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まことの華姫



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【この小説が収録されている参考書籍】
まことの華姫
まことの華姫 (角川文庫)

まことの華姫の評価: 3.75/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

とても退屈な話

なにが書きたいのかわからないようなストーリー。華姫という人形をあやつる腹話術師が主人公(なんだろうなぁ、影が薄いけど)で、やくざの親分の娘が狂言回し(なんだろうなぁ、魅力のないキャラだけど)らしいんですが、そももそ「腕のよい腹話術師」という設定が全く生きていないので、どうしてこういうキャラを中心に据えたのか、さっぱりわかりません。例えば「人形を抱えたとたん、人形の魂が憑依したかのように、術師が天才的な安楽椅子探偵の才能を発揮して、快刀乱麻、謎を解く」というようなお話かなと思いきや、全然、そういうドラマチックなストーリー展開にはならず、つまらん説明がだらだら続く、湿った花火みたいなお話です。この作家さんの他の作品でも「もうわかったよ!くどい!同じことを何度も言うな!」と言いたくなるような冗長な説明が多くて、内容の薄さをごまかすためか?行数稼ぎか?と疑うこもあるのですが、しゃばけシリーズの場合は設定がとっぴですし、若旦那の性格からしてこういうのんびりした展開でも、まあ、そのあたりに免じてぎりぎり許せるかなと、ときおりイライラしながらも読み続けてきましたが、今回の作品はいけません。作品の世界が
異なるのなら文体もがらりと変えるくらいの「技」を見せてほしいです。致命的なのは「登場人物にひとりとして魅力的なキャラがいないこと」でした。とても退屈で読み終えるまで苦痛でした。
まことの華姫Amazon書評・レビュー:まことの華姫より
4041046432

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