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シャーロック・ホームズのクロニクル



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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)

シャーロック・ホームズのクロニクルの評価: 4.71/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

面白かった

ワトスン博士の親戚にあたる人物が、ワトスン博士が発表しなかったホームズとの活躍を公開するという設定なのですが、本当にドイルが書いて、かつホームズもワトスン博士も実在したかのような感じに思えるのがいいと思います。購入する価値ありです。
シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)より
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No.6:
(5pt)

続けて引き込まれる面白さ

やれやれ、予想通りに読みかけの他の本を見事に押しのけて、ジューン・トムスンのシャーロック・ホームズ
シリーズ第二弾を次は何が出てくるのだろうと興味津々、一気に読み終えてしまった。
第二弾には7短編が含まれ、付録に、これらの短編が収められたブリキの書類箱をワトソンの相続人から入手した
J.F.ワトソン博士の研究論文が付けられている。
一作目で感じたことがこの2作目でも言えるが、作者は本当にコナン・ドイルの著したホームズとワトソンの組み
合わせの妙が好きで堪らないのだろうと思う。よく研究し、二人のそれぞれが持つ人格・挙措・思考法などが、原
作と全く違和感なく、しっくり読むものの腑に落ち、ストーリーの展開の見事さと共に伝わってくる。
第1作のレビューにも書いたが、訳者押田由紀さんの翻訳文もシャーロック・ホームズ本として子供の頃から親しんだ
文章とすんなりつながって、この短編がコナン・ドイルが書いたものと言われても納得してしまうほど上手いと感じる。
本が絶版になっているのが不思議。英国ではこの原作でTVシリーズくらい作りそうに思うけれど。

一点、よく解らない部分が「ロシアの老婦人」のP183に(注**)で出てくるシャーロック・ホームズが夢中になった
スポーツの一つに「日本の格闘術の一つであるバリツ」とあるが、これが何なのかご存知の方があればご教授願い
たいのだが。
シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)より
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No.5:
(5pt)

ホームズの事件簿で触れられているが語られなかった事件

ホームズの事件で触れられながら、ついに書かれなかったホームズの贋作事件簿である。トムスンは贋作とはいえ、非常に良い作品を書いていると思う。本家よりも素晴らしい推理小説であると感じる物もある。ホームズファンはご一読願いたい。
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4488272029
No.4:
(5pt)

充分愉しめる

2冊目のこの短編集も充分愉しめた。ホームズとワトソンのキャラクター描写が楽しい。「メイプルステッドのマグパイ」でワトソン博士が古美術の勉強をさせられる場面は「高名な依頼人」で中国陶磁の勉強をさせられるくだりを模倣したのだろう。ただ、1900年前後では中国陶磁はろくな研究がなかったのに対し、英国の古美術では膨大な蓄積があるためホームズも講義できたのではなかろうか?
年代の議論をするエッセイは興味深いが、「藤荘」の年代は1993年出版のオックスフォード版でも「書き間違い」として1875年に訂正しているぐらいだから、かなり周知の問題のようだ。
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4488272029
No.3:
(4pt)

正調贋作の逸品

現代作家ジューン・トムスンが贈る正調シャーロック・ホームズパスティーシュの第二段年代記と名の通り、若かりし日から最近まで(?)ホームズの活躍が語られるホームズの語られなかった事件ほど作家の創作意欲を刺激するものはないようで
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No.2:
(4pt)

正調贋作ホームズ、現代風味が楽しめる

ジョン・H・ワトソン医師が発表できなかった原稿ã‚'発表するかたちでの正調è'‹ä½œãƒ›ãƒ¼ãƒ ã‚ºã‚·ãƒªãƒ¼ã‚ºã®ç¬¬ï¼'集。å...ƒã€...いわゆる”è-å...¸â€ï¼ˆã‚³ãƒŠãƒ³ãƒ»ãƒ‰ã‚¤ãƒ«ä½œå"ï¼‰ã®ä¸­ã§è¨€åŠã•れている事件ã‚'作å"åŒ-ã-たものã‚'集めた、というスタンスã‚'貫いているファンには楽ã-い作å"é›†ã ãŒã€ã"の第ï¼'集ではæ-°ãŸãªè©¦ã¿ã‚‚å...¥ã£ã¦ã„る。「未発表事件のå...¥ã‚Œå­ã€ã¨ã„うべきか、第一集「秘密ファイル」の中の作å"ã‹ã‚‰å‡ºç¾ã-た作å"ï¼ˆã€Œãƒ¡ã‚¤ãƒ-ルステッドのマグãƒ'イ」)が登å 'するのだ!ã"れは”è-å...¸â€ã¸ã®æŒ'戦とã-ては綱渡りだが、å...¥ã‚Œå­ã«ã™ã‚‹ã"とで逆にリアリティがå¢-す結果にもなった。お見事!お見事、トムスン女史。一連のジューン・トムスンのè'‹ä½œãƒ›ãƒ¼ãƒ ã‚ºã§ã¯æœ€ã‚‚「現代風å'³ã€ãªä½œå"ãŒé›†ã‚ã‚‰ã‚Œã¦ã„る。一番の特å¾'ã!¯å¥³æ€§ã®å­˜åœ¨æ„Ÿã®å¼·ã•と、å¥'ç'„など現代的な概念が強く出てくるã"とだろう。社会階ç'šã®æ„Ÿè¦šãŒè-„いのもæ°-に掛かる。æ¯"較的読みやすい翻訳の口調の影響もあるかもã-れないが。ã"の特å¾'ã‚'好きか嫌いかは趣å'³ã®å•é¡Œãªã®ã§ã€ä½œå"ã®å„ªåŠ£ã‚'決めるものではないが、レãƒ"ュアにとってはå°'ã€...”è-å...¸â€ã‹ã‚‰ã®é•å'Œæ„ŸãŒæ®‹ã£ãŸã®ãŒæ®‹å¿µã ã£ãŸã®ã§ã€æ˜Ÿã¯ä¸€ã¤å¼•く。
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No.1:
(5pt)

パスティーシュならではのホームズが楽しめる?

ジューン・トムスン女史のホームズパスティーシュシリーズの中では、個人的にはこの1冊が一番好きです。というのも、この中には聖典にはあまり見られないホームズの一面、例えば、ちょっと子供っぽいホームズ(?)、ワトスンを気遣うホームズなどを見ることができるからです。後者については、聖典でホームズが冷たいというわけではありませんが(実際聖典でも「緋色の研究(習作)」や「三人ガリデブ」等ではワトスンを気遣う場面がありますし)、トムスン女史の作品に独特の何ともいえない温かみがあるのです。お勧めの作品はやはり、最後に掲載されている「スマトラの大鼠」です。なんとワトスンのあるひらめきが、窮地にいるホームズを救います!これ以上は、ご購入後のお楽しみです。
シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズのクロニクル (創元推理文庫)より
4488272029

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