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大名倒産
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大名倒産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 21~40 2/6ページ
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文春文庫で上下巻ある。浅田次郎らしい歴史物のドタバタで「笑いあり泪あり」というやつ。 幕末、ペリーが来航したくらいの頃の、三万石くらいの、一応松平がつく葵の御紋の架空の小親藩が舞台。鮭と米が特産の雪国なので新潟村上藩的な感じ。おれは新潟市に3年くらい住んでたので、村上は何度か行ったことがある。三面川という川にサケがのぼってくるのだ。鮭の博物館的なものがあって、機会があったら行かれたし。 この丹生山藩は積もりに積もった借金が25万両、毎年利息だけで3万両。三万石=1万両の歳入では到底返済できない。隠居した先代は跡を継がせた当代に腹を切らせて倒産を目論むというお話である。 文庫の巻末に作者と磯田道史の対談が所収されており、これが読ませる。軍事政権が江戸250年の太平で骨抜きになり、武士は食わねど高楊枝的金は穢れ的領国経営を続けていればそりゃ倒れるわなあ、ということがよくわかる。 | ||||
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実際に幕末から明治期にかけて全国の藩の大半が借金を踏み倒した事例があるから | ||||
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ありえそうで、ありえない話。 その想像力を掻き立てる文章力が本当に素晴らしい | ||||
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流石の浅田先生の小説です。奇抜なタイトルに惹かれましたが、内容も奇抜で楽しめました。 | ||||
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江戸時代末期に近い頃にはお大名は勿論家臣も借金まみれーーー我がご先祖さまが藩特産品を一手に扱っていた問屋からの借金証文があったし、明治維新以降あちこちの藩も借金を踏み倒した事は確か | ||||
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これはこれは…かなりの名人芸ですね。いや~こういうものを書ける人がいるんですね!ヘンな言い方ですが、中身が濃ゆくて、読んでいてすごく得した気分。失礼な言い方でごめんなさい。 構成良し、描写良し、登場人物良し、セリフ良し。気に入った箇所は、2~3ページ戻って読み直したりしています。 上人さまと正心坊の会話とか、何とも言えずいい!正心坊の喋り方(聞いてないけど)も何かかわいいし。あと、仁王丸と猿とのやり取りもいい。 これぞ幸せな読書…浅田さんありがとう! | ||||
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新品が即時に配達され、本の内容もよく満足している。 | ||||
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現代の日本に似てて結末はどうなるかと思って読みました。ラッキーで終わりましたが、今の借金だらけの日本はどうなるのでしょ。このままではどこかの国に乗っ取られるのでしょうか?世の中不安です。 | ||||
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憑神、一路に通じる幕末お笑いあり、涙ありの浅田劇場。ストーリーの展開が読めず、最後まで一気に読み終えた。映画化されるのが待ち遠しい。 | ||||
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本書を読み進むうち電車を乗り過ごすこと二度三度。 さては老耄の度が進んだかと狼狽えるが、断じてさにあらず。 単に本書が面白すぎただけである。 浅田次郎節が好きな人には絶対のオススメ。買って損はなし! | ||||
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楽しみました | ||||
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凄く面白くて、一気に読んでしまいました。 ちょっとふざけすぎでは?と思わないでもないですが、第一級の娯楽時代小説だと思います。 | ||||
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なし | ||||
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泣いたり笑ったり最高でした。私の永久保存版です。 | ||||
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今までの浅田次郎先生の作品と違って 主人公が大名というお金持ちの話。 自分を物語に投入できなかったです。 その結果、いまだに積読入りです。 すみません。。。 | ||||
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読んでいて楽しいとはこの事です。次がどうなるのか楽しみです。 | ||||
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末期癌と老いの極まった老母をショートステイ送り出し、この本を読んでいる。人情モノの芝居を観に行って、少しは自分も人の心を取り戻したかな、みたいな読後感。世の中そんなに甘かないが、捨てたもんじゃないかもよ、と一瞬でも思えるなら、この金額で済むなら安いもんではなかろか。 | ||||
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小説家に『人間国宝』というのはないのだろうか。 浅田次郎さんは、単に直木賞とか勲章とか、そんなんじゃなくて、人間国宝に指定すべき才人。 『大名倒産』ー千利休の茶とか、若冲の屏風絵とか、それらに匹敵する見事な小説である。 江戸時代の終わりのある松平家傍流の大名家は家産が傾きかけているー筋を書くのは野暮という者なので、やめる。巨匠の名人芸が冴え渡る一冊である。 | ||||
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満足する読み応え | ||||
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特に誰が悪い訳でなく、ただ仕組みが悪い。一介の人ではどうにもならん。を覆す群像劇。 出てくる人は皆良いひとで、落語調の笑える話です。面白かったー。 池田さんがいい人すぎてホロっとくる。 | ||||
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