
若干色濃くなりすぎていた様にも思えます。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.67
(3pt)

骨格はいい。それを補強する肉付けが足りない

全体の流れでなんとなく感じたこと。
運命の理不尽さを比喩的に現すかの様な絶対的存在がもたらした新秩序や、
現実の様々な不条理との対比としての主人公含めた主人公の過去の仲間たちの、
最近発売の推理小説としてはあり得ないほどクラシックな正義感や、
その主人公サイドの抗いに美学を感じさせたい演出、
過去回想と対比させた場合の主人公の過去の仲間たち絡みでの喪失と再生、
悲しみの復讐鬼な犯人に、それ故にこそ逆説的な圧倒的正当性がある王道さ故の、
登場人物達の犯人へのある想いがクライマックスで一つになる等、
個々の要素自体はベタながらそう悪くないと思います。
ですが、各場面で私が個人的にそれらに感情移入するには、
各キャラの掘り下げ不足や、
過去から現在へと普通に進まず、
要所要所で過去回想に戻る演出(その話は、もう少し前に入れた方が、事が起きた後に入れるより効果的だったのでは、等)等が、
こちらが意識して必要以上に行間を読まないと感動しづらく。
例えば、犯人に対し、クライマックスで主人公サイド全員あそこまで感傷的にさせるなら、
もっと、主人公(もちろん主人公含む)サイドの各皆様から犯人さんの好感度上昇イベントを、
もうちょい入れてもいいと思う。

天帝果実みたいに異常に長いのは困るが、
主人公の過去話を、過去の仲間たちと何があったか、を本編エピローグ付近のアレ含め前編としてきちんと描いた上で、
本作本編の物語を後編として描くとか、
あと犯人さんが皆からより好かれるであろうイベントを、
クライマックスまでにもう二、三入れるとか。

作者の脳内では補完できてるであろう(と信じたい)数々の説明や掘り下げ、
を、あと少し、伝える工夫か何かしていただきたかったです。

特に個人的な長所としましては。
特殊ルールを一方的に行使するファンタジー存在が、ただミステリー部分のミスリードの為でなく、
主人公(と、彼を慕う人々)の過去と現在を通して、ライヴアライブの無法松さん的正義感との対比になっている、という点が。
この時代に、今となってはある種古めかしい方向性の「正義」さえテーマに感じられ、攻めてると思います。

古いとか新しいとか関係なく、
よいことはよいし、悪い事は悪い。
勧善懲悪というのは、因果が短絡な事ではけしてなく、
文字通り、テーマとして善きことをなすようにすすめ励まし、
悪しきを懲らしむを旨とするのであり。
逆説的な被害者に主人公達が同情的だからとて、
勧善懲悪でないなどという事はなく、
むしろそれ故にこそ。

ただ、その、正義感を美徳としている点が、ミステリーとしての作風より、
若干色濃くなりすぎていた様にも思えます。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.66
(4pt)

この世界は異様過ぎてピンと来なかったけど、〈真犯人〉の人となり、言動には、強く惹かれました。

主人公の〈探偵〉青岸 焦(あおぎし こがれ)がこの特殊な世界の有りようについて色々悩むところとか、異様な風貌の天使の役割とか、その辺のことがあまりピンと来なくて、中盤までは読みづらかったですね。

頁をめくる手が速くなり出したのは、探偵事務所の同僚たちに寄せる青岸の思いが半端ないぞってことが身に染みてきた後半からっすね。彼の気持ちが、常世島(とこよじま)での連続殺人事件の謎を解くことに前向きになっていくのに引っ張られる感じで、終盤はぐいぐい読んでいくことができました。

とりわけ、〈真犯人〉の人となりが魅力的だったなあ。探偵によって明らかになるその人物像と行動が、強く印象に残りました。

それと、詳しくは言えないんだけど、事件の真相のひとつが明かされるところ(文庫本で336頁~337頁辺り)、ここには「あっ!」となりました。意表を突かれたし、ビジュアル的にもなかなか凄ぇ光景だわなあと。

最後の「エピローグ」の〈 1 〉のくだりも、とても良かった。胸にぐっと来て、目頭熱くなりましたもん。

影山 徹の文庫本カバーイラストも、良いっす。空を舞う〝天使〟ってのがね、うんうん、まさにこんな感じなんですよ。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.65
(4pt)

この世界は異様過ぎてピンと来なかったけど、〈真犯人〉の人となり、言動には、強く惹かれました。

主人公の〈探偵〉青岸 焦(あおぎし こがれ)がこの特殊な世界の有りようについて色々悩むところとか、異様な風貌の天使の役割とか、その辺のことがあまりピンと来なくて、中盤までは読みづらかったですね。

頁をめくる手が速くなり出したのは、探偵事務所の同僚たちに寄せる青岸の思いが半端ないぞってことが身に染みてきた後半からっすね。彼の気持ちが、常世島(とこよじま)での連続殺人事件の謎を解くことに前向きになっていくのに引っ張られる感じで、終盤はぐいぐい読んでいくことができました。

とりわけ、〈真犯人〉の人となりが魅力的だったなあ。探偵によって明らかになるその人物像と行動が、強く印象に残りました。

それと、詳しくは言えないんだけど、事件の真相のひとつが明かされるところ(文庫本で336頁~337頁辺り)、ここには「あっ!」となりました。意表を突かれたし、ビジュアル的にもなかなか凄ぇ光景だわなあと。

最後の「エピローグ」の〈 1 〉のくだりも、とても良かった。胸にぐっと来て、目頭熱くなりましたもん。

影山 徹の文庫本カバーイラストも、良いっす。空を舞う〝天使〟ってのがね、うんうん、まさにこんな感じなんですよ。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.64
(1pt)

ミステリとして読んではいけません

特殊設定のキモである"天使"に関するルールが曖昧に過ぎます。
また、登場人物の行動も引っかかりました。
たったひとりの証言を鵜呑みにしていたり、べたべたと現場を荒らしまわっていたり、それを咎める人間が誰もいなかったり……

記号的な登場人物を瑕疵とは思いません。
が、何度も挟み込まれる主人公の長い回想が、ミステリの部分とまったく関係がないのは興ざめです。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.63
(1pt)

ミステリとして読んではいけません

特殊設定のキモである"天使"に関するルールが曖昧に過ぎます。
また、登場人物の行動も引っかかりました。
たったひとりの証言を鵜呑みにしていたり、べたべたと現場を荒らしまわっていたり、それを咎める人間が誰もいなかったり……

記号的な登場人物を瑕疵とは思いません。
が、何度も挟み込まれる主人公の長い回想が、ミステリの部分とまったく関係がないのは興ざめです。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.62
(4pt)

謎解きの為に天使と云う舞台装置を前提とした処が変わっている

昔から探偵小説は苦手だ。何となれば事件に探偵の必然性を感じないからだが…物語では天使降臨の後の探偵の必要性を苦悶する探偵が登場し「…事件に巻き込まれた人を幸せにするのが役目…」などと穿ったような解釈に辿り着く場面もみられる。キャンベルの時代にはSFとミステリーの両立は不可能とされ、その後クレメントの『二十億の針』に始まりベスターやアシモフに依ってSF探偵小説の歴史が築かれてきたが、この作品は謎解きの為に天使と云う舞台装置を前提とした処が変わっている。そして最後まで死の不条理を訴えかけているように感じた。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.61
(4pt)

謎解きの為に天使と云う舞台装置を前提とした処が変わっている

昔から探偵小説は苦手だ。何となれば事件に探偵の必然性を感じないからだが…物語では天使降臨の後の探偵の必要性を苦悶する探偵が登場し「…事件に巻き込まれた人を幸せにするのが役目…」などと穿ったような解釈に辿り着く場面もみられる。キャンベルの時代にはSFとミステリーの両立は不可能とされ、その後クレメントの『二十億の針』に始まりベスターやアシモフに依ってSF探偵小説の歴史が築かれてきたが、この作品は謎解きの為に天使と云う舞台装置を前提とした処が変わっている。そして最後まで死の不条理を訴えかけているように感じた。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.60
(5pt)

登場人物は苦悩するが

作中の天使、神について読者からすれば「作者がそう決めたから」で片付いてしまう。
なぜ世界はこうなのか?
なぜ善人が死ななければならないのか?
作者がそう決めたからです。終了。

ただ、青岸探偵事務所の面々がめちゃくちゃ魅力的なので、星5でいいと思います。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.59
(5pt)

登場人物は苦悩するが

作中の天使、神について読者からすれば「作者がそう決めたから」で片付いてしまう。
なぜ世界はこうなのか?
なぜ善人が死ななければならないのか?
作者がそう決めたからです。終了。

ただ、青岸探偵事務所の面々がめちゃくちゃ魅力的なので、星5でいいと思います。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.58
(2pt)

世界設定で押し切れず,青臭さだけが残る

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

特殊設定ミステリの扱いになるのか,顔のない天使が降臨した現代社会が舞台で,
多くが想像する天使とはかけ離れた容姿も含めて,戸惑いと期待が入り混じる序盤.
ただ,それら存在を,『そういうもの』と押し切れるだけの魅力には欠けて映ります.

また,『ルール』の抜け道を突く連続殺人と,そのトリックは悪くないのですが,
一方で,読む側の想像や,推理欲をかき立てる描写が足りないように感じられます.

そのため,解決篇に特別な驚きや心が動く点はなく,動機も平凡な域を出ておらず,
探偵の過去を掘り下げ,彼を奮い立たせる回想にしても,それが前に出すぎの印象で,
現実でも続けられる,正義云々のやり取りには,青臭さ以上のものは抱けませんでした.
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.57
(2pt)

世界設定で押し切れず,青臭さだけが残る

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

特殊設定ミステリの扱いになるのか,顔のない天使が降臨した現代社会が舞台で,
多くが想像する天使とはかけ離れた容姿も含めて,戸惑いと期待が入り混じる序盤.
ただ,それら存在を,『そういうもの』と押し切れるだけの魅力には欠けて映ります.

また,『ルール』の抜け道を突く連続殺人と,そのトリックは悪くないのですが,
一方で,読む側の想像や,推理欲をかき立てる描写が足りないように感じられます.

そのため,解決篇に特別な驚きや心が動く点はなく,動機も平凡な域を出ておらず,
探偵の過去を掘り下げ,彼を奮い立たせる回想にしても,それが前に出すぎの印象で,
現実でも続けられる,正義云々のやり取りには,青臭さ以上のものは抱けませんでした.
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.56
(5pt)

タイトルが良い。内容も良い。

この作者の本に、出会えて良かった。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388
No.55
(5pt)

タイトルが良い。内容も良い。

この作者の本に、出会えて良かった。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.54
(3pt)

期待はずれ

一言でいうと「期待はずれ」です。

本格ミステリ、特にクローズドサークルものや魅力的な探偵が登場する小説が大好きなのでめちゃくちゃ楽しみにして読みましたが、残念ながらそれを超えてはくれませんでした。
モヤモヤする点が多くずっと引っかかりながら読了。
良質な本格ミステリをたくさん嗜んできた方はこの作品を楽しめないかもしれません。

【良かった点】
・真犯人の使ったトリック。2人以上殺せば地獄に落ちることや天使の存在をしっかり活かせていて良かった。

【モヤモヤした点】
・2人以上殺せば地獄に落ちるこの世界では、連続殺人が起こりずらく探偵の存在が不要になったとされている。→そもそも1つでも殺人事件が起きたら、それを解決するのも探偵じゃないか?“連続殺人”が起きない世界で探偵が不要っていう前提が理解できなかった。

・主人公である青岸の「探偵」としての素質が伝わってこない。今まで解決してきた事件はいくつか紹介されるが、“どう”解決したのかはあまり分からない。探偵というワードが何度も本文に出てくる割に、そのキャラクターもあまり魅力的でなかった。

・登場人物の関係性にも感情移入できない。青岸、大槻、伏見、早倉など過去にも関係性があったらしいが、それを納得できるほどのストーリーが伝わってこない。

・全体的に文書が稚拙。カッコつけた言い回しも寒く感じる。

・1番盛り上がるはずのラストもありきたり。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
4150315388