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史上最強の内閣
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史上最強の内閣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 21~40 2/4ページ
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ある意味、リアルタイムの題材であると思います。 都合の良い痛快な内容には、今日の高まりつつある不満に溜飲の下がる思いであり、熱望すらしてしまいました。 確かに作り話ではあるが現実感と錯綜したままでいつまでも過ごしたい程です。 | ||||
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2013年7月読了。 おもしろそうなタイトルに魅かれて読んでみた。 こういった、「もし○○が△△だったら?」的な小説は、あまりに非現実的ではダメで、それなりの現実性、つまり、「架空話なんだけどありうべきかも?」と読者に思わせる内容であることが重要だと俺は思っている。 そういう点で、まず「内閣総入れ替え」からして“あまりに非現実的”だった。 なぜかといえば、国務大臣の過半数は国会議員でなければならないのに、二条総理(内閣総理大臣は必ず国会議員でなければならない)をはじめ、この内閣のメンバーに国会議員らしき人はいない。 「エンタテイメント小説にそんな細かいことを言うな」という声もあるだろうが、先に述べたように、そういう細かいことをクリアした“巧妙なウソ”小説ほど、読んでいて面白いと俺は思うのだ。 また、歴史上の人物に仮託した大臣が多数登場するわけだが、総じてキャラが薄い。 “坂本万次郎”にしても“西郷利明”にしても、土佐弁・薩摩弁などで地方色を出そうとしてはいるが、それだけのことで、“坂本龍馬”“西郷隆盛”の特色は極めて薄い。 他のメンバーも同様である。 しかも、主に働くのは、山本軍治防衛大臣と服部万蔵内閣情報官ぐらいなのでなおさらだ。 そんな中、キム・ジョンナムがモデルの“シン・ジャンナム”のキャラが秀でていた。 彼が日本で人気者になってゆく過程は、「こういうテはアリかも」と思わせられる。 SMバー「マゾ貴族」のプレイで、彼がロープに縛られ鉄の檻に入れられているところを、北朝鮮から侵入した工作員が“救出”するのだが、この模様を放映した北朝鮮側のニュースでは、「シン・ジャンナム同志は鉄の檻に閉じ込められ、日帝の冷酷な拷問に耐えていたところを救出された!」となるわけだ(笑) (彼の弟が指導者となった)今となっては、この小説が時代遅れに思えてしまう結果となったのは残念だが。 たまに「おっ?」と思わせる言葉もあり、そこそこおもしろい小説であることは間違いないが、文庫版の帯に載っていた「感動の結末を公約します」「これを読んで、胸が熱くならなかったら、あなた人間じゃないですよ」「書店員さんの支持率100%」といった惹句は大げさであり、次にこの手の帯の付いた本を手に取る気を失わせる効果しかない。 ★は3.5。四捨五入で「4」とする。 | ||||
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愉快、痛快! こちらのレビュー最後の解説はぶち壊しだと聞いていたので 読まずに終えました。 こんな政治家がいたら日本ももう少し良い感じになるだろうにと 皮肉も楽しく読めました。 | ||||
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タイトルと裏面のあらすじから、笑いの要素が多く入った作品で、出来としてはまあまあ面白いくらいの、評価でいえば星3個くらいのものだろうというのが読みはじめる前の予想だった。 だが読み進めていくにつれて、その予想は大きく覆されていった。 一言でいうなら、「素晴らしい」以外には思いつかないし、もうそろそろくる夏休みの推薦図書にぜひ指定してほしい、いや、してくれ、しろと思わされる内容だった。 本作は誰しもが読むべき作品だと思うけど、中高生に読んでもらいたい。 そして、二条内閣の閣僚たちから多くのことを学んで、この国をよりよくしていってほしい。 | ||||
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設定がありがちだが、最後まで一気に読み通せる。読み終わった後も特に感慨はないが、面白かった。 | ||||
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痛快である。 そして同時に、ああこういう一般人向けエンタメ小説って、世の中に存在したっけな、というのを思い出させてくれた。 古い例を出すと、胡桃沢耕史の作品などと同じ、痛快かつ荒唐無稽の系統。文章が美麗なわけでもなく、技巧的に優れているわけでもないが、単純に楽しめる。 そういう意味では、一般人向けのライトノベルと言っていい。 ラノベと一緒にするなと反論する人もいるかもしれないけれど、頭を空っぽにして楽しむというのは、娯楽として間違っていない。 だから、これでいいのである。 | ||||
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内閣に不満はありませんか? それもそのはず、実は今の内閣は二軍で、有事のときにこそ、本物の内閣、 史上最強の内閣が出動するんです・・・という設定のフィクション。 フィクションなんだけど爽快で、久々に本読みながら声出して笑ってしまいました。 でも読後はちょっと切ないのも、いいなぁと思います。 | ||||
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ストーリーが奇抜でおもしおかった。 最後のほうが、もう少し中身があれば最高 | ||||
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まず前評判なしに注文して読んだ率直な感想ですが、「面白い」です そしてこの本の面白さのポイントはコメディにあります。 タイトル的に「宣戦布告」的なものを期待したのですがその期待を良い意味で裏切られました。 リーガルハイ的な面白さと言えば分かりやすいかなと思います。 重っ苦しい事を考えずに読めばとても楽しく読めるでしょう。 | ||||
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実際の政治家を連想させる登場人物と内容に笑いと共感を与えてもらいました。ただし、解説がいただけません。読後に解説を読んだのですが本書の良さが消し去られてしまう程ひどいもので非常に残念です。(本書の作者と内容には関係ないので、解説を除けば5つ星でした。) | ||||
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日本の裏側の深い秘密を、ある程度知っている人物によって書かれたものと思います。映像化されると面白いですし、多くのメッセージを国民に伝えることが出来そうです。 | ||||
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日本の危機に現れた「本物の内閣」。 これまでの内閣達を二軍と表し、真の力を持つ二条内閣が発足した。 北朝鮮のミサイル危機に対して、思いもよらない作戦で対応していく。 随所で大丈夫かな?と思える内容が含まれているが、 実に爽快であり、同時に色々と考えさせられる小説。 外国に対して自分の意見・考えを言える内閣が日本にも欲しくなる。 現代日本にも「本物の内閣」を期待したい。 | ||||
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余計な背景を端折ってひたすら痛快なプロットがぐいぐい進んでいく。 水戸黄門か、高千穂遥「クラッシャージョウ」的なご都合主義か。 とにかく面白かった。 | ||||
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影の内閣登場!今の日本の枠組みの中で、解決策を探っていく。 著者のネーミングセンスも楽しみの一つ。 【入手経路】 本屋で売れてるみたいだし、タイトルに惹かれて購入! 【概要と感想】 日本には緊急事態に出てくる「影の内閣」があって「その時」を待っている。 内閣が混乱し、北朝鮮がミサイル燃料を注入した。 内閣総理大臣・浅尾一郎(おそらく、麻生太郎をイメージ)は政権を投げ出し、影の内閣に任せることを決める。 結果、総理大臣・二条文麿を始めとする影の内閣が京都から東京へ移動。 内閣として政治を行い始める。 フィクションかもしれないけど、あってもいいかなぁと思わせる政治激。 大切なことは内閣のメンバーは日本の制度の中でどう解決するのか知恵を振り絞っていること。 大臣たちは生身の人間で、何をやってもいいという許可はない。イマの日本の枠組みの中で、 それぞれの省庁の立場の中で、最善の策を決めていく。これが面白い。 なんでもありは、面白くなくなることが多い。イマの日本の現状の中で物語が進むからこそ、読み応えがある。 そして、出てくる登場人物や組織のネーミングがたまらない。今の政治家の名前は誰をイメージしているのか、 内閣のメンバーの元ネタは歴史上の誰を元ネタにしているのかを調べてその人について調べても楽しめる。 <内閣メンバー> 内閣総理大臣:二条友麿 内閣官房長官:松平杜方 総務大臣:高杉松五郎 法務大臣:島崎楼村 外務大臣:坂本万次郎 財務大臣:浪花秀吉 文部科学大臣:新門辰郎 厚生労働大臣:具志堅洋子 農林水産大臣:米内成美 経済産業大臣:近江明人 国土交通大臣:紀伊国屋百恵 環境大臣:松前熊蔵 防衛大臣:山本軍治 国家公安委員会:西郷利明 (20〜21ページより) 取調官:桐野利春 取調官:岡田卯蔵 <その他気になる名前・ネーミング> 自由民権党総裁:浅尾一郎 民権党代表:鷹山釘男 社倫党党首:宮城美津穂 とあるオピニオンリーダー:辻政信 「夜明けまで生放送」司会:田畑宗太郎 私のツボは社倫党党首・宮城美津穂の名前と描写。物語でも結構出てくる今の政治家です。 元ネタの人は党首を辞めちゃいましたけどね… 【引用】 運動会のかけっこで全員一等賞みたいな平等は最悪(56) | ||||
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本の中に出てくる内閣が実際に有ったならば、もっと政治に関心が持てるのではないかと感じました。 | ||||
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二条内閣が実際の国内外の政治・外交の中ではそこまで言えないだろうということまで、 痛快に、ユーモアたっぷりに、発言・行動してくれ、ストレスの解消になる。 そして物語終盤、北朝鮮からの核ミサイル発射を経て、 戦争勃発の懸念を抱く東亜テレビの小松に対する、高杉松五郎総務大臣のことばが心をうつ。 この国には『サザエさん』がある。 (中略) サザエさんが日本人に親しまれるかぎり、この国は戦争の道を選びやせん。 『サザエさんの幸福』を日本人が手放すはずはない。わしはそう確信しちょる。 それほど深く反戦の思いは日本人の心に刻まれておるんじゃ。理屈じゃないけえ。 サザエさんと反戦の思いとの関係はここでは詳しくは書かないが、 日本人の家族に対するその見解は非常に奥深く感じた。 | ||||
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この小説で描かれ理想とされているのは 今の自民党以上に愛国心をもった政治家 だと思いました。 小説の端々に、みんなでダメになっていく 左翼教育を批判する台詞があって、その 通りと納得。 個性、個性というが、個性で食べれるように なるのは並大抵ではない。それ以前に一人前の 社会人になれるよう、最低限の教育はしっかり 教育すべきだ。など村上春樹などの無責任な 個人主義と相反する主張は、非常に気持ちの よいものでした。 この路線でどんどん書いてほしいです。 | ||||
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過去4年間の停滞した日本の政治に嫌気がさしている人なら、この本を読んですっきりしましょう!あまりにおもしろかったので、友人にもプレゼントしてしまいました。 | ||||
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何人にも紹介しました。 面白い発想。内閣の構成も良い。 読んで損なし。 | ||||
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ちょっと笑いに走り過ぎてる感はあるものの 左でも右でもなく、おかしなものはみんなぶった切って行く痛快さは 政治や社会に閉塞感のある今だからこそ面白い。 あくまで風刺コミカル小説として楽しまれるのが良いと思います。 あと、解説は 落語家にあるまじき無粋の極み、なので読まない方が良いです。 改訂があるなら小学館文庫は削除すべきです。 | ||||
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