ザリガニの鳴くところ

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評判

ザリガニの鳴くところの評価:

4.39/5点 レビュー 243件。 A ランク

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平均点4.39pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全297件 201〜220 11/15ページ
No.97
(5pt)

ラストが推理できて驚きは無かったが、面白かった。

幼い頃見た映画、太陽がいっぱいでも途中でラストシーンが浮かんでしまい、最後の驚きを味わう事ができなかった。
20数年前に見たユージュアルサスペクツも途中で最後の状況が浮かんでしまい魅力半減。
この本でも、ミステリーであったあのアイテムがああなるなっと途中で浮かんでしまい、あ、ここで出てくるぞっと先読みしてしまい驚きも半減、読み終えても後味が悪かった。この疑い先読みする性格を呪いたい。
しかし、陰鬱ながら美しい湿地の情景や、裁判の迫力は読んでいて心を動かされた。
皆におすすめしたい本です。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.96
(5pt)

さすがは本屋大賞

読むほどに先が気になり、読むのが楽しみになりました。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.95
(5pt)

最高の名作

評判の話題作で、私の地元の図書館でも異例に4冊も購入されているが、それでも2か月以上順番待ちがついていた。
…読んでみて、納得。独特ですごい内容だが決してファンタジーではないと感じさせられる。名作だ。
細かい内容は他のレビューにお任せするが、一言でいうと『人よりはるかに困難な状況で自分の道を伐り拓いてきた(文中 P450)』女性の物語。
ラストはじーんときた。大満足できるすばらしい物語。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.94
(5pt)

今年読んだ中で一番面白かった

少女の成長物語でもあり、サスペンスもあり、大自然の美しさもあり。大満足の一冊だった
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.93
(4pt)

最も孤独なヒロインが愛おしい

素晴らしい小説だった。ミステリーという分類であるが、犯人は最初から分かりきっている。本書の心に残るところは、謎解きのプロセスではなく、主人公の孤独と希望の持てない環境、それと闘う強さであった。

多くの女性は少女期に孤独を感じたことがあるのではないか? そんな中でも、主人公のカイアほど孤独と疎外感を抱く存在はいまい。私が読んだ小説の中でもトップのボッチ・ヒロインである。

孤独と戦い、時には負ける主人公カイアが愛おしかった。自然や野生生物から育まれた主人公の人生観に、ぶれない深みを感じた。カイアを取り巻く湿地の美しさと沼地の恐ろしさに鳥肌がたつ思いがした。

面白さは後半に行くほど加速する。読後感も良い。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.92
(4pt)

2020年的意義を持ったミステリー

やられた…
 読了後妙に清々しい気持ちにさせられた。
 湿地で見つかった1人の青年の変死体。疑いの目を向けられたのは幼い頃からたった1人で湿地に生きてきた女性カイア。カイアの送った人生と一つの事件とが絡み合いながら物語が進行する。
 ミステリーとしての性格に加え、動物学者たる著者ならではの自然と人間に対する慧眼、人間性に対する独自の洞察が秀でている。
 そしてやはりこの2020年という年に本作が持つ意義も忘れてはならない。舞台となる時代は異なるけれども、Me Too運動、BLM、トランプ旋風など現代を取り巻く様々な社会問題を背景として読むとき、本作の描く深く暗い「沼地」がみえてくる。カイアは白人でなければならず、少女でなければならず、「ホワイトトラッシュ」でなければならなかった。
 しかしこの物語を最後まで読むとき、カイアは「沼地」ではなく「湿地」を生きたのだと感じさせられる。社会も権力も届かない、ただ力強く拍動し自然の摂理が支配する世界を。そしてそこにいかなる社会的圧力にも屈しない生命の本質があると著者は見たのではあるまいか。「やられた…」と感じるのはまさにその部分なのである。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.91
(5pt)

まるで映画化を想定していたかのよう

動物やら自然やらが好きでないと、前半は少し退屈。
場面がパラレルで展開しだすとだんだん面白くなるが、犯人は誰かをつき詰めるミステリーではない。
場面の展開は、まるで映画化を想定していたかのよう。
結末はちょっと予想外だったけれど、なるほどでもある。
どんな風に映像になるのか興味は沸くが、結末を知ってしまうと、映画を見たいという気持ちは半減するかも。
Kyaをカヤでなく「カイヤ」としたのはなんかよかった。
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4152099194
No.90
(5pt)

一人の少女の生き方

絶対に読んで後悔はしません!!
今まで読んだ小説の中でもかなり面白いです。
そして私の予想は外れしまいました…
皆さんの予想は当たりますか?試しに読んでみてください。
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4152099194
No.89
(5pt)

(2021年―第92冊)ベストセラーとなるのもむべなるかな。上質のミステリー/教養小説

1969年、ノースカロライナ州の湿地帯にある火の見櫓から若い男チェイス・アンドルーズの転落遺体が発見される。事故なのか、事件なのか。地元の保安官が進める捜査線上に、「湿地の少女」と言われてきた女が容疑者として浮上する。“少女”の名は、キャサリン・“カイア”・クラーク。母も兄も姉も、そして父までもが昔、彼女を置いて村を出てしまっていた。天涯孤独の身のカイアは、果たしてチェイスを殺したのか……?

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 2018年にアメリカで出版されると、ベストセラーとなり、昨2020年に出た邦訳は本屋大賞・翻訳小説部門で1位に輝いたという話題の書です。

 物語の仕立ては、犯人探しのミステリーですが、その一方、1960年代の貧困白人層の末娘が文字も読めない生活から少しずつ人生を切り開いていく教養小説(Bildungsroman)でもあり、アメリカの大自然豊かな湿地帯に暮らす人々の人種差別や経済格差を描く社会小説でもあります。そうした幅広いジャンルを横断しながら、主人公とともに成長を感じられる見事な小説です。
 カイアが恋をし、裏切られる切なさが胸に迫ります。

 最後に意外な犯人が、意外な形で明らかになる様子には大いに驚かされるとともに、上質のミステリーを読んだという満足感を味わえました。 

 友廣純氏の翻訳は実に読みやすく、翻訳調のバタ臭さは微塵もありません。500頁を超える大部の書ですが、すいすいと読み進めることができます。こうした日本語が書けることが羨ましく感じられます。

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 この小説を読みながら、二つの作品を思い出していました。以下に紹介しておきます。

◆J.D.ヴァンス『 ヒルビリー エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 』(光文社)
:ヒルビリーとは、アイルランドのアルスター地方から主にアパラチア山脈周辺のケンタッキー州やウェスト・ヴァージニア州に住み着いたスコッツ・アイリッシュのこと。著者のJ.D.ヴァンスは1984年にケンタッキー州の北隣に位置するオハイオ州ミドルタウンのヒルビリー出身の親のもとに生まれました。これは彼の自叙伝であるとともに、アメリカの<忘れられた白人労働者階級>の現状を描いた書です。教育を受ける機会と意志をもつこと、そして努力を続けることがいかに人生を向上させることか。それを鮮烈な形で示してくれる優れたノンフィクションです。

◆映画『 ネル 』(1994年)
:ノースカロライナ州の山で奇妙な言葉を話す女性が発見される。彼女は言葉が不自由な母親に育てられ、教育を受けたことがない女性ネルだった……。ジョディ・フォスターがアカデミー主演女優賞の候補になった作品です。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.88
(5pt)

人との繋がりに焦がれる。

圧倒的な孤独の中を生きる少女の人生をただただ祈りながら読み続けた。
家族や恋人に幾度となく捨てられても、また人との繋がりに焦がれてしまう。
そんな孤独と共生の狭間で揺れ動く心情が生々しく表現されていた。
また、湿地や動物など自然豊かな描写が美しかった。

事件の真相は、墓場まで持っていく。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.87
(5pt)

湿地の少女

湿地で逞しく暮らす少女の成長物語。親の暴力と闘い、差別、貧困と闘い、ごくたまに優しさという休息を得て、また偏見と闘う。自然で育った少女は強かった。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.86
(4pt)

最後の最後にこうくるか?

主人公に移入し、裁判の場面などこの手があったかと感心しました。
最後の1−2頁はびっくりでした。
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4152099194
No.85
(4pt)

面白いのは面白い。結末には、いささか無理があるような気もするけど、まあいいや。

読み物として、面白いのは面白いです。
特にヒロインの幼少期は、とっても可哀想で切ない。まあ、これ系好きな人は「レミゼラブル」があるし、別に新鮮というわけでも無いけど。でも、幼い少女があまりにも顧みられない社会って、ちょっと酷いよね。可哀想で読んでらんない。そんな社会有る?
おそらく歯磨きの習慣も、躾もマナーも無い、栄養状態さえ悪い少女がシンデレラのように美しく魅力的に成長する。もろもろにリアリティーを感じられるか? おとぎ話や遠い外国の話としてなら理解できるのかな~。
そんな希有な状況下で、奇跡的に湿地でたった一人生きることになった少女は、やがて殺人事件の容疑者となる。
作者は著名な動物行動学者なので、動物の生態をときどき人間社会に置き換えたりして、その描写が面白い。

以下ネタバレ注意。
「ザリガニの鳴くところ」という場所は結局出てこない、一度だけ言葉が出たきり。
しかし、これは結末がそうなんでしょうね。人間のルールが通用しない場所という意味でしょう。
ヒロインは、自然のルールにおいて問題を処理した。それは、人間社会のルールを超えた自然の原則があった。
ヒロインが心の支えにしていた作家、実はヒロイン自身というオチ。でも、作家は母親が好きだった作家じゃ無かったけ? 当然幼少期には、文字も書けないし、もしかしたら、母親がオリジナルの詩人だったて事かな?
そもそも、詩人の存在を意識していたのはヒロイン自身で、ヒロインはずっと孤独。叙情トリックにしても独りよがり過ぎるでしょ…。
裁判でさんざん、時系列的な犯行不可能性を指摘しておきながら、犯行のトリックは一切説明無し。まあ、ええか!

要は、自然は残酷。
人間社会の善悪やルールは、あくまで人間の作った物にすぎない。動物の研究をしている人が、よく言うセリフですが、それを物語にした作品。
70歳の女性学者の処女作で、いろいろ荒っぽい部分もあるんだけど、一般的には普通におすすめできる良書! かな?
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.84
(5pt)

素晴らしい

打ち捨てられた少女が生き抜く姿、無視する多くの人、助けるわずかな人、
法廷闘争、サスペンス要素等々、素晴らしい本です。世界を見れば、
素晴らしい本がある。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.83
(5pt)

悲しいが美しくたくましい

久しぶりにページをめくる手が止められず、徹夜しそうになりました。
世界観も学者さんならではで新鮮でしたし、この世界のどこかに主人公が生きている感じがあって、物語に没頭できた幸せな時間でした。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.82
(4pt)

孤独を生きる人にこそ読まれるべきもの。

母親に捨てられ、父親に虐待され、
孤独を生きる少女が
寿命を迎えるまでの話でした。

売れた、だとかベストセラー、だとか
そういった類のものには手を出しませんが、
帯の書評が曖昧で内容を思わせないところに惹かれ購入、終盤までは一気に読みました。
それから一月以上放置、からの読み切り。

親との関係で孤独を感じ、
恋人との関係にも行き詰まった人には
いい話かもしれません。

孤独と共に生きる人には、
この主人公が自分に思えるかも。
私もそうでした。

主人公が自分を捨てた母親との記憶や
感情に折り合いをつけるところまで描かれているのが大変よかったです。

売れてる作品は避けてしまう私ですが、
これは買って読んでよかったな。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.81
(4pt)

アメリカ映画に出てくる豆料理のような

まるでアメリカ南部の古典的な時代小説にも感じる作品です。主人公の困難で不安定な状況がくるくる変わり、早く幸せになってほしいなとドキドキしながら読み進めました。読後の正直な感想は、自分がもしアメリカで生まれたならもっと深く入り込めたかもしれない。スタンドバイミーやクリントイーストウッド作品のような時代設定と背景描写。湿地、川、森、砂埃、海と自然が近くに描写されますが、そこにあるのはやはり人間。そして何ともアメリカ的。クランベリーソースに漠然とした憧れのあった世代の私としては、もう少し若い頃に読んでみたかったです。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.80
(5pt)

この本は読んでませんが

原本を読みました。めちゃくちゃきれいでしたね。自分はまだ、英語能力の幼稚さもあって英語できれいな文を楽しむという領域に達せてなかったのですがこの本は引き込まれるように読んでしまいました。そのきれい世界にずっと浸ってたいがあまり読み終えてしまったときはたしかに涙が出そうになりました。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.79
(4pt)

読み終わったら 表・裏表紙共 へなへなのしわ

自分には、《 印刷の活字が薄く かつ行間が狭い》と感じつつも 《訳が素直に良い 進める》と 歳を
置きおいて 眼をウドウドさせながらも 湿地の情景に 惹かれて読んだ。移動の手段が ボート それが
 想像をかきたてる。義務教育を全く受けずにも《1日 登校したのみ》本が出版出来たというのが
興味深い。小動物や鳥たち 拘置所でも 猫の 登場で 頑なに孤独で生きる分 小動物たちへの愛情は深い。衝撃の?結末で らいねん上映予定の 映画への ドキドキハラハラ感は
限りなく 薄れたが。その分 背景 情景 主人公 カイラの秘めたる 芯の部分 どんなに出来上がるか たのしみ。キーワードは  《  し  》かな。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.78
(5pt)

風に震える名もない花

この本に出会えて主人公カイアと生きることができた時間は至福だった。息を詰めるように、読み終わってしまうのが惜しいような気持ちで読んだ。淡々としながらも詩情豊かに語られる湿地の自然と生き物たち。風に震える名もなきようなカイアの生きざま。

何度も読み返したい本に巡り会えた幸せを噛み締めています。胸のなかにカイアが住みつきました。
ザリガニの鳴くところ Amazon書評・レビュー: ザリガニの鳴くところより
4152099194