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ブラックリスト: 警視庁監察ファイル2
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ブラックリスト: 警視庁監察ファイル2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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警察の中の警察〜警視庁・監察官が主役のアクション警察ミステリー。 行確(監視と尾行)という地味な任務を、アクションと背景、そして、グッドラックなどんでん返しで、退屈する間もなく、一気に読了してしまいました! | ||||
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ダーティーハリーに出てきそうな話題。 道端でもがき苦しむ男性。彼の睾丸は潰されていた。当人は事故であり、事件ではないと主張。やがて、連続婦女暴行犯だと判明。監察は、警察内部の人間の犯行だと判断するが、その時点で捜査終了。 公園のベンチに座っていた男性。両手両足は折られ、身体中にタバコの焼け跡がある。こちらも事故と主張。後に、自分の子にタバコの火を押し付けたりするDVが発覚。こちらも監察は、内部関係者の犯行と判断したが、調査終了。 これらのリンチを主導する内部組織の調査が今回のストーリー。 法の遵守と正当手続きを無視する結果を問題視するが、治療に男性ホルモン抑制剤投与を行うのと何が違うのか、と思ったし、もう一つは、予防的懲罰のような気がしたし、普通のことのような気がした。この小説の筋とは少し異なるのではないかと思った。 | ||||
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タイトルにつきます! | ||||
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今、最も脂の乗った作家のひとり。 いつも次回作が楽しみ。 | ||||
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「密告はうたう」の続編。 今回も迫力に満ちた内容となっており、いささか荒唐無稽な設定ではあってもそれを許容させる面白さがある一級のミステリである。 佐良の頭の中でおぼろげに浮かんできた構図が次の続編にどう生かされるか今から見物である。 | ||||
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前作の「密告はうたう」がかなり高質のサスペンスだったので、間を空けず次作である本書を読んだ。 これもかなり面白い。私的には、前作よりも面白い。と言っても、話が独立しているようで繋がって いる。主役の佐良に加えて、女性刑事皆口も監察部隊に属して、警察内での事件を追う。今回の 事件は、特殊詐欺犯人のリストが2課より流出、警察内の「犯人」を追うことになる二人。このブラック リストに乗っている特殊詐欺犯人が次々と殺されていく。どうも、犯人は警察関係者らしいということで 話は展開して行く。前作では同僚を見殺しにしたという自責の念に苛まされる佐良だが、前回の 事件も今回のストーリーと絡んでくる。プロット作りが巧みだ。さらに、今回も主犯は捕まることなく、 次作に繋がるという形を取っている。登場人物の個性も際立ってきた。次作「残響」もすぐに 読まないと。 | ||||
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(ネタバレあり) 第一弾が良かったので、続けて購入。 続きものという事で、キャラの一人一人が分かっているので読み進めやすい。警察という男社会の中に女性の皆口という癒しの存在が入る事で、ほっと一息つくことが出来る。毛利という新キャラも人間味がなく今時の若者っぽくとても良い。ストーリー自体はとてもよく考えられていると思うが、密告は謳うほど伏線がつながるようなこともなく、割と単純なストーリー展開。割と簡単に犯人が割り出せてしまい、犯人もすぐに亡くなってしまうので、犯人との対決やアクションという点ではシーズン1に比べて物足りなかったがなかったように思う。 シーズン3へ繋がるようなので、そちらも読みたいと思う。 | ||||
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シリーズ1作目の「密告はうたう」でこのシリーズにドハマリし、続け様に2作目に突入。 1作目の伏線も絡み、ゾクゾクワクワクしながら、やはり頁をめくる手は止まりません。 1作目では行確対象だった皆口が2作目では人一に異動して佐良とコンビを組んでの監察業務。 もちろん、1作目同様上司の須賀も痺れるような活躍。 読みながら、WOWOWでの役者の顔を浮かべながら読めるので、2倍楽しい読書タイムになりました。 1作目、2作目と、一番大きな謎に近づきつつ、さらにその謎と闇が深まる展開で、読み終わった後の興奮と、早く3作目の完結編を読みたいという気持ちが抑えられませんでした。 もちろん1作目も2作目も単体の作品としての完成度、面白さを兼ね備えています。 警察の公安がらみのミステリーがお好きな方には一番のお勧め作品です。 | ||||
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警察の内部の捜査を行う監察官たちが、振り込め詐欺グループのリストが流出した件の捜査を行っていく中で、悪事の本質に迫っていく物語。 監察の捜査が丁寧で一つ一つ疑惑を潰しては新たな捜査をして、ということを繰り返す様子が楽しめた。なかなか尻尾を出さない身内に対して、どう真相に迫っていくのか読み応えがあった。 事件の黒幕には迫りきれなかったが、続編にも期待したい。 また、私刑についてどう考えるのか、正当に裁かれない悪人が受ける暴行は看過すべきか、という重いテーマにも触れられていた。 全ての法律を杓子定規に守るべきだとは思わない。少しでも違反した者を取り締まらなきゃいけないってもんでもない。法律ってのは弾力的に運用すべきなんだ。だけど、暴力をはじめとする力がかかわる場合、警察はきっちり取り締まらなきゃならん。 人間も法律も正義も完璧ではない中、何を正しいと判断するのか。 弁護士の虎島の言葉が印象的だった。 | ||||
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警察職員の不正を取り締まる部署の監察係の刑事が主人公の警察小説。本作はシリーズ2作目で、出来れば1作目から読むことをお勧めしますが、単独でもストーリーの理解には問題ないと思います。 大型詐欺事件の捜査資料の流出に関し、警察内部犯の可能性を追う刑事たちの前に、警察組織の巨大な壁が立ちはだかるオーソドックスな設定ですが、主人公たちが直面するテーマはなかなか重い。事件は一応の解決をみるものの、真の闇の解明は次回作へと続いていきそうです。 | ||||
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