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あの頃僕らはアホでした
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あの頃僕らはアホでしたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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同年代なので。 私も全く同じ環境に三年間、過ごしました。 倍率の無い学校に落ちた仲間が沢山います。中学卒業時には、 既に60歳まで免許が取れない仲間もいました。学校のガラスは、 殆どがガムテープで補強され、トイレは殆どが破損していました。 卒業式は警官に囲まれて、終わって帰っていく警官に石を投げた ものです。先生方の車で無傷の車はありませんでした。 書ききれません。 懐かしい。 捕まらないようにこそこそやる。っていうのではなく、男は こんなもんじゃ、あたいを見てごらん。そんな時代でした。でも 結構みんな笑ってました。 東野氏の作品では、一番好きです。 初期の作品群の文章の力みが消えた、本当の東野圭吾を読めます。 本来の文体、面白さです。 100点。ありのままの姿に。 | ||||
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私は数年生まれが遅く、生い立ちも九州なので、全く 等しくとは言いませんが、小中高時代を思い出し笑ってしまう 場面の多いこと。 我々世代はやっぱ仮面ライダーかな。ウルトラマンも変身したけど ライダーは変身のポーズがかっこよかったな。 ブルスリーは中学の時かな、お手製のヌンチャクを学校に持ってきて 奇声を発しながら振り回していた奴もいたな。 定期券をごまかすのに知恵を使ったり、ゲーセンにはまったり、 面白すぎる。 大学での暮らしはよく分かる。私は和弓の方だが、洋弓とのライバル意識は あったな。体育会系はどこもそんなもんか。なつかしきかな。 根性全盛、ハードなトレーニングをすれば勝利はついてくるという時代でしたね。 就職もみんなとは言わないが、本音では、、、 あまりにも共感すること、共通体験?多くて、笑ってしまう本でした。 | ||||
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芸人より面白いエピソードもたくさんあってとても面白かったです。 | ||||
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大阪生野区で生まれ、小・中・高、そして大学生までの体験を綴った著者の自叙伝。 全24話の短編形式で話が進み、昭和の悪ノリ満載である。 携帯電話もインターネットも無いアナログな時代、便利な世の中ではないけども、 その時代の文化、アホな悪知恵などはどこか心がほっこりするのは何故だろう。 人間関係や仕事の悩みなど、結構馬鹿らしく思えてくる心の処方箋的作品。 | ||||
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自伝的短編集。 電気工学科に入学したのに電磁気学をきちんと勉強せずに単位を取った話。 大企業に入社したいけど,競争の激しいところを避けて、デンソー(当時は日本電装だったのでN社)に入ったという話。 子供の頃には悪さをした話。 男子が読めば、なるほどと思うかもしれないが,女子が読むとどうなんだろう。 | ||||
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著者の自らの体験を題材にした青春記。面白おかしいお話に仕上げてあるのはさすがと思うが、読み終わると、同じ世代としては、著者自体は意外と要領よく振舞っているという印象を受けた。だからこそ、今の売れっ子作家の地位を手に入れているんだろうが。 | ||||
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日本一の売れっ子作家センセもお子様の頃はアホだったのですね。 小中高大学時代それぞれの思い出を綴ってらっしゃるのですが、 もう読みながら大笑いし、転げまわっていました。 時代を遡るほどにアホの密度が濃いような気が。。 小学校と中学校のエピソードには悶絶してしまいます。 給食とインチキ商売のおっちゃん、ビートルズにブルースリー。 先生は毎日「蹴り」の練習をなさっていたのですね。アホすぎますやん。 あの怪獣話、今もこんなに鮮明に記憶されているとは当時本当に夢中だったのでしょうね、 なんともかわいらしい感じがしました。 そういえば朱川湊人氏のエッセイにも氏が怪獣フリークだったとありました。 この当時の少年はみんな怪獣大好きだったのかな? 高校大学時代のエピソードも面白いですが、小中に比べると衝撃度はやや劣りますなあ。 ただし、K少年の定期券偽造のお話は面白すぎますやん! 先生はホンマにアホでしたなあ。あっ、これはK少年のエピソードか。 タイトルに偽り無しのエッセイでした。 | ||||
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書かれているエピソードの一つ一つが面白いだけでなく、ウルトラマンとか、ビートルズとか、その時代を反映した風俗の描き方も面白い。 作者を育んだ関西文化というものもよくわかる。 ここまで書いてもいいのか、というくらい赤裸々に書いているその率直さが気持ちよい。 読書が全く嫌いだった作者が『アルキメデスは手を汚さない』を読んで小説のおもしろさに目覚めたというが、私自身もこの作品を読んで、江戸川乱歩賞受賞作を全部読んでいるのだから、親近感をもてた。作者が同じ賞をもらったときの感慨はいかばかりかと改めて想像した。 東野小説のファンなら必読の書。 | ||||
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夜中に読んでしまったのですがついつい大声で笑ってしまいました。「あの頃ぼくらは巨匠だった」は笑いが止まりませんでした。他の作品も面白かったです。一読の価値あり! | ||||
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まさに青春時代だなぁと思う作品だと思います。 バカやって楽しんで 懐かしさがありました。 | ||||
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作家・東野圭吾のルーツを知りたくて手に取った1冊。 彼の小学生から大学生までの人生の歩みを面白おかしく綴ったエッセイで、 読みながら「本当にアホだなぁ」と爆笑したり、時には苦笑いもしてしまう。 中学時代のエピソードには「こんな酷い学校に通っていたのか」と驚いたが、 それでいてグレもせず、道を大きく踏み外すこともなく、可もなく不可もなくで過ごした高校〜大学時代。 定期を偽造した話が特に面白く印象に残ったが、 こういう創造力と想像力こそが彼の小説においてさまざまなアイディアを生み出す源となっているのだろうな、 と思わず納得してしまった。 普通の家庭に育った普通の子供(のはず)なのに、今や時代をときめく売れっ子作家。 彼の幼い頃を知る近所のおばちゃん(今はおばあちゃんか)連中や同級生達は、 一体どういう心境でその活躍を見ているのだろう。 「あいつはこういう子供だった」という話を、彼らからも聞いてみたくなる。 | ||||
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著者の大学卒業までについてのエッセイです。 とても面白かったです。もう何度も読み返しています。 学校給食、中学の不良、金欠、異性、体育会系、単位の取得、就職活動等、 昔も今も、男子学生の悩みは共通なんだなあと思いました。 ただ、どうしても男性の方がこの作品に共感しやすいということになってしまうかもしれませんね。 | ||||
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こんなにハチャメチャな青春時代を送ってきた人が、いまや当代きっての人気作家。 これを読むと、今いい学校に入ることを目標にして勉強にばかり浸かっている若者は、もったいない人生を送っているなぁ〜と感じます。 本当に好きなこと、やりたいことを見つけるのが青春時代。そんなことをさらりと教えてくれる本です。 怪獣のくだりの思い入れが強すぎ、ちょっとついていけないところで、星一つ減点とさせていただきました。 | ||||
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私は、作者よりやや年下で、同じ6学区内とはいえ、 違う区で生まれ育ったので、 本書を読んで、あぁやっぱりI区にいかんで正解やったいう思いを強くした。 高校時代にI区やN区から来た同級生に、彼らの中学時代の話を聞いたが、 まさに、本書に書かれているようなことが日常茶飯事であり、 あんな育ち方をして、よくミステリー小説など書けるなと正直思う。 あんたらの育ち方のほうがよっぽどミステリーやでと思う大阪人は多いはず。 高校大学では、今をときめく大作家も、私らとほとんど変わらないことをしていたのかと思うと、東野圭吾をもうちょっと読んで見ようかという気になった。 大阪人の変な強さを見た気がして、なんとなくうれしい。 先日の全国学力テストで、大阪は小中とも45位ということで、識者は大騒ぎだが、 本書を読めばその原因の一端がわかろうというもの。 | ||||
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関西人で筆者と同年代の私は筆者のようにブルースリーの熱狂も体験した、荒れた中学校も体験し、高校では文化祭で劇を上演し、大学の部活動の新歓コンパで死ぬほど酒を飲まされて救急車を呼んでもらった。まるでおもろい話をするのがうまい奴の馬鹿話を聞きながら、「そうそうそんなんあったなぁ」と共感しながら最後まで一気に読んでしまった。井上ひさし氏のユーモアに近い感じ、いやこれはコミック漫画に近い感じ、いや吉本新喜劇の抱腹絶倒に近いかんじの作品です。何度読んでも飽きない作品です。 | ||||
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エッセイとしても普通に面白いのですが、 「小説のあの部分はこの実体験から来ているんだ」という発見が多くて 東野さんのファンにはたまらないです。 | ||||
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東野圭吾にどんなイメージをもつだろうか? 直木賞作家にはどんなイメージを抱くでしょうか? 幼少の頃から就職するまでをエッセイとして綴った本書には、等身大の作者がいる。 東野圭吾がいつ頃アホだったのか?などと本気で思う人はいないと思いますが・・・・・・・本が 嫌い、勉強も得意な方ではない、怪獣が好きだ・・・あの東野圭吾と言えど小さい頃から神童のような 存在であったわけではない。 自分自身の同時期と比べることで、作者にどこにでもいる”普通の人間”を感じることができる。 それがなんとも言えず心地良い話。 | ||||
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人気作家の爆笑エッセイ。「これがあの緻密かつ多彩な作風で楽しませてくれる作家の自伝?」とびっくりしました。 このエッセイを読んでから他の作品を読むと、作品の中に氏にとっての“こだわり”のあるキーワードを発見して、ついニヤリとしてしまいます。“私立中学(と無法な中学)”“ビートルズ(ジョン レノン)(イエスタディ)”“インチキ露天商”“子どもの残虐性”などなど これを読めば、東野作品が2倍楽しくなる・・・かな? | ||||
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すごく楽しくて、何よりホッとする作品だ。 同年代で同性の作家なので成長にしたがって登場する事物はすべてお馴染みだ。少年期から中高生、浪人を経た大学生活の中で誰しも覚えがあるようなきわどい話が、驚くほど赤裸々に綴られている。浪人して理系に進学した境遇まで同じだが、大学の数学の授業で自分を似非理系人間と悟る箇所には強い共感を覚えた。作家への親近感が一気に増した瞬間だ。 家族とのやりとりや友人との会話は当然関西弁で、そのためか全体的に深刻さや悲壮感が漂わず、サービス精神に溢れたからっとした軽い感じに仕上がっている。 白夜行から読み始めたこの作家の新たな姿、いや「真の姿」を見た気分だ。寝る前に数編づつ読んで楽しませて貰った。 | ||||
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どんなに落ち込んでる時に読んでも、この本は心から笑える。必笑の一冊。アホ過ぎる。 東野圭吾さんは人生を心から愛して、楽しんでいるんだと思いました。ホントにいろんなジャンルを書かれてて、多才ですよね。 | ||||
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